小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

引越完了

2017-05-04 | 環境
ふと気がついたらGWでした。
4月12日に引越してからあたふたどたばたしている内にGW。
引越は好きだったのにもうこりごりです。これも加齢のせいでしょうか。

波乱続きの毎日で未だに一つの部屋は手つかずの物置状態です。
管理の行き届いたこのマンションは規則がたくさんあって大変。

小鳥のさえずりで目を覚ましていた日々が遠くなってしまいました。
でも、買い物は凄く便利です。だから満杯だった冷凍庫がガラガラです。
ワンコは自宅以外のマンション内では抱っこしなければいけません。エレベーターも一台しか使えません。

パソコンが故障してやっと退院してきたので転居はガキを作らなければ。
人間は済ませたけれどワンコの転入届けにも行かなければ。
まだまだ出てこない物も多くて不便です。
もしかしたら処分してしまったものを探しているのかも(笑)
マンションやビルだらけの街ですが昔のままの住宅地もあってなかなか趣があります。
ワンコの散歩で夕方には歩き回っています。

まだしばらく「小梅日記」には取りかかれないみたいですが、とりあえずお化粧直しだけはしてみました。
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古手紙

2017-03-11 | 環境
幾度かの引越をくぐり抜け、残されてあった手紙を読み返してみた。
やはり、今回も燃やしてしまえない手紙ばかりだった。
もう鬼籍に入った人の手紙が多い。新しい真実も探り当てることが出来た。
でも、父の手紙は一通もない。多分‥切なすぎたのかもしれない。
その代わりに段ボール一箱分の日記がある。重量も内容も重すぎる。
今回、思い切って何とかしようと決心したもののやはり無理みたい。
引越先の天袋の奥にでも仕舞い込むことになりそう。

手紙も日記も残された者には残酷な場合が少なくない。
ネットもその日が近づいてきたら削除してくれる所に手続きしておこうと思う。
本音を知って欲しい反面、それで傷つけるのはよくない。

さて、本日はアルバム整理。
すっぱりと全部廃棄できればどんなにさっぱりするだろう。
子供の頃に「お父さんのお母さんよ」などと知らない人の写真を見せられて全く興味がなかったことを思い出す。だから、最小限度、亡くなった人との写真を残すことにした。子供なり孫なりが処分すればいい。
父親がカメラ好きで暗室まで持っていたから写真の数は多い。一枚の写真の背後には膨大な物語が広がっている。
だから、なかなか作業が進まない。

「断捨離!」と心の中で叫びつつける日々が当分は続きそう。
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棄てる

2017-03-08 | 環境
「一年間使わなかった物は捨てていこう」
夫がそう宣った。大賛成である。
シンプルに暮らしたい。

それからドラマを見る時はリビングやキッチンの画面ばかりが気になる。
裕福な家庭設定ほどシンプルで普通の家は物に溢れている。
裕福な家には収納スペースやお手伝いさんがあるからかな。
ライター時代にはよく撮影現場に行ったが、狭いスペースなのには驚いた。
テレビに映るとなぜか広く綺麗に見える。
いつぞや生活保護家庭が良い暮らししてるじゃないかと非難めいたことが言われたのもそのせいだ。
また、撮影の時は整理された設定の方が喜ばれる。散らかし撤収するのに手間がかかるから。

一年間使わなかった物は実に多い。でもそれらは必要があって入手したのだからいつか要るかもしれない。
いや、待て。「あったらいいかも」商品はなるべく購入しないようにしているのだから「いつか」という不確かなことは無視すべきではないか。
物はまだいい。また買えるから。
困るのは「思い出」物品。
年賀状や手紙に写真たち。
これらは1年どころか十年以上も見ていない。
デジカメのおかげで最近のはメモリーカードで保存できるので大助かりだ。捨てるのも誠に簡単だし。
捨てがたい写真はデジカメで撮っておく方法もあるらしいけど。
さらに本たちの処分にも頭を悩ます。何度も処分してきて、幾度も同じ本の購入に迫られてきた。そして、増殖し続けるのである。
夫は目下のところ読み返していて、それらを処分するという。
こちらは選別していて(本には失礼だけど)逆に読み始めてしまい作業が停滞してしまう。

いずれにせよ「捨てる・棄てる」というのは精神上からも体力面からもしんどい。

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言い訳

2017-03-07 | 環境

すっかりのご無沙汰になりました。
「四国遍路」を終えて新年を迎え、折角近くにあるのだからと今度は「西国三十三所」を巡ることにしました。
子供達も帰り日常を取り戻し小梅日記を書かなければと思っていましたが、思いがけないことや〆切りなどが次々起こり振り回されています。
思いがけないことは良いことも辛いことも大変なこともあります。
辛いことは友人や知人の不幸な出来事で心が乱れて平常心でいられません。それに絡んでの上京などもありましたが、一番大変なことは引越が決定したことです。心も時間も均衡がとれなくなってます。

そんなわけでしばらくはそんな環境の中でのあれこれをメモしていくことにします。
「小梅日記」再開は5月くらいからになりそうです。大阪に行っても小梅さんの足跡は追っていきたいです。

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挫折しました

2013-12-12 | 環境

白内障の手術が終わりました。
空がこんなに美しかったのかと感動してます。
その一方で、焦点の合わせ方がなかなか難しくて慣れません。
今までのメガネは使用しないようにと言われてますが、かけないとPCの画面が読めません。
目下、処方箋に合わせたメガネが出来上がるのを待っています。

手術が終わってヤレヤレと一息ついていたらパソコンが突然に起動しなくなりました。
壊れてしまったのです。ほんとに突然でした。

新しいパソコンを作ってもらうのに10日間。
セッティングが終わったパソコンはピカピカしてます。
モニターは27?横広がりで作業もしやすそう。
そうワクワクしたのも束の間。
ファイルが全滅!!
バックアップの大切さに身が削られます。
小梅さんの日記もすべて消失し、何かがぷツンと切れて書き続けていく気力も消えました。
PCをこれから育てていかなければなりません。
不細工ながら江戸末期から明治22年まで生きて日本の大きな変革を紀州の地から眺め教養ある女性の目で描いた小梅さんの日記は素晴らしい宝だと共に体験したくてこんな無謀なことを始めてしまいましたが、死ぬまでに三冊(それでも一部だそうです)の日記を現代文に書き直すことは不可能でしょう。背景を調べ、単語や人間関係を把握するのも難しすぎました。

くだくだ書きましたが、早い話がギブアップします。
テンプレも変えて新しく出直すことにしました。
長いあいだ、訪ねてくださったみなさま、ありがとうございました。
また、よろしくお願いします。

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