小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

ぎんなん

2024-10-13 | 雑記

秋が来てすこし歩く気になった。
ゆっくり歩くと呼吸も静か。
気がせいたりすると息苦しい。
走ってるわけでもないのに心臓にせかされてしんどい。不思議…。

どこを歩いても、どこにでもダダがいる。
忘れるために一生懸命に彼と一緒したここかしこを歩き回る。
そんなことで十年も一緒に歩いた記憶は消えはしない。
忘れることは諦めよう…何度誓ったことか。
今日はつめたくあたたかい日差しだったので、思い切ってぎんなんを拾いに行った。
毎年ダダと一緒に拾ったぎんなん。今年もたくさん実っている。
気がつくと涙があふれてきていた。
息苦しさなど遠い彼方…。
こんなこと、みんなはどうやって越えていくのだろう。

一握りしか拾えなかったぎんなん。秋ですねえ。
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2 コメント

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思い出は良いことだ ()
2024-10-14 03:51:34
たかが10年・・されど10年・・共に暮らし、
走馬灯のごとき思い出、ご心境お察し申し上げます。
ダダとの在りし日々の思い出こそ、ダダの供養と察して大いに共に歩んで日々を楽しんでいただきたい。
私も90歳になり、歩くたびに息切れが生じます。
急かず、焦らず、のんひりム-ドで歩んでまいりましょう。寒気の候、健康管理にはお気をつけて・・・
またね・・・
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思い出多すぎ (koume)
2024-10-19 23:25:45
鮎さんこんばんは。
昨夜書いたコメントが反映されていませんでした。
パソコンの調子が悪いのですが直す気力も智力もなくなって悲しいです。
鮎さんは益々冴えていらっしゃいますね。
クッキーちゃんも元気そうで、毛も長くなって可愛いですねえ。お手入れが大変でしょう。
元気が何より。お書きになってるブログで勉強させていただいてます。
いつもありがとうございます。
返信する

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