小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

六月十四日、十五日

2020-06-20 | 嘉永六年 癸丑日記

六月十四日 

晴れた。しかし、大分涼しい。
夜に出口の家内が来た。酒は徳利で二。


六月十五日 

おおいに暑し。
善之助どのがくる。栗山も会のつもりでくる。
酒一つ出して直ぐに帰った。
夕方から安兵衛を連れて川原へ行く。
月が美しく趣がある。十時頃帰る。
大手御門の所に千太郎がきている。
回状がきたそうだ。
このたび、フランス船が来る候につきめいめい相心得ているようにとのこと。
岩橋に回す。


コメント
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