小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

年が明けて

2025-01-09 | 雑記
まだ松の内なので小声で「おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします」と申し上げます。
このお正月はコロナとインフルのおかげであちこちで騒ぎを起こしているようです。
我が家でもまず長男がコロナにかかり嫁と孫が来阪する予定だったところ、一人先に来た長男孫が菌を置いていったかも。
次いで嫁が発熱し、受験を控えた娘の娘たちを大事を取って「来るな」と阻止。
結局は誰も来なくて食べものばかりが残された次第です。長男宅の次男は少し前に羅秒していたので来てもらえば良かったのに防止。
慎重になりすぎたかと反省してます。
でも、何軒かの友人宅でもコロナ旋風で大変だったようです。遠方から着てるのに順番に発熱して、救急車もすぐには来てくれず病院は行列…
中学受験を控えた子たちは受験もならず人生までかえられています。
去年の元旦は地震でしたね。たまたま奈良で揺られました。そしてまもなく大震災の日がめぐってきます。

たまたま録画してあった美空ひばりのワンマンショウを見ました。
幼い頃から大人になるまで好悪に関係なく流れていたうたごえです。
背景の海や田んぼが懐かしい友人たちの顔と友ぬかんできて涙ぐみそうになりました。
ひばりさんもですが、思い出の中のともだちも何人かは召されていってしまってます。
死にかけながらもよく生きているなあと我ながら感心してます。
細々と目的を探して今年も頑張りましょう。
よろしくお願いします。
幸をさがしましょう。
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大石討ち入りの日

2024-12-10 | 雑記
日本人は忠臣蔵が好き? かっては年末になると長時間ドラマで忠臣蔵がよく作られた。
最近は歌舞伎か文楽で部分的に演られる程度かも。
12月14日は忠臣蔵のクライマックス、討ち入りの日だとされている。
特別に忠臣蔵が好きなわけじゃない。
まあ、歴代の内匠頭や大石内蔵助を演じた役者さんを思い出すのは楽しいけれど…

物書き? の端っこに入って初めての友人になったMの誕生日がこの討ち入りの日だった。
彼女は筆まめな人で背の高い見た目が男性っぽいのだけど内面はじつに細やかな女らしい人。
誕生日にプレゼントをもらって驚愕したのがとても懐かしい。
頂いたらお返しせねばならない。そうしてどれだけの誕生日をむかえてきたか。
それゆえに討ち入りとの誕生日が関連づけられている。
Mは菜食主義だった。なぜか魚介は食べられる。六本木の中華店の海老そばが好きだった。
誰よりも長生きしてみんなの葬儀委員長をするからねと言っていた。
「良い芝居を書きたい」というのが夢だった。
Mはどんどんたぼうになっていき、筆を折って大阪へ来他私とは疎遠になっていった。
誕生日のプレゼント以外は。
パソコンもスマホも使えない彼女とはたまの電話しか連絡がとれない。
そうして久しぶりの電話で「わたし、肺がんでステージ4なの」と告げられた。
もう師走に入っていた。
年が明けたらお見舞いに行こうと大きなシクラメンを贈った。
病人に鉢物を送ってはいけない。そこまで深刻に考えたくなかった。
そして、それが最後の誕生日の贈り物になってしまった。

今年ももうすぐ討ち入りの日が来る。
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呆け防止

2024-11-29 | 雑記
だんなから提案された。
「呆け防止に株をやってみたら?」
株? 父が残してくれた旧姓のいくらかの株の配当を楽しんでいるだけ。
そういえば、タンス貯金も銀行預金もいけません。寝かしているだけではいけません。
社会を動かす一助のためにも投資をしよう、みたいな文言をよく見聞きする。
銀行なんて預かり賃を請求しますみたいな感じだった。
でも株は損する話が多いから、損するよりは現状維持の方がまし?
これはやはり内向きなのかな。
という次第でYouTubeで株のあれこれ、流れ、株式会社のことなんか見てみることにした。
10万くらいからもできるのね。
でも僅かな資金で償金会社に行く勇気はない。
「今は全部ネットでやるんだよ」
パソコンのことは私より知らず、スマホも電話しか使わない人なのに。
人はやりたいことは覚えるんだ。
というわけでリードされて証券会社のサイトに口座を作り株の売買が出来るようになった。
次は株の選択。上場会社は無数にあるからかなり勉強しないと決められない。
たばこ産業なんて禁煙率が上昇してるのに業績がいいし、銀行株も軒並みあがっている。
なんで、なんで。
それなりに事情がある。トランプさんの当選でも国際市場に大変なえいきょうがあるわけで簡単に虎の子の行き先を決めることは出来ない。。
ましてや、安定株をいつか必ず上がるから、倒産することはないからと買ったところでいい思い? が出来る頃まで生きてはいまい。
毎日の数字の推移やささやかな配当金に株主優待のプ楽しめれば結構なことだと思う。
今はささやかないくつかの銘柄を買ってみようかなという心境。
さて、どう展開することやら。


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整形外科

2024-11-10 | 雑記
股関節置換手術のリハビリに通っていた整形外科で脊柱管狭窄症といわれていて大きな病院に行ったらまず町医者の紹介状を持ってきなさいと言われた。
呼吸科に通っている病院なのに。
何となくすっきりしないけど腰痛は何とかしなくてはと私鉄の駅前近くの整形外科に行った。
いといとたくさんの検査の結果、狭窄症はなくて骨粗鬆症が始まりかけていると言われた。
さらについでに小指を見せたら立派な「ばね指」だといわれた。
小指が第二関節から曲がっていてまっすぐしょうとするとパタン!とはねるようにのびる。
小指なのであまり不便は感じないで少々痛かったけれど伸ばしたり曲げたりして遊んでいた。
注射をするか手術をするかと聞かれた。
手術? 指の付け根にメスを入れるらしい。
すぐできるよと言われたけれど三ヶ月ほど使えないらしい。これは大変。やりたくない。
注射は三ヶ月くらいしか持たないらしい。注射、痛いんだろうな。
で、結局現状維持をえらんだ。痛みに耐えられなくなったらお願いすることにした。
調べるとマッサージを朝夕にするとましになっていくらしい。

十六才で盲腸の手術をしてお産を二回した以外に病院とは縁がなかったのに、加齢によって一気にあれこれの病魔がしのびよってきている。加齢のせいと言われれば致し方ない。結局は長生きしすぎなのだ。税金泥棒でもある。
おかげで病院が舞台のドラマに親近感がもてるようになった。


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忌中葉書

2024-11-08 | 雑記
昨日昨日は立冬。あんなに暑かったのに何て寒いんだ。
木枯らし一番に乗って忌中葉書が舞い込んできた。
母上のことゆえ年に不足はないだろうけど哀しみはまた別。
数年前からどんどん知り合いや関係者が鬼籍へと旅立っていく。
年賀状を卒業したから今後はあまり情報も入ってこないだろう。
そして、私の訃報もお知らせすることはない訳でどうしたものか。
リビングウィルノートに知らせて欲しいところだけ書いておくしかないのかな。
でも、知らせたい人の多くは先に逝ってしまってるし…
そんなこと思いながらお悔やみはがきを書いた。若い(年下の)ともだちへの絵はがき。
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