四月八日
おおいに天気良し。
※山東伊太祁曽へ参る。
雄輔、虎之丞、為之助なり。
初茶屋で一杯食べにぎりめしも食べて参詣。
ご祈祷帰りなのでどこにも寄らずに2時過ぎに帰宅。
主人は岡野へ行き8時過ぎに帰る。同時に久野が餅を持ってきた。
今日は菊池と関口の稽古をみたいとみんな行く。
明日は西脇の稽古を見るらしい。
夜になって主人は丸山へ行った。
※山東伊太祁曽神社
旧称は山東宮。式内社、紀伊国一宮。旧社格は官幣中社で、現在は神社本庁の別表神社。和歌山市内にある日前神宮・國懸神宮と竈山神社、伊太祁曽神社に参詣することを「三社参り」と言う。
祭神である五十猛命はスサノオの尊の御子神で、父神に従って高天原から大八洲国(日本)に天降ったとき、多くの樹木の種を持ってきて、日本全土に木の種を播き植林したので木の神様とされている。
4月第1日曜日には木祭が行われる。
「古事記」に大国主神の生命を救ったことが記されており、厄除、病難除の神としての信仰もある。
たま電車で有名になった貴志川線の伊太祁曽駅下車で徒歩5分。
深い森林に囲まれた大規模な神社。静寂さが心地良い。