小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

遍路日記一日目  1

2015-04-28 | 四国遍路
‥‥一日目‥‥
和歌山南港を10時35分発のカーフェリーでリュックを背負って徳島に向かう。
厚い雲の中から雨が海の上に降り注いでいて、雨の中を歩くのは大変だなあとちょっと憂鬱や船内は広く椅子席、畳席、wi-fi席などもある。

2時間で徳島港へ到着。徳島駅行きのバスは1時間に2本。
15分ほどで徳島駅に着く。雨はバスに乗ってる間にやんでくれた。



港からバスに乗ったのは私を入れて3名。中年のおじさんと高齢者のおじさん。
高齢者のおじさんは正式ではないけれどリュックを背負って慣れたお遍路さんっぽい。足が少し不自由に見えた。
中年男性は大阪から来て一日徳島で遊ぶらしい。

徳島駅から一番札所の霊山寺までの直行バスがある。
そこで友人二人と待ち合わせている。
この一番札所や寺前の店で参拝用品一式を買い、遍路作法なども教わることになっているらしい。



参拝用品
白衣、菅笠、金剛杖、経本、納め札、線香、ローソク、頭陀袋(巡拝バック)
輪袈裟、数珠
白衣 通販で袖無しを購入済み。
菅笠 つばひろのレインハット使用。
金剛杖 山歩き用の二本のポール。
納め札 ネットから印刷し書き込み済み
線香、ローソク、数珠は自宅にあるもの。

というわけで寺前店で買ったのは経本だけ。
お店の人に「山歩きが目的ですか、お詣りが目的ですか」と言われてしまった。
輪袈裟は白衣の脱ぎ着の時に邪魔になるらしいのでパス。
金剛杖につける鈴は熊よけだったらしいが最近はうるさいので使用しない人が多い。

お腹がすいていたのでうどんを食べるつもりだったのに売り切れ。
がっかりしてると友人二人がやってきた。友人たちが買い物をしている間にソフトクリームをなめてお腹を騙した。





いよいよ参拝。
本堂でしきたりの説明を聞く。その内になれるだろう。

一番札所 竺和山 霊山寺(りょうぜんじ)
ご詠歌  霊山の釈迦のみ前に巡りきて よろずの罪も消え失せにけり
天平年間に聖武天皇の勅願を受けて行基が創建した。



手を洗いうがいをして一礼合掌。納め札を納め札箱に入れて拝む。
お詣りの邪魔にならない端によってお経を唱える。
本堂を終えたら大師堂で同じ事をくりかえす。


このあと、本日の宿、民宿観梅苑へ向かった。

10:35  和歌山南港発
12:50  徳島港着
13:05  バス発車
13:35  徳島駅発車
14:30  霊山寺着
16:00  徒歩10分で観梅苑着
歩数計  10989歩 
コメント
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