小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

入院

2024-07-02 | カニューレ
入院って何を準備すればいいんだっけ。
高校生の時に盲腸の手術で入院して後はお産で入院した過去位の体験。
いや、交通事故で一ヶ月あまりも入院したこともあったっけ。
つまり、この年になるまで病院とは縁がなかった訳で、入院に関しても情報に疎い。
前回の肺炎の時は緊急事態で入院後に娘が何かと面倒を見てくれた。
お盆で来ていたおかげで私の命は救われたのだ。夫もほとほと感謝していた。

YouTubeを見ながら入院の支度をした。
驚いたことにコスメや化粧品が多い。入院するのにメイク?退院の時用らしい。
前回は個室だったが今回は四人部屋だからそれなりに緊張する。
お箸は100均で割り箸を買った。使い捨てで便利そう。
この際読んでおこうと思った本を五冊用意した。気になる作家の桐野夏生のものばかり。
後は下着や着替えやタオル関係、上履き用に履きやすい運動靴。、
外せないのがお醤油と焼き海苔、ついでにアドバイスに従ってふりかけ、カップにステック珈琲etc
悲しいことに入院先の病院にWi-Fi設備がない。前回の時は息子がレンタルしてセットしてくれていた。
で、まあ、10日間のことだからiphoneだけでいいとしようと充電器とテレビのイヤホンを用意した。
しかもなぜかipadminiも持参。前回はこれでドラマをしっかり見た記憶がるからダメ元です(汗)
スーツケースにつめてクリアファイルに入れた書類を袋に入れておでかけ。タクシーはすぐにきた。

四人部屋は12階。前回も12階で顔なじみの看護師さんもいて心強かった。
窓際のベッドに一人到着。ややあってあと二人にゅういんしてきた。さしづめカーテンに囲まれた要塞三つというところ。
新幹線に、地上を走る地下鉄に、新御堂を走る車たち、伊丹空港に降りていく飛行機。誠に見飽きない風景が窓外に広がっていた。
夕焼けが見られたのは入院初日だけだったか。梅雨に突入しようとしていた。







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