小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

春の嵐

2017-04-06 | 断捨離
例年の卒業式桜が今年は入学式桜になったようです。
これも地球の温暖化?が影響しているのでしょうか。

買い物のついでに見納めになるかもしれない和歌山城の周囲をまわってみました。
やはり桜はやっと三分咲きといったところです。


それでも強風の小雨模様の平日だというのに駐車場は満杯でした。
みんなそれぞれの「桜の思い出」があるのでしょうね。
熊本に転勤で越したとき熊本城の満開の桜の城内を抜けました。
交通事故で入院していた時は病院を抜け出して松葉杖をつきながら夜桜を見に行ったことがありました。
和歌山城の桜は悲しみがつきまといます。桜が散り始めた頃に兄がこの世を去りました。病院へは和歌山城の傍を通らなければならなかったのでひときわサクラの強い思い出となってしまったのです。数ある桜の思い出も和歌山城のサクラには影もうすくなります。

居間から見える池面に張り出した桜も三分咲き。写真は去年の4月1日のものです。
満開の頃が引越となりそうです。


今日は春の嵐ー強風に煽られて洗濯竿まで倒れました。が、それ以上に引越という大嵐に遭難しそうになっています。もう着ることのない和服やその小物たち。やはり、処分する勇気を持たないと先に進めないのかもしれないですね。桜が愛されるには散り際の潔さもあるのですし。


コメント (2)
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