ハイゼット エンジンチェックランプ

H14年　S200P　ハイゼット

いつも見させて頂いているリースの車両です。
チェックランプが点灯したので入庫されました。






ヒーター断線ね、原因はハッキリしましたので部品を手配。



下からできるラッキー





あら？抵抗あるじゃん
5Ωもあれば充分じゃないの？誤診か！と



修理書見たら基準値より低かった・・・これじゃ点灯しますわね。
ダイハツってこんな抵抗高いの？

お疲れ様でした

修理で頑張ってる皆さん、今年はいかがでしたか？
個人的にはとんでもない失敗をやらかしましたが、前向きに良い経験として
来年に活かして生きたいと思います。

会社の営業はすでに終わっていますが、最終日に入った修理でも。



S200P ハイゼット

帰宅中、突然吹けなくなり、マフラーが真っ赤っかになったとのこと。
一発死んでます。
なんでこう同じ修理が続くかねぇ・・・




プラグだめネー
つーか、うちで車検やっててこれか・・・
プラグすらまともに見てないのが判明、整備した人間はわかってますが
ダイハツとか散々バカにしててコレです、矯正がムリな歳だから進退含め
来年は一悶着ありそうです。



で、結局プラグ新品でも変化がないのでIGコイルとなりました。
年末最終日によくぞ間に合った！




触媒かなり焼いたようなので測定しました。
車検整備時と比べて遥かに汚いので能力落ちたか？




ディーラーと連絡がつかないと、うちに緊急の入庫依頼です。
クラッチずるずる、まだ4万キロ、これは教育が必要でしょ。
年明け一発目の整備が決まりました。


それではみなさん、よいお正月をお迎えください。
事故にはくれぐれも気をつけて！

ムーブ エンジン不調

H20年　L175S

突然エンジンがブルブルふるえ出して力が無くなった、との事でご来店されました。



お客さんの目の前でIGコイル外し、1番目にまったく変化が見られなかったのでIGコイルですねえ
なんて診断しましたが、まさかのスパークプラグでした。
結果的にはプラグ3本だけと安くなったんで、すべてオールおっけ・・・にしたいんですが
自信持ってこれです！なんて恥ずかしい診断しました。

今現在、CVTリプロやクラセンでデラに入院中ですが
持っていくときにエンジンの振動をダイレクトに受けて車体が共振してるんですね。
で、エンジンマウントもサービスキャンペーン対象だとか・・・

しつこく調べたんですが、マウントなんて初めて聞いたぞ？
部品がもう入荷しないので、年明けに改めてお預かり予定です

ちなみにこれね

サーキャン、リコールてんこ盛りですな。
ま、原因がハッキリして直してくれるんだから万事おっけー

ハイゼット 不調

H14年 S200P エンジンEF-SE
水温計が下がってくる、アイドリングがおかしい

とのことでお預かりしました。
水温はサーモ不良で完了、続けてアイドリング不調へと手を付けましたが・・・
まーめんどくさいのは俺に回ってくる回ってくる。



この車両、つなげてる最中、頻繁に通信不良となってしまい
立ち上がりだけは早いHDM3000で見ます。
F3-Gでもいいのですが、一度通信不能になると最初からの手順になってしまいますので
ちょっと面倒、今回だけはアホタレ日立で。



当初、DTCは無かったのですが
いつも通り、スロットル初期化とアイドリング初期化でおｋおｋだろ？なんてやってみましたが
一向に改善されません。
そして・・・



あらま・・・学習できませんですと。

冷凍庫によってメンテナンスフード殺されてましたが
とうとう後ろにずらしてISC点検です。下からじゃラチがあかん！



ISC作動点検で作動しないのを確認
これは初期化の作業でいつもの手ごたえが感じられなかったので
おおよそこれじゃないの？と目星をつけてました。

確証を得る為にECUとISCまでの電源等、調べたかったのですが




冷凍車専用ECUでファイネスにありません。
ダイハツに聞いても資料があるのか無いのか、ハッキリしません。
一気にめんどくさくなってきたので、もうISCモーターばらします。







ショートの形跡有り。
へぇ、こうなってるのね・・・これで3万か・・・




リース契約車両なので新品の値段出ません。
ちゅーわけで、中古の出番。



スロットルボディごとだと少々やっかいなのでモーター部分のみ交換し、初期化作業。
手ごたえとモーター音が聞こえ、いつもと同じ感じ。




コードも消えてくれました。









デューティー比もいい感じ




推移を見ながら正常範囲に収まるのを見届け完了です。

あー荷台元に戻さなきゃ・・・
同じ車両、あと9台ほど抱えてますが、こんな作業増えるんだろうな。

ダイハツ タント

H17年　タント　L350S　”ターボ”　7万キロ

長い坂道になると速度が落ちてきて登らないとの事で
お付き合いのあるスタンドさんから点検のご依頼です。

お預かりして、工場に自走してきたのですが
ターボが付いてるなんてボンネット開けるまで気が付かないほど、NAぽいフィーリングでした。
それまではCVTの故障かな？なんて思ってましたけど。



タービン焼きつきでした・・・
アクセル吹かすと排気管のどこかでボコボコ未燃焼ガスが爆発してるような音もしていたいので
CVT不具合は早々に目的から除外してます。

簡単に言えばオイル管理の不徹底の結論なのですが・・・



どこまでダメージが逝ってそうか、順を追って調べていくと



漏れなんてモンじゃなく、オイルに浸ってました。



白煙も出てたのでそれの特定ですが、なんだかバルブシールもヤバそうな雰囲気・・・
オイルパンも剥いだらストレーナー半分埋まってました。
残念ながら高額になりそうなので、お客様に確認してもらいました。

3ヶ月前に車検を受けられたばかりで、間にある1年点検でもオイル交換されていたと思われていたらしく
記録簿見ても交換の履歴が全くありません。
セールス担当が変更になってから、以前のようなマメな連絡等が無くなったと愚痴をこぼしていました。
ディーラーさんの営業方針には何も言えませんが、車検時にプラグすら見ない整備にガッカリ・・・
色々な拠点が統合されて豪華な施設を建てましたけど、急にハリボテだなぁと感じるようになりますね。
詳細は控えますが、その後お客様の前担当者さんが間に入り、先日デラさんが車両の引き上げ
どうやら良い方向で解決するようです。
うちは事前に見積もりを出させて頂いた点検料で完了です。

本来ならこんな点検料すらムダなんですよね、ちゃんとやってれば。