H17年 FRR35E3S エンジン6HL1
エンジンチェックランプが点灯したとの連絡が入り、引き取り修理しました。
トラックは修理時間が無いのがほとんどで、こちらも午前中しか時間が空かないとの事。
出力制御までされちゃってるのに午後から仕事請けてしまったようです。慎重かつ素早く修理します。
P0488、P1454、定番の故障コードを拾ってました。
今回は3pinでつなげます。20pinとの区別がわかりません。
下から2番目、6HL1から
P1454とP0488、EGRバルブとDPF過捕集、この2つのうちEGRバルブだけが消去してもキーonですぐに入ってしまいます。恐らく固着では済まないと予想を立てます。
他の車両でアクティブテストでは動作確認してましたので、命令してみますがまったく動きません。
おおかた予想はしておりますので早速バラします。
開いたまま止まってます、固着では無さそうです。
これ、結構綺麗なほうです。
簡単にバラしてモーター不動も確認、すぐに注文、取りに走らせます。
新品はいい!
とっとと組んで
消去して
アクティブテストで動作を確認。
少し時間ができましたのでライブデーター確認、各部の数値は合っているようです。
インジェクターもやはり読み込みだけ
シリンダーの気筒停止もできるのですがすぐにECUエラー、ひとまず使えるのでおk。
最後にしばらくかけて再点灯しないことを確認し、午前中に納車しました。
おまけ1
おまけ2
おまけ3
F3-Gのおかげで納得のいくまで整備できました。
不満な点はこれからも出てくるでしょう、ですが日常業務では手離せない存在になっております。
当方はこのフォワードをチェックできるダイアグ環境が整っていないので警告灯点灯した際はイスズへ丸投げですが・・・
たくさんの診断機があってもコネクター対応できない車種が出てくるんですね。
末端の工場には嫌がらせとしか思えない診断機事情ですよ・・・
そういえばG-SCANのイスズコネクターばか売れで生産間に合わないようですw