FRR90 フォワード
調整代が無くなったので早めのO/Hのご依頼です。
特に異常も無くテキパキと組み上げたんですが
気になる点が1つ。
スラストベアリングに油ッ気がまったく無い。
シャフトに線キズはありましたが問題の無いレベル。
このタイプは何度も交換してますがもしかしてグリス潤滑は要らないタイプ?
もしやとファイネスで確認したら「グリスは付着させないこと」
となってました。
迂闊でした。
ただのクラッチだからと昔ながらの感覚で今の今までうっすらと塗りこんでました。
今までの作業が無事なのを祈るしかありませんが気になって見ておいて良かったです。
カラーが金属からプラ成型になった理由がこれなんですね。
地味に進化してて驚きました。勉強不足です。
次は異音がしてギヤが入らないとエンコしたNKR66 エルフ
こちらはガッツリ傷入り。
エンコする前から絶対音はしてたはず。
バラバラになったベアリングが至る所に散乱。
11月に入れ替えなのでクランクシールはスルーで。
それ以外にざっと点検したら
フォークレバーのピボットが磨耗、毎年グリス塗ってればここまで減らないのに。
もちろん交換。
デュアルモードのリザーバーがヘドロのような汚れ。
ロアボールジョイントブーツがパックリ。
11月に車検通してるので記録簿見たら全部コピーした用紙に記入。
しかも何一つ部品交換した記録が無い。
エアコンプレッサーにレ点つけちゃうんだ・・・
ハブ分解しないんだ・・・
すげえ工場(モ○リ)だなぁ・・・
ブレーキローターの歪み、踏み返しが酷く進言したら
今年で入れ替えるからとやんわり拒否。
気を付けて下さいねと忠告&各部リセットし納車。
何台かあるのでこのお客さんかっさらえないか検討中。
調整代が無くなったので早めのO/Hのご依頼です。
特に異常も無くテキパキと組み上げたんですが
気になる点が1つ。
スラストベアリングに油ッ気がまったく無い。
シャフトに線キズはありましたが問題の無いレベル。
このタイプは何度も交換してますがもしかしてグリス潤滑は要らないタイプ?
もしやとファイネスで確認したら「グリスは付着させないこと」
となってました。
迂闊でした。
ただのクラッチだからと昔ながらの感覚で今の今までうっすらと塗りこんでました。
今までの作業が無事なのを祈るしかありませんが気になって見ておいて良かったです。
カラーが金属からプラ成型になった理由がこれなんですね。
地味に進化してて驚きました。勉強不足です。
次は異音がしてギヤが入らないとエンコしたNKR66 エルフ
こちらはガッツリ傷入り。
エンコする前から絶対音はしてたはず。
バラバラになったベアリングが至る所に散乱。
11月に入れ替えなのでクランクシールはスルーで。
それ以外にざっと点検したら
フォークレバーのピボットが磨耗、毎年グリス塗ってればここまで減らないのに。
もちろん交換。
デュアルモードのリザーバーがヘドロのような汚れ。
ロアボールジョイントブーツがパックリ。
11月に車検通してるので記録簿見たら全部コピーした用紙に記入。
しかも何一つ部品交換した記録が無い。
エアコンプレッサーにレ点つけちゃうんだ・・・
ハブ分解しないんだ・・・
すげえ工場(モ○リ)だなぁ・・・
ブレーキローターの歪み、踏み返しが酷く進言したら
今年で入れ替えるからとやんわり拒否。
気を付けて下さいねと忠告&各部リセットし納車。
何台かあるのでこのお客さんかっさらえないか検討中。
出た当初ミッション付近からカラカラ音がしている車が多くペダルを踏み込むと音が消えると言う事があり数台クレームで修理させた記憶があります。
グリスアップし過ぎでドロドロにさせられるのを防ぐ為ですかね?(笑)
グリス溜めがほとんど無い事にもっと早く気づくべきでした。
過去の修理ではシャフトを拭いて掃除していた記憶があるのでいつものO/Hとタカをくくっていました。
故障するレベルでは無いとは思いますが
もし異音がしたらクレーム受入れましょう。
あきらかな失敗です。
ミッション型式によってはグリスホースを繋げるタイプもあるのでどうしてでしょうね?
このところ管理業務が増え、途中エンコ救援要請に対応します。
よく工場を覗き見(笑)
クラッチトラブルで入庫したバスのクラッチを見ましたら、クラッチ板はあるもカバーの爪がボロボロで破壊してました。
担当者は停止時にクラッチペダルの上に足を載せていると申告しました。
それにしても、自分の給料の根幹であるバスの手入れ等、どう思っているのかと思うと同時にカバーの爪は折れるものなんでしょうか?
極寒のため、いろいろトラブル発生、エアー関係やら今回初めて燃料凍結で急遽3号軽油にしたり(笑)
勉強ですね。
管理する立場としては中身の構造や仕組みは大切ですよね。
クラッチをパンクさせてしまったドライバーさんも何度も同じ事をしてるならともかく、初めての経験ならば壊れたツメを見せての体験も必要かと思います。
実際、ベアリングのローラーと接触するわけですから磨耗して折れる事はあります。
操作がうまい人なら磨耗限度到達まで長い距離、時間が掛かりますからペダルに足を置く、たったそれだけのクセでトラブルに見舞われてしまいますね。
修理、運転、管理、常に勉強・・痛感しています。
ようやく暖かくなり始めました。
ぼーっとしがちな季節ですがお互い気を張って乗り切りましょう。