F3-Gで見たい車両はいくつか入庫しているんですけど
つなげる時間が無い・・・明日までちょっと先延ばし。
7月に車検整備させていただいた、ガソリンのダイナトラック
水温計が上がらずヒーターがぬるいとの事、さっそくバラします。
右が古いの
だらしなく開き気味ですえ。
本来ならパワステポンプなど、色々外して交換となってるんでしょうけど
そこはポンコツ整備士、どうやったらサーモケースだけ脱着できるか
手を抜けるものは抜いて時間短縮。
クラウン
うまく修正してくれました。
ヘッドライトは相変わらず変化が無いのでそのままで納車となりそうです。
昼休みにちらっと見て思わずおいおい・・・と突っ込んだ、毎月来る技術情報。
これ、普段トラックを整備してる人から見たらバカにしてんのかと怒られるような記事。
焼き付けによる車両火災?ドコの新人がやったのって感じです。
そもそもこの作業は、代々先輩から教えられて覚えるような事で、「グリスはこの面をツライチで」
「大型はシャフト内径まで円錐になるように盛る」など、今日はじめて写真のような作業手順を見ましたが
教えられた事とほぼ同じでした。
たぶん、どこのトラック屋も同じで、多少の作業手順の違いはあれど締め付けやグリスに関する焼き付きなんてミスは
昨日今日大型の整備始めたわけじゃ無しに、普通はやらないはずです。
プリロードの調整、ベアリングを固定するプレッシャープレートの締め付けトルク、ベアリング自体の熱による変色具合、
ガタ、振った時のガチャガチャ音で交換の判断、これらすべて整備経験が増えるにしたがって完成されていくんです。
とにかく、この作業に関しては新型車になっても昔っから変わりません。
だから今更こんな注意事項が載るなんてよっぽどアレなんかなぁ・・・なんて邪推してみたり・・
ちょうど2t車の車検だったのでハブの写真撮って見ました。
これは上が新しいグリスで下が古いグリスです。
毎回ハブ内のグリスは全部交換したりはしません。
汚い部分だけ(上っ面部分)を取ります。
こんな感じ
ベアリングカラーとツライチになるように盛って、ローラー接触部分は薄く塗ります。
洗って詰め替えたベアリングを
嵌めて
ハブシールを打ち込みます。
黒いスジはハブシールのリップあたり面、まだ10万キロ程度なのでうっすらと付いてるだけですが
30万越えるくらいからツメで引っかかるほどの磨耗が出ます。
その際はシールの位置を変えてリップ当たりを変えてやる必要があります。
ドラムごと組んで
タイヤを組んでベアリングのプリロード調整、ナットとプレートの穴が合えばボルトを入れて回り止め完成。
こちら反対側、プリロード(ガタ)の調整をして微妙に穴がズレてますがこの場合
緩ます方向に合わせます
こんな感じ
これで再度、プリロードの確認、ガタがあれば締める方向へ合わせますが、今回はガタが無いので
このままボルトを入れて締めます。
最後にハブシールのアウター、ドライブシャフトを入れて完成です。
つなげる時間が無い・・・明日までちょっと先延ばし。
7月に車検整備させていただいた、ガソリンのダイナトラック
水温計が上がらずヒーターがぬるいとの事、さっそくバラします。
右が古いの
だらしなく開き気味ですえ。
本来ならパワステポンプなど、色々外して交換となってるんでしょうけど
そこはポンコツ整備士、どうやったらサーモケースだけ脱着できるか
手を抜けるものは抜いて時間短縮。
クラウン
うまく修正してくれました。
ヘッドライトは相変わらず変化が無いのでそのままで納車となりそうです。
昼休みにちらっと見て思わずおいおい・・・と突っ込んだ、毎月来る技術情報。
これ、普段トラックを整備してる人から見たらバカにしてんのかと怒られるような記事。
焼き付けによる車両火災?ドコの新人がやったのって感じです。
そもそもこの作業は、代々先輩から教えられて覚えるような事で、「グリスはこの面をツライチで」
「大型はシャフト内径まで円錐になるように盛る」など、今日はじめて写真のような作業手順を見ましたが
教えられた事とほぼ同じでした。
たぶん、どこのトラック屋も同じで、多少の作業手順の違いはあれど締め付けやグリスに関する焼き付きなんてミスは
昨日今日大型の整備始めたわけじゃ無しに、普通はやらないはずです。
プリロードの調整、ベアリングを固定するプレッシャープレートの締め付けトルク、ベアリング自体の熱による変色具合、
ガタ、振った時のガチャガチャ音で交換の判断、これらすべて整備経験が増えるにしたがって完成されていくんです。
とにかく、この作業に関しては新型車になっても昔っから変わりません。
だから今更こんな注意事項が載るなんてよっぽどアレなんかなぁ・・・なんて邪推してみたり・・
ちょうど2t車の車検だったのでハブの写真撮って見ました。
これは上が新しいグリスで下が古いグリスです。
毎回ハブ内のグリスは全部交換したりはしません。
汚い部分だけ(上っ面部分)を取ります。
こんな感じ
ベアリングカラーとツライチになるように盛って、ローラー接触部分は薄く塗ります。
洗って詰め替えたベアリングを
嵌めて
ハブシールを打ち込みます。
黒いスジはハブシールのリップあたり面、まだ10万キロ程度なのでうっすらと付いてるだけですが
30万越えるくらいからツメで引っかかるほどの磨耗が出ます。
その際はシールの位置を変えてリップ当たりを変えてやる必要があります。
ドラムごと組んで
タイヤを組んでベアリングのプリロード調整、ナットとプレートの穴が合えばボルトを入れて回り止め完成。
こちら反対側、プリロード(ガタ)の調整をして微妙に穴がズレてますがこの場合
緩ます方向に合わせます
こんな感じ
これで再度、プリロードの確認、ガタがあれば締める方向へ合わせますが、今回はガタが無いので
このままボルトを入れて締めます。
最後にハブシールのアウター、ドライブシャフトを入れて完成です。
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