「切らずに治す脳卒中」日本脳神経血管内治療学会前々会長ブログ
第31回日本脳神経血管内治学会学術総会会長のブログ
会期:2015年11月19日~21日(無事終了しました)




この2週間、色々なことを考えさせられました。
5年前の東北の震災の時もそうでしたが、何とも言えぬ無力感に苛まされています。
2月にお邪魔して、楽しい一時を過ごした熊本がこんな事になるなんて・・・
残念ながら、脳血管内治療医って災害時救急には何のお役にも立てないのです。

熊本にいる皆さんのことを想って、心配して、祈って、できることと言えば、義援金を送ることくらいです。
まだまだ時間がかかると思いますが、一刻も早い復興を願っています。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




昨日から、日本脳卒中学会、日本脳卒中の外科学会、スパスムシンポジウムの3学会合同のStroke2016が札幌市ではじまりました。
今回は、伊達勲教授が「脳卒中の外科学会」会長を務められると言うことで、我々岡山大学の主要スタッフも札幌に集結しています。
昨日朝の学会長の挨拶にはじまり、無事に初日の会が進行し、私も座長を二つこなしました。
言うまでもなく、stroke(脳卒中)は、重要な国民病であり、これらの克服のために学会を通じて我々も情報交換しつつ、研鑽を重ねていきたいものです。
夜の街での情報交換にいそしむ医局員もいたようですが・・・

ランチョンセミナーで小笠原邦昭先生と吉村紳一先生とご一緒に

いつもながらお二人のお話はクリアカットで切れがあり、大変勉強になりました!
会場も満員の大盛況で、皆さん楽しまれたことと思います。
あと二日間、しっかり勉強しよう!っと

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




本日15:50からのOHKテレビの情報番組「なんしょん?」に、どうも私が出るらしいのです。
番組名「なんしょん?」の通り、私は何しにテレビに出るん?(なんしょんかなぁ?)ということですが、
中身は見てのお楽しみと言うことで・・・
実のところ、私もどうなっているのかわかりません?!楽しみにしております。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




さて、私はどこにいるのでしょうか?
何やらお城の天守閣が、地面の上に”ポン”と置かれたような、不思議な構図
その遠景には雪を抱えた富士山のようにも見える山が・・・

正解は弘前城でした。現在、100年ぶりの本丸石垣大修理とのことで、石垣の上にあった天守を移動させ(天守曳屋)、空き地の上にそのまま鎮座している珍しい光景を見ることができました。雪山は「津軽富士」と言われる岩木山です。弘前城は桜の名所として知られていますが、残念ながら来訪が二週間ばかり早かったような・・・

昨日は弘前大学神経内科教授東海林幹夫先生のお招きで青森にお邪魔して、第14回青森県脳卒中フォーラムで「急性期脳卒中における血管内治療最前線」のタイトルで特別講演を行ってきました。最新の血栓回収療法と、動脈瘤に対するコイル塞栓術からフローダイバーターステントを使った最先端治療のお話をしてきました。
青森で脳卒中治療に日夜奮闘されている多くの神経内科・脳神経外科、そしてコメディカルの方々にご参加いただきました。
私は、青森にお邪魔するのは初めてで、短い滞在でしたが、たくさんのリンゴをお土産に楽しんで参りました。
東海林先生は岡山大学神経内科に助教授で赴任され、私も大変お世話になりました。
そして、弘前の地で新たに神経内科の講座を立ち上げられ、青森県の脳卒中治療の中心的存在としてご活躍です。



東海林先生、瓦林先生、そしてご参集いただいた先生方、楽しい夜をありがとうございました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




昨日から新年度となりました。
岡山大学脳神経外科にも5名のフレッシュマンが入局して、これから後期研修医として活躍してくれます。
我々の時代は、医学部を卒業したら、そのまま各医局に入局して初期トレーニングをスタートしていたので、基本的には同学年で医師として”真っ新”の状態から働きはじめていた訳ですが、最近は2年間の初期総合研修を経て、その後にさらに後期研修を受けたり、様々な経歴を積んでから入局して来る人もいるので、年齢もバラバラ、各自の技量もまちまちといった感じで病棟にやってきます。
ただ、共通しているのは、脳神経外科が好きで、患者さんをうまく治してあげたい、一流の脳神経外科医になりたいという志の高さです。
これから、彼らの長い脳神経外科医人生を、楽しく有意義なものにすべく、厳しく鍛え上げていきたいと思います。


緊張しつつ、皆の前で挨拶を終えた5人のフレッシュマン、これからの活躍を期待しています!
まぁ、岡大の症例の多様さにはびっくりするでしょうね(笑)脳神経外科のありとあらゆる疾患を診ていただきます。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )