「切らずに治す脳卒中」日本脳神経血管内治療学会前々会長ブログ
第31回日本脳神経血管内治学会学術総会会長のブログ
会期:2015年11月19日~21日(無事終了しました)





夕暮れの海、島、山・・・心地よい潮風はお届けできませんが・・・

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岡山大学医学部では、3年生(医学部1回生)の学生を対象に、教室配属というシステムがあります。
これは、学生が希望する科に約3ヶ月間所属し、基礎研究や臨床等に集中して取り組むというものです。
毎年、脳外科を希望して元気な学生が回ってきてくれるのですが、今年も3名が来てくれました。
(脳外科は人気があって、3名の枠に応募が集中して、抽選になったりします)
そして、3名のうちの一人が我々の血管チーム(Vascular group)に来てくれました、米澤尚太君です。

昨日は3ヶ月の最後に、その成果を学生全員が発表する会が講堂で開かれました。
私も第一講義室での発表会を覗きに行きましたが、学生の熱気でムンムン!
その中で、ポスター発表する脳外科所属の学生さん

左の血管モデルを持っているのが尚太君、テーマは「脳血管モデル作成による脳血管構造の学習」
右はステレオグループで研究した近藤薫君です。
二人ともよく頑張りました!数年後に脳外科に来てくれるのを待ってるよ。

最後に尚太君と一緒にパチリ、「よく頑張りました」の記念撮影です。

実は、尚太君は医学部の入試の最終面接の時に私の所に当たった縁があります。10数人面接した中で一番優秀なのが彼でした。
そして面接の最後に、将来は「脳神経外科医になりたい!」と発言したのでよく覚えているのです。
そんな彼が、教室配属で、しかも私のグループに来てくれたので、私も感慨無量でした。
尚太、さらに頑張って、良い脳外科医になるように!応援してるぞ!

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日曜日は久し振りに総社市の実家に立ち寄りました。
サッカーの試合が総社の高梁川河川敷であったので、そのままシャワーを浴びに帰ったのです。
前回3ヶ月前も同じサッカーの試合後シャワーを浴びに寄ったのですが、45年前から変わらぬ古いお風呂で、試合の直後でくたくたの身体に高い浴槽は堪えたし、古いシャワーは水量もいまいちだったので、バリアフリーの新しいのにしたらと進言して帰ったのです。今回、新装されたので、そしてちょうどまたサッカーがあり、チェックしに帰ったのですが、狭くなったけど今風のきれいなお風呂になっていました。
それにしても、サッカーついでにしか帰ってこない親不孝者です。でも、お陰で快適なお風呂になったので許してください、父母殿。

そして、ふらりと近くの井山宝福寺に行って来ました、懐かしい場所です。
宝福寺は水墨画で有名な雪舟が、少年時代に修業をしたことで知られるお寺です。雪舟が修行せずに絵ばかり描いているのを怒った和尚さんが、お寺の柱に雪舟をくくりつけたところ、雪舟が泣きながら涙で足の指を使って鼠の絵を描いたら、その鼠の絵があまりに上手だったので動き出したという寓話の生まれた場所です。描いた鼠が動くはずがなく、動かない鼠に驚いた和尚さんがよく見たら、雪舟が描いた精巧な絵だったというのが本当らしいですね。

新緑と苔の緑と、本堂の白壁のコントラストがきれいです。

小学生の頃はよく写生しに来ていました、秋の紅葉もきれいです。学会のポスターにも使われた本堂です。

子供の頃は、家からちょうど1km、往復2kmのランニングコースでよく走らされたものです。
そのお陰で、今でもサッカーがプレーできていると思えば、厳しかった父親に感謝です。

お決まりのねずみと雪舟の像、膝の上に乗っている鼠、と言うことはこの鼠、やはり動いている?!

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昨日は、岡山市民病院に脳動静脈奇形(AVM)のONYX塞栓術のプロクターに行って来ました。
プロクターは技術指導なのですが、市民病院の徳永浩司先生は私と10年以上の長きに渡り、岡大で一緒にしてきた仲ですので、指導の必要はないと思うのですが、ルール上必要とのことで、行って来ました。
前回の松本健五院長インタビュー(本ブログ2016.3.9)以来のお邪魔です、病院は家から近いんですけどね。

徳永先生の手技は、落ち着いて見ていられる安定したもので、同じ師匠(Daniel Rufenacht教授)に学び、帰国後日本でもずっと二人三脚でやってきたので、お互い考えていることがよくわかるため、非常に安心して治療が遂行できます。昨日も2本のフィーダーからうまくONYXを注入して、予定通り完全閉塞が得られました。
私の方は、挨拶に来てくれた若い先生とお話していただけで、何もしていませんでしたが・・・


治療後、脳外科スタッフでパチリ!

「私達とも撮って下さい!」との美人看護師3人のお言葉に操作室で技師さんやサポートスタッフともパチリ、

皆さん非常に優秀でよくしてくださいました、白衣の女医は脳神経外科後期研修医陽子ちゃん、私の久留米大の後輩で期待の大型新人です!

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スイス・チューリッヒ、その3です。
今晩はダニエル宅にお呼ばれです。
我が家がジュネーブにいた頃は、一月に一度はダニエルのアパートメントにお呼ばれして、種々のパーティーをしていたものです。懐かしく楽しい想い出ばかり。
ダニエルがチューリッヒに移ってからも、私がご自宅にお邪魔したのは、これで4回目?!

まずは私の大好きな場所、テラスでアペリとワイン、これが夜8時頃です、まだまだ明るい。

向かって左の女性がダニエルの奥様ブリジット、右の女性は今のダニエルの職業上の相棒イザベラ
右手前の男性は、ダニエルと旧知のイタリアの放射線科医:同じく学会参加でチューリッヒに

ダニエルの従兄弟のダニエラ(料理研究家)がいつものようにご馳走をサーブしてくれて、パーティーはスタート

本日のダニエルのワインチョイスはロゼでスタート

今晩はダニエラご自慢のイタリアンでいつものように美味しくいただきました。
そしてこの時期のヨーロッパと言えば・・・アスパラ!特別にご覧に入れましょう!

いかがです?!この大きなアスパラ、お味をお伝えできないのが申し訳ないです。

その後もデザートまでフルに堪能して、最後に皆で記念写真です。

いやーー今回も美味しい料理と素晴らしいメンバーで楽しかった!

ご馳走してくれたブリジットとダニエラに感謝

いつも美味しい料理を、ダンケ! 二人にハグ&キッスです

こうして恩師からエネルギーをいただいて、スイスに来た甲斐を感じました。

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スイス・チューリッヒ、その2です。
いよいよ学会ですが、会場はチューリッヒ大学の立派な講堂です。
私に与えられたテーマは、"Endovascular treatment for cerebral aneurysms in Japan"
ヨーロッパの先生方に日本の現状がうまく伝えられたと思っていますが・・・

発表後も会場内で多くの先生方と有意義な交流ができました。

夕方からチューリッヒ市内をぶらぶら、サマータイムなので22時前まで明るいのです。
チューリッヒ湖に流れ込むリマト川の風景、天気も良く最高の眺めです。

2年前に来た時はチューリッヒ湖の遊覧船に乗ったけど、今回は乗らずでした、まるで地中海ブルーの空と川の青。

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先月は第8回ヨーロッパー日本脳卒中会議(スイス・チューリッヒ)に参加してきました。
スイスは私にとって3年間留学した、第二の故郷とも言える大好きな国です。
そして、チューリッヒにはジュネーブ大学時代の恩師であるDaniel Rufenacht教授がいらっしゃいます。
学会へのお誘いをいただいた時に、すぐにDanielに連絡を取って、学会期間中にチューリッヒにいらっしゃることを確認して、2年振りのスイス行きを決めました。

当科若手の木谷尚哉・高橋悠先生、さらに学生の尚太君を伴い学会前日にチューリッヒ着、まずはDanielのいるHirslanden病院を表敬訪問です。
ちょうど行っていた血管内治療症例を見学して、色々とディスカッションしました。

ジュネーブ時代もこうやってDanielの指導を受けながら、多くの貴重な経験をさせてもらったことを想い出します。

そして、その後はスタッフみんなと遅いランチタイム、院内食堂です。

パスタが美味しかったーーーそれにしてもやっぱ炭酸水が良いですね、ヨーロッパに来ると。


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久し振りに家でのんびりと過ごせる休日、しかも三連休です。と言っても土曜日は急患で動脈瘤のコイル塞栓術でバタバタとしましたが。
この一ヶ月は特に忙しく、週末もずっと仕事、なかなかブログの更新もできず、反省です。
忙しいと言いつつ、サッカー「ユーロ2016」を見逃せるハズもなく、TVに釘付け、連日寝不足が続いてしまいました。

久し振りの休日は自宅の掃除・整理整頓を行っています。
出てきたのは・・・

1998年ワールドカップ・フランス大会の時に現地フランスで購入したスポーツバッグ。
1997-1999年までスイス・ジュネーブに住んでいたのですが、このバッグと一緒にヨーロッパ中を旅したものです。
もちろん、ワールドカップも日本代表とともに二週間、フランス国内を旅しました、トゥールーズ〜ナント〜リヨン、結果は3連敗でしたが・・・
帰国後もずっと愛用してきたこのバッグ、先日の娘の修学旅行中に、ついにバリッと破れてしまったようです。

「人生とは旅であり、旅とは人生である」(中田英寿)
ジュネーブ時代は週末になれば、家族であちこち出かけて、家にじっとしていることはなかったのですが、
今でもそれはあまり変わりないですね、日本での旅は仕事絡みが多いのですが・・・
久し振りに家で過ごす週末で、色々と昔を懐かしんで、結局、片付けは進まず・・・

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