釜山から良い想い出とともに岡山に無事帰ってきました。
釜山ー福岡の飛行機(LCC)の方が、博多ー岡山の新幹線よりも安いという不思議な事実も判明。
それにしても韓国では素晴らしい歓待を受けて学会に参加したのか、飲み会に参加したのかわからないような贅沢な状態でした。
(皆様、誤解のないように、しっかり発表して、学術的な意見交換をしてきましたよ!)
この会は、その名の通り(Bi-Neurovascular)、脳血管障害を二刀流、つまり開頭術と血管内治療の両面から治すという主旨の会で、血管内だけでなく韓国の開頭術の先生とも大いにディスカッションできました。
そして、本会終了後は・・・
美しい夕暮れの海雲台ビーチを見下ろす部屋に移動して懇親会です。
Yong Samのオープニングスピーチ
奥で我々日本人ゲストのためにspecialなお酒を作って下さっているのは、金名誉教授(Dong-Ik Kim)です。
Kim先生は2000年に私を初めて韓国(ソウル)に招待して下さった、延世Yonsei大学の放射線科教授(当時)で、韓国脳血管内治療のパイオニアであり、Yong Samの血管内治療のお師匠さんです。
Yong Samは延世大学脳神経外科で、韓国の”脳神経外科の父”とも言えるKyu Chang Lee教授の薫陶を受け、血管内の勉強をするため、Kim先生の神経放射線科に「学内留学」していたのでした。
その時に、何とKim先生は、くも膜下出血で倒れられて、AcomAに動脈瘤が見つかり、それをYong SamとLee教授で開頭clipして見事に回復されたというドラマティックなお話があります。
(俺も自分が倒れたら、救ってくれる弟子を沢山育てておかねば・・・俺は開頭はイヤだからコイルだな)
Kim先生は、Yong Samの修復が悪かったから側頭部の開頭術後のへこみがあると笑いながら教えてくれました。
そして、笑いながら濃いお酒を我々についでくれるのです、「さぁ、飲みなさい!」と
Kim先生につぶされる前に、若手テーブルにやって来ました。
どこへ行っても若者と喋るのは楽しいものです、自分もまだまだ若いつもりですが。
残念ながらLee先生は先日亡くなられたそうですが、Huh先生(2016.9.28ブログ参照)は今お元気でアフリカにいるとか、彼らも皆、偉大な教授のお弟子さん達です。
そして、韓国でも最後の締めは・・・
ビーチ沿いに突如と出現していた屋台の数々、アジアの文化と言えるでしょうか。
Yong Sam に連れられて美味しい海鮮ラーメンで満足しました。
Reneも欧州にはない文化を楽しんでいました。
この後彼は早朝5時起で、エッセンに帰って行きました、神戸〜釜山とお疲れ様、でも楽しかったね!
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