「切らずに治す脳卒中」日本脳神経血管内治療学会前々会長ブログ
第31回日本脳神経血管内治学会学術総会会長のブログ
会期:2015年11月19日~21日(無事終了しました)






昨日4/25は一歩も家から出ませんでした。

現在までの岡山県内の感染確認者数は21人で、私の推定感染者数(多くの無症候感染者を含む)は200名。
岡山県人口約200万人のうちの200人、つまり1万人に一人が現時点で岡山県では感染していると推測。
これは下記Newsweek誌報道から、私が勝手に推測したモノ。
4/23時点でニューヨーク州の感染者は26万3460人、死者は1万5740人と、感染が確認された人の約6%。
また、州内で無作為に選んだ3000人に新型コロナウイルスの抗体検査を行った結果、14%近くの人が抗体を持っていることがわかった。
州人口をもとに試算すると、これまでに約270万人が新型コロナに感染した計算になり、実際報告されている感染者よりもずっと多くなる。
(以上Newsweek日本版より)
つまり、感染確認者の約10倍の感染者(抗体保持者)がいるだろうと言うこと。
ただし、感染拡大したNYと感染者がまだ少ない岡山とを同一に比較はできないかも知れない。

さて、Stay Home or Stay at Home(エリザベス女王はじめ英国表現らしい)
ここのところ英語を使った注意喚起が目に付きます。
外来語に弱い、何となく飛びついてしまう、日本人の習性を狙った表現でしょうか?
以下、最近の和製英語(必ずしも和製ではなく、最近日本で頻用されているもの)

不要不急の外出:直訳するとunnecessary or non-urgent outingsですが、アメリカではnonessential outingsが使われているようです。
essentialと言えば、essential worker:人々の生活維持に欠くことのできない仕事をしている人、私も一応essential workerです。

pandemic:パンデミック、世界的流行・大流行

cluster:クラスター、集団感染・感染者集団

overshoot:オーバーシュート、感染爆発、アウトブレイクと同義

lockdown:ロックダウン、厳重監禁・都市封鎖

social distance:ソーシャル・ディスタンス、社会的距離

telework:テレワーク、在宅勤務、remote workingの方が英語として適切?

今日も自宅室内で整理整頓、テレワークに励みます!
えっ?!運動は?って・・・「みんなで筋肉体操」です。


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いざとなったら女子の方が男子より大胆かつ早急に決断できる、思い切りが良い:小池東京都知事>安倍総理大臣
註:我が家もまったく一緒です

WHOは(政治的に)信用できない組織だ
(今まで色々なデータを信用してきたが・・・まぁ組織として科学的に出されるデータは信用できるかも知れないが、あの事務局長は・・・)
日本も過去、国際的に多くの拠出金を出してきたはずだが、影響力が少ないというかモノを言わない国民性があつかましい国々に蹴散らされてしまう?

中国はやっぱり信用できない、最初から隠蔽していた、WHOとつるんでいる
どう考えても、このウィルスは「China virus」でしょう!

共産主義(独裁組織)の方が、民主主義よりこのような災いの際には強い
(中国は無理矢理の都市封鎖で抑え込みに成功したが、欧米は苦心してる)

もう日本は世界の中で一流国ではなくなっている
かつてはエコノミックアニマルとまで言われ、世界第二位の経済力を誇ったのに、GDPで中国に抜かれ、今回はPCRも十分できない、韓国に差を見せつけられた(涙)
研究資金をケチってきたツケがここへ来て現れた・・・

それでも日本人は素晴らしい、非常事態になっても暴動等起こらない!
(あくまで、世界中で混乱して暴動を起こすシーンをわざとらしく見せるニュースを見ての感想です)

しかし、平和ぼけなのか危機感のない人も沢山いる
この状況で飲みに行ったりパチンコしたり・・・
医療関係者で報道されているような方がいるのは本当に残念・・・

それでも、全国に緊急事態宣言が出された今、頑張るしかない!


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昨日は、岡山大学病院IVRセンターにおいて、COVID-19患者に対する処置のシミュレーションが行われました。
今後、万一COVID-19感染患者がIVRセンターでの処置が必要となった時に備えてのシミュレーションです。
患者さんをセンターに入室させて、退出させるまでの経路を一本化して汚染区域を明確に、ゾーニングですね、
術者・看護師のガウンテクニックの練習(ガウンやマスクも十分ある訳ではないのですが)
そしてあらかじめ室内の汚染防止に周囲の棚等にカバーを掛けて準備をする・・・
改めて、大変なマンパワーと労力が要ることがわかりました。
「備えあれば憂いなし」ですが、なるべくこのような事態にならぬよう願っています。
脳外科を代表して参加してくれたハルマ先生、お疲れ様でした。
そして、いつも頑張ってくれるスタッフの皆様に感謝です!


DSA室の壁に張り巡らされたビニール保護シート!
万一患者さんが来たら、これらが降ろされ防御態勢となります。使わずに済みますように・・・



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連日、日本の感染者数が増えています。
1-2週間と言われる潜伏期を考えると、緊急事態宣言前の感染者が現在増加している訳ですが、日本人の危機感の少なさに危機感を覚えます。
イタリア・スペイン、そしてアメリカと海外の悲惨な状況はこの1ヶ月以上連日報道されています。
あるニューヨークの医師が、「東京の今の状況は3週間前のNYと一緒のように見える、気をつけて!」と語ってました。
危機感の温度差・・・
海外と日本、都市部と地方、そして、医療関係者と一般人
大変残念ですが、医療関係者の中にも、全然危機感のない輩がいますけど・・・

オシムは言いました。
「良いサッカーコーチ(監督)はペシミストであり、リアリストである。」
それを受けて私は、
「良い外科医はペシミストであり、リアリストである」と思っています。
そして、今は、皆でウィルスを適切に怖れて、そのように行動すべきでしょう。

試算では、外出者が80%減ると収束に向かうそうですが、現実はまだまだそうなっていないようです。
岡山にもひたひたと忍び寄ってくる見えないウィルス・・・
私は仕事柄テレワークができません、先週もワンチームで血管内治療をこなしています。
今後の、ウィルスの拡散によっては、予定手術ができなくなる可能性もあります。
病院は、ある意味、感染riskが高い場所です、もし私の患者さんで受診が不安な方は電話連絡して下さい。
体調が良くて、薬のみご入用の患者さんにはFax等で処方しますので。

金曜日の日経新聞、愛読するカズこと三浦知良選手のコラム、
載せてもいいかな?いいですよね?!
この緊急事態の中、多くのプロスポーツ選手が色々な形で自粛要請メッセージを寄せていますが、中でもさすがキング!

キングのメッセージが皆の心に届きますように!
この日経新聞のコラムをまとめた新刊「カズのまま死にたい」、速攻で買って読みましたよ(笑)


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遂に「緊急事態宣言」が発動されました。
岡山県はまだ感染確認者は10数人ですが、これまでの経過から、さらに増加していくことが予想されます。
危機感を持って備えていきたいと思います。
私の好きなイタリアやスペインがあんなことになるとは・・・他人事ではありません!

私の日常も、大きく変わりました。
毎日10回以上手洗い!消毒用アルコールを友にしています。
これまで、土日もあちこち出張で飛び回っていましたが、先月は週末はほとんど家で過ごしました。
お陰様で読書三昧です、先週は10冊ほど読破しました。

さて、
昨日、突然、某山陽新聞記者から電話でインタビュー受けました。
緊急事態宣言を受けての感想を述べた結果が、今朝の山陽新聞にチラリと載った訳ですが、
私が駅前のドラッグストアに並んでいてインタビューを受けたような流れになってました。
知り合いから、先生あんな所に買い物に並んどったん?と言われてしまいました・・・涙

ここから、真面目な話
某山陽放送のアナウンサーから、コロナウィルスの良い「説明書」情報をいただきました。
長野県茅野市のホームページ上に地元の先生が書かれた「説明書」が載っています。
「新型コロナウィルス感染をのりこえるための説明書」
参考にしています、石田アナ、貴重な情報ありがとうございました!




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