「切らずに治す脳卒中」日本脳神経血管内治療学会前々会長ブログ
第31回日本脳神経血管内治学会学術総会会長のブログ
会期:2015年11月19日~21日(無事終了しました)




先週は第13回日韓脳卒中の外科合同カンファレンスで釜山に行ってきました。
実は会場のホテルは、2002年日韓W杯の時に泊まった思い出のホテル。
会場では韓国の先生方と治療についてホットなディスカッションが続きました。
本当に韓国の先生方も熱い方が多いです、うん、サッカーと同じですね。

今回の大会長のKim先生と韓国脳神経外科学会の大御所Huh先生とご一緒に。

この翌日、私の発表に対してHuh先生から厳しいご指摘をいただきました、懇親会ではにこやかな笑みだったのに・・・
さて、明日から福岡で今度は日本脳神経外科学会総会、実はHuh先生と同じセッションです、楽しみ!です。

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遅い夏休みを利用して、スペインに病院・症例見学に来ました。
私のジュネーブ留学時代からの友人であるPoloを訪ねて来ました。
なんと、偶然そこにJackが来ていました。現在パリ在住ですが、月に2-3日マドリッドに治療のために来るその日にうまく当たったのです。
実は、1997年3月にジュネーブ大学第一例目の頚動脈ステント術が行われたのですが、
その時はJackとPoloがジュネーブにやってきて、恩師であるDaniel と私が助手を務めて、4人で治療しました。
当時の特殊なバルーンシステムで、私はバルーンの係をした覚えがありますが、あっという間に治療は終わりました。
私自身にとっても初めての頚動脈ステントで非常に印象に残っている症例です。
彼らもよく覚えていて、当時の昔話で大いに盛り上がりました。
私にとっては、Danielと同様に友人と言うよりは、ずいぶん年上でteacherと言うべきですが、やはりヨーロッパでは友人感覚になってしまいます。
Kenjiが来たからご馳走に行こうと言うことになりました。マドリードの有名人も来る店、残念ながらサッカー選手はいなかったけど・・・


それにしてもスペインの夜は長い・・・9時にスタートして、飲んで騒いで12時過ぎまで・・・
Polo、Jack、グラシアス!

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昨日は色々な方から、種々の言葉をかけられました。
そうです、再びサッカー日本代表の話題です。
1)何とか勝って良かったですね、このまま良い方向に向けば良いですね!
ーーーありがとうございます!そう願っています!
2)勝つには勝ったけど、どうしてあんなにシュートが入らないんでしょうか?
ーーー世界中のどの国も得点力・決定力不足に悩んでいます、日本は特に酷いけどネ!
3)どうしてもっと早く攻撃の選手を交代させないんでしょうか!
ーーー俺が監督だったら、そうしたいけど、チーム内にしかわからない事情もあるので・・・
4)第一戦で何を学んだのでしょうか?相手が弱くてラッキーだっただけ・・・
ーーーまったくその通り!でも勝利が一番良い薬なんです!
番外)アノ審判は完全におかしい!
ーーー大昔に、日本代表がW杯出場なぞ夢の夢の時代、高田静夫さんという名審判がいましたが、W杯に出たこともない国の審判なんかレベルが低すぎてダメと散々言われたものですが・・・もう中東の笛はコリゴリです!

結果的には試合は圧倒して、シュート数は21対2、うち1本は決定的でGK西川の素晴らしい顔面セーブで危なかったけど・・・こっちはシュート打ちまくっても、相手GKの好セーブもあり・・・たった2点
私の年代は1984年のロス五輪予選でタイのピヤポンというエースにハットトリックされて5-2と惨敗したイヤな思い出があるけど、冷静に考えれば、どう見てもアウェイの地でも日本が上でした。
しかし、勝たなければいけない試合をきっちり勝つことの難しさを教えられた気がします。

さて、またしても、サッカーの話から、無理矢理我々の世界に当てはめてみますが、
我々の手術・治療は、絶対に負けが許されません。
もちろん、サッカーのように死にものぐるいで向かってくる敵がいて、勝つか負けるか引き分けしかない世界とは違いますが、
やはり病気を相手に患者さんを助けるために”絶対に負けられない闘い”が日々続くのです。
常日頃から、フィジカルとメンタルを鍛えて、きっちりと仕事をこなすのみです。





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昨日は悔しくて眠れませんでした。
サッカーW杯ロシア大会アジア最終予選、まさかホーム初戦でUAEに負けるなんて・・・
それくらいで眠れないとは大袈裟なと思われるかも知れませんが、サッカー狂にとっては一大事です。

「中東の笛」にやられた・・・とか色々ありますが、
結局は2失点ともミスから自滅した格好で、日本代表として情けないものでした。
もちろんサッカーはミスのスポーツであり、ミスはつきものなのですが、チャレンジした結果のミスではなくて、何となく軽いプレーをして相手につけ込まれてセットプレーでやられてしまった・・・
初戦をホームで落としたのは大変な痛手ですが、ここから、まだ9試合もあります。
国を代表する意識でプレーしていただき、代表権を勝ち取って欲しいものです。

翻って、我々の世界ではミスは許されません、生死に直結します。
しかし、最善を尽くしても患者さんを救えないこともしばしばあります。
最高の治療ができたと思っても、患者さんがよくならなかった後は、さすがに落ち込みます。
でも、我々も日本代表と同じように、日々目の前の相手に最善を尽くして、常に前を向いて向上しないといけない・・・
過去の患者さんの出来事や、日本代表の戦い、色々なことが入り交じりながら頭をよぎって眠れなかったのです。

さて、我がファジアーノも残り12試合、悲願のJ1昇格に向けて、スパート!
サッカーも人生も続いていくのです、負けようが勝とうが・・・
いつも勝てる訳ではないので、日々一日頑張って行くのです、ちょっと悟りの境地?



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