「切らずに治す脳卒中」日本脳神経血管内治療学会前々会長ブログ
第31回日本脳神経血管内治学会学術総会会長のブログ
会期:2015年11月19日~21日(無事終了しました)




いよいよ2017シーズンのJリーグが開幕しました。
そして、J2の開幕日2/26は、ある有名なサッカー選手の誕生日でもあります。
(私と一日違いなのです・・・)
自身の50歳の誕生日のその日に、J開幕戦に先発出場してメモリアル・ゴールを決める!
というような誰もが驚くような事を、やってのけそうな選手は・・・

そうカズこと三浦知良選手、横浜FC所属です。
先発して65分間プレーしましたが、残念ながら劇的なゴールはできなかったのですが、
それでもチームの勝利に貢献し、大きなニュースとなりました。
同じ世代としてとても勇気づけられますね。

サッカー界で、長くプレーした模範的な選手として、
サー・スタンレー・マシューズ(イングランド)が知られています。
マシューズ・トリックという自身の名の付いた有名なフェイントでドリブルの名手、
そして30数年間のプロ生活の中で一度も警告を受けたことがないフェアプレーヤーで、
現役中にサーの称号を与えられた唯一の選手として活躍、50歳でプロ生活に終止符を打ちました。

私自身は、マシューズの年齢(50歳)まではサッカーを続けようと、若い頃から目標にして頑張って来ましたが、54歳になってもまだやっています、もちろんアマチュアの遊びのサッカーですが(笑)それにしても50歳でトッププロとして、20歳そこそこの若者に混じってプレーする姿は、さすが「キング」ですね、ちょっと白髪交じりですが風格を感じさせます。
今年もドンドン活躍して欲しいですね、ファジアーノ岡山戦以外でね(笑)

想い出の写真、1998年6月、スイス・ニヨン(日本代表の合宿地)にて

この直後に彼は代表を去ったんです・・・



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2月24日、高木聖鶴先生が93歳で逝去なさいました。
先生は総社市在住で、書家として、そして岡山県人として初めての文化勲章を2013年に受章されました。
この時は、高倉健さんと同時に受章されたので、よくTVで紹介されていました。

先生は長年、ご自宅で書道教室を主宰されており、小学生の私も通っていました。
ご自宅の母屋の隣に、寺子屋のような教室があって、先生は一番前の席に陣取り、我々生徒はそれぞれの席で書をしたため、うまくできたら先生の下に持っていって朱を入れていただいていました。先生はもの静かで、我々生徒も、おそらく寺子屋には二十人くらいが一度に入っていたと思いますが、黙々と書に集中していました。習字が終わったら、その寺子屋の外に水道があってそこで墨を洗うのですが、冬は水が冷たく寒かったことが想い出されます。
そのようなご縁もあって、私が血管内治療学会を主催させていただいた時のテーマ「文武両道」の題字を先生にお願いしました。
本当は先生は書の中でも「かな」の大家なのですが・・・


この書をいただいた直後に文化勲章受章が決定し、私も大変誇らしい気分になりました。
先生のご冥福を心よりお祈りいたします。

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今日、2/22はボーイスカウトの創始者、ベーデンーパウエル卿の誕生日です。
タイトルのBe Prepared 「備えよ常に」はボーイスカウト世界共通の標語です。
(ベーデンーパウエルのB-Pにも通じると言われています)

私もボーイスカウトとして色々な事を経験させていただきました。
スカウト活動は、勉強と言うよりも野外を中心とした遊びに近い面も多く、
それでも集団生活や種々の規律、過酷な訓練もありました。
例えば、真冬の”耐寒キャンプ”とか、”無人島サバイバル”とか・・・
あれっ、これはファジアーノ岡山のキャンプと一緒じゃないですか?!

ボーイスカウトには決まりがあって、

3つのちかい
私は、名誉にかけて次の3条の実行を誓います
一つ、神(仏)と国とに誠を尽くしおきてを守ります
一つ、いつも他の人々を助けます
一つ、身体を強くし心をすこやかに徳を養います

12のおきて(現在は8つだそうです)
1.スカウトは、誠実である
2.忠節を尽くす
3.人の力になる
4.友誼に厚い
5.礼儀正しい
6.親切である
7.従順である
8.快活である
9.質素である
10.勇敢である
11.純潔である
12.つつしみ深い

今、見ても素晴らしいのですが、小学生の頃はこれがなかなかうまく覚えられなくて・・・苦労しました。
申し訳ないです、B-P卿
でも、スカウト活動、やってて良かったと思うことが今でもよくあります、多くを学びました。
そしてB-P卿の教えは、「永遠のスカウト」という歌詞にもあります。
1.ひとたびスカウトに ちかいをたててなりし身は いつもいつも スカウトだ
2.ひとたびスカウトに ちかいをたててなりし身は いまのいまも スカウトだ
3.ひとたびスカウトに ちかいをたててなりし身は 死ぬときまで スカウトだ
4.この世のスカウトに 命捧げてつかえなば 死して後も スカウトだ

この死して後も・・・というフレーズをうちの母が大好きだったんですね、
と言う訳で父母に感謝しています、B-P卿の誕生の日に。



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現在、うちの娘(次女)は高校受験勉強で頑張っています。
ダメな父親として何もしてやれないのですが、頑張れ!と言ってみても娘にはかえって迷惑?!響かない?!

さて、脳外科医局の隣、呼吸器外科の壁にimpressiveなポスターが貼ってありました。
胸部外科学会のポスターですが、かのクラーク博士の有名なメッセージを標語にしています。


そう、ご存知「少年よ、大志を抱け!」です。
その後に続く言葉が何だったのか知らなかったのですが、「しかし謙虚に!」とは素晴らしい!
えっ?!でも、その下に書いてある文章も何だか見たことあるような・・・

ちょっと調べてみると、続きの文言には複数の説があるようで
Boys, be ambitious like this old man.
Boys, be ambitious as me.
Boys, be ambitious for Christ.
等が知られているそうです、奥が深いですね。

となると、But stay humbleは、この学会長が考えられたもの?
有名なSteve Jobsの" Stay hungry, stay foolish!"を思わせる名文ですね。
娘には、Girls be ambitious!と言っておきます。

そして、毎年お決まりの私の方のポスターも医局の入り口に貼っておきました!

彼らにもBoys, be ambitious ! And Go up to J1 !です

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前回、岡野俊一郎さんの想い出を書いて、1982年スペインワールドカップのゴール集を急に見たくなりました。
当時のVHSビデオテープで繰り返し見たものを、いつかDVDに焼いたはず・・・と探したところ出てきました!
NHKなので残念ながらアナウンサーは金子さんではなく、羽佐間さん、でもこの方も落ち着いた口調で二人の解説者からの”うんちく”を見事に引き出している!
岡野さんと松本さんの解説はやっぱり落ち着くんですね。
実は、松本さんには脳外科サッカー大会で主審をしていただいて、色々とお話ししたことがあるのですが、岡野さんとは遂に知己を得ることはできませんでした。
2時間に渡って146ゴールすべてを、今と比べてとんでもなくひどい画像を見ながら堪能しました。

当時は大学2年生でサッカー部の皆で集まってTV、ビデオをああだこうだ言いながら見たことを懐かしく思い出します。
イタリアが優勝したのですぐに感化されて、ユニフォームをイタリアのブルーにしたんです。

なんて単純な久留米大学サッカー部!

当時はサッカーはTVの中で見るもので、国内の日本リーグさえ生で見ることはなく、
その後、フランスやドイツにワールドカップを見に行ったり、
ヨーロッパに留学して、各国リーグを観戦するようになるとは夢にも思っていませんでした。

昨年もスペインに行って、大好きなバルサの試合を聖地カンプノウで久々に見ました、しかもCLで7-0の試合!

サンチャゴベルナベウにも初めて行けたし、DVD見ながらスペインサッカーにも思いを馳せました・・・また行きたいな・・・


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今日は県シニアリーグの試合がありました。
2月2日に亡くなられた岡野俊一郎さんを偲んで試合開始前に黙祷を捧げました。

私にとって岡野さんと言えば、ダイヤモンドサッカー!
「サッカーを愛する皆さん、ご機嫌いかがでしょうか」という金子勝彦アナウンサーの名調子ではじまる伝説のサッカー番組で、岡野さんは約20年間にわたり解説を務められました。落ち着いた、しかしサッカー愛に満ちた語り口で、司会の金子アナとの絶妙のやりとりは最高でした。
その金子アナは訃報に接して、「私は単なるサッカー番組ではなく、教養番組、旅番組だと思っていました。歴史や音楽も出てくる。サッカーからショパンですよ。岡野さんは博識で、知らないことがなかった。」と述懐されています。確かにサッカーだけでなく、世界各国の文化や選手のパーソナリティ、教養にあふれる内容でした。
NHKでやった82年スペインW杯のゴール集も岡野さんの解説(松本育夫さんと)で、それはそれは楽しませていただきました。
また、サッカーの世界に留まらず、国際オリンピック委員の要職をこなし、堪能な語学を活かして世界中の要人と交流し、スポーツ文化の発展に貢献されました。

私自身も大きな影響を受けて、サッカーのお陰で人生がより深いものとなっています。
「人生で大切なことはみんなサッカーから教わった」(JSNET2015岡山での福田正博さんとの文武両道対談のタイトル)
多くのことをサッカーから、そして岡野さんから教わったのです。
今日は雨上がりの試合でしたが、今季初ゴールを、自分で言うのも何ですが、ビューティフルに決められて、岡野さんに捧げることができました。


岡野さん、ありがとうございました。どうぞ安らかにお休みください。


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現在、第22回脳神経外科救急学会で、うどん県高松市に来ています。
写真はホテルから撮った高松市の風景、緑の公園は高松城跡玉藻公園、左奥は屋島です。正面に新築移転した香川県立中央病院が見えます。
私は香川県立中央病院で一年間過ごしたので、土地勘はあるのですが、何せ20年前のことですので、街は随分と変わっているようです。
岡山から快速マリンライナーでちょうど1時間、瀬戸大橋のお陰で近いものです。

この脳神経外科救急学会の第一回が22年前、1996年に開催され、その頃にt-PA静注療法が米国で認可され、
また脳動脈瘤塞栓用コイルGDCも1995年に米国で、そして1997年には日本で認可されました。
そのような節目の年に本学会が始まったと言うことを想いながら、
今日はランチョンセミナーで脳神経外科救急における血管内治療のお話をさせていただく予定です。

懇親会で長崎大学のチームとご一緒に、皆さん若くて元気で頼もしい!

んっ?!なぜか宮地先生が・・・

こちらは学会主催の香川大学のチーム、この度は色々とお世話になりありがとうございます。

私の隣の川西先生は総社高校の後輩です!

そして、本学会理事長の黒岩教授(大阪医科大学脳神経外科)も総社高校の大先輩なのです。
昨夜はミニ総社高校同窓会で盛り上がりました!



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