「はなの味ごよみ」高田在子を読みました。
時代小説は好きです。
この小説は淡い恋愛と料理を上手く取り入れられています。
いつもの時代小説とは違う面白さがあります。
「はなの味ごよみ」高田在子を読みました。
時代小説は好きです。
この小説は淡い恋愛と料理を上手く取り入れられています。
いつもの時代小説とは違う面白さがあります。
「わたしを離さないで」 カズオ・イシグロ読みました
2017年ノーベル文学賞を受賞。
クローンとして試験管の中で誕生し,臓器提供者として育てられた若者の話です
科学が発達してきたらあり得ない話でもないのかも
分厚く重たいテーマの本で挫折するかな?
と思っていましたが、どんどん読み進んでいました。
人物や情景、人の感情表現が緻密に表現されていて
とても読み応えのある本でした
興味を持たれた方はお読みください。
「いつも私で生きていく」草笛光子 読みました
銀髪の綺麗な女優さんです。
沢山の舞台を熟し84歳の現在まだまだと意欲を燃やす姿に拍手
これまで辛い事、苦しい事もあったけど「こんちくしょう~!」の精神でやって来ました、と。
後ろは振り向かず前を見て進む姿に勇気を貰いました。
教場0(ゼロ)(刑事指導官 風間公親)長岡弘樹を読みました
警察本部捜査一課の刑事指導官 鬼教官と呼ばれる風間公親(かざま きみちか)が
優秀な刑事を育てるという話。
”こんな謎も解けないなら交番勤務からやり直せ”
と言われると新人刑事は悪戦苦闘しながら事件に立ち向かう!
警察小説、殺人事件、どんでん返しの謎解きが面白いです。
シリーズになっているようです。
続けて読みたいと思いました
落語家 立川談春のエッセイです
17歳で立川談志に入門。
落語に興味のない人でも一気に落語フアンになるのでは
思うくらいこの本は面白いです。
新聞配達をしながらの修行時代は食べる事にも事欠き
師匠や先輩からのお小遣いでやっと生活出来ていたとか
最もチケットが取れない落語家。
私も立川談春の落語、是非聴きたいと思いました。
「美しく 狂おしく」岩下志麻の女優道
春日太一を読みました
綺麗な女優さん
冷たいイメージの人と思っていましたが
人を悪く言わない 人の良い所だけを見て
前を向いて女優業を
歩んでこられたと印象を受けました
「極道の妻たち」など沢山の映画があります
女優生活60周年記念でだされた本です
これから本格的に売り出そうとするときに篠田正浩監督と結婚を決めた
「当時は結婚したら家庭に入る」という固定観念があった時代
周りで反対された結婚で「いいじゃない結婚して駄目ならそこまでの女優よ」
逆に頑張れたんでは?
日本を代表する
たくさんの監督さんやカメラマンに認められ女優業を続けてこられたのは
人柄が影響しているんだなと感じました
映画の好きな方は読んで見て下さい
55歳で小説講座に通いはじめ
8年後の2017年に第54回文藝賞を史上最年長で受賞。
東北弁が暗い老いの話や認知症の話を
読んでいてほっこりと温かい気持にさせてくれました
”んだ” ”おらには” ”どうすっべぇ” ”しかたながっべぇ”
東北弁が止まらない可愛いおばあちゃんの語りが何とも堪りません
方言って人を癒す不思議な力があるんですね
本屋大賞受賞「かがみの孤城」辻村深月
本のタイトルに惹かれて買いました
大人になった今子どもの頃の気持ちとか
そんな気持ちあったよな!
とか純粋に懐かしく優しい気持ち温かい気持ちになれました
そしてファンタジックな夢のような世界へ
是非たくさんの人に読んで欲しいと思いました
東野圭吾
「マスカレード・ナイト」
「マスカレード」シリーズ3作目
ホテル・コルテシア東京 カウントダウン・パーティで起きる事件
”仮面の奥に隠された
真実を見破れるか”
ホテルに現れる客の中に犯人が
チェツクインするすべての人が犯人に思われてくる
ホテルのコンシェルジュと捜査一課の刑事が繰り広げる物語
なかなか面白いです。
ホテルのフロントやコンシェルジュの仕事が
日本のおもてなしと気配りいい仕事している様子が良く解りました
東野圭吾ファンの方是非お読みください
時代劇が好きな私は中村吉衛門さん演じる「鬼平犯科帳」のファンです。
梶芽衣子と言えば「鬼平犯科帳」の
密偵「おまさ」役を思い出します
高校生の時銀座でモデルとしてスカウトされ映画にも出るようになったそうです
出演作、共演者、監督、私生活を語った本です
(資料より)
こびない めげない くじけない
かっこいいですね
現在は歌手としてステージに立っていると
「恨み節」生で聴いてみたいです
興味を持たれた方はお読みください
娘から送られてきた本です
東野圭吾「魔力の胎動」
「ラプラスの魔女」の前日譚(ぜんじつたん)
聞きなれない言葉ですので調べてみました
本編を補完するような作品に使われる言葉
「ラプラスの魔女」の登場人物の過去を描いたものと解釈しました
「ラプラスの魔女」は嵐の桜井翔主演の映画化されました
映画を観る前に読んでおくとより面白く映画が楽しめると思います
「ラプラスの魔女」は長編小説ですが
今回の「魔力の胎動」は短編5部作で読み易いです
「君はいったい何者なんだ?」の言葉に惹かれて一気に読んでしまいました
自然現象をいい当てる彼女はいったい何者なのか?
先が読みたくて止まらなくなりました
東野圭吾ファンの方は是非読んで下さい
娘から送られてきた本です
「大家さんと僕」は漫画です
自分では買って読まない本ですが
たまにはジャンルの違う本も良いですね
お笑いコンビ・カラテカのボケ担当 矢部太郎さんの本です
お父さんは絵本作家のやべみつのり さん
お笑い番組は観ないんですが何となく知っている人かな?
顔を想像しながら読むと気持ちが伝わってきました
何となく気持ちに余裕をなくしている自分には
とても良い本でした
”みんな、ほっこり”
気持ちが癒されました
大正生まれの作家 佐藤愛子さんの書かれた本です。
年齢を重ねた人の本は重みがあります。
歳を重ねて老いる事を嘆きながらも
めげずに受け止め生きる姿に思わず拍手を送りたくなりました
歳を取れば花粉症が治る
歳を取ればアレルギー反応がおこる体力がなくなると言う事。
喜んでいいのか?悲しんでいいのか?
複雑な心境になりました
興味を持たれた方はお読み下さい
大衆演劇の花形。
梅沢劇団創立80周年記念出版
「顔で笑って、心で泣いて。」
忘れられない母のことば
梅沢劇団3代目座長。
艶やかな姿が印象的な梅沢富美男さんの書かれた本です。
女形の目の使い方身体の動き所作などは母親から教えられたと。
そして並々ならぬ努力の結果。
沢山の人に支持されNHK紅白歌合戦に出場された時の
芸者姿の艶姿が目に焼き付いています。
祖母、母親、自分と3代にわたり役者として歩んだ来た道。
”役者は舞台に立ったら親の死に目に会えない”覚悟がいると。
興味を持たれた方は読んでみて下さい
京都、嵯峨野の寂庵の尼僧、寂聴さんの書かれた本です。
”死に支度”?
重いタイトルに少し怯んでしまいました。
一般的には物を捨てる断捨離とか家を片付けるとか遺産の事とかと思いがちですが
思い出の人に会うのも
その人にしか出来ない事をやるのも”死に支度”だと!
寂庵さんは若い時の苦い経験から政治には係らないと決めていたのに
細川護煕元首相の選挙運動に
原発反対、戦争反対を唱え応援したと!
今自分がやらなければならない事も”死に支度”と思えたからだと!
色んな話が盛り込まれていて楽しく読めました。