なんばパークスシネマで、初めてシネマ歌舞伎を観ました。
中村勘三郎の春興鏡獅子です。
歌舞伎の中でも皆さんよく目にする獅子が、白い毛を持って振る歌舞伎です。
勘三郎さんが娘と獅子を一人で踊りわける見事な歌舞伎です。
娘の手踊り、ふくさ、扇を使っての踊り、そして、獅子が乗り移り、
最後の毛振りの舞は勇壮な踊りでした。
セリフなしなので、踊りと三味線、鼓、太鼓とのそれぞれの競演も見事でした。
美しい立ち振る舞い、繊細な衣装、鼓、太鼓、三味線の音色、
日本の古典芸能の良さを、改めて感じさせられました。
2014年4月から10月まで毎月映画館で歌舞伎が観られます。
映画の良いところは、値段が安く、歌舞伎俳優の息づかいから、
表情まで、はっきりと観られる事です。
通常の映画の料金は大人1800円ですが、シネマ歌舞伎は2000円です。
興味のある方は、ぜひ映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか。