いのち 瀬戸内寂聴さんの本です
今年96歳になる寂聴さんです。
大病をして命の火を燃やしながら書き上げた本。
日常の記録と過去の記録。
亡くなった2人の作家との友情が赤裸々に綴られています。
私達が知っている作家さんとの交流話も沢山出てきます。
岡本太郎さんに「小説家をやめておれの愛人になれ」と言われたとか!
秘書のモナさんとの日常会話。
寂聴さんが「もう十分に生きた、生き飽きた」と云うと
「法話で定命が来るまで死ねないんって、いつも話しているでしょ」と諭されたとか!
定命(じょうみょう)とは 生まれた時から定められた命の時間の事
今度生まれ変わっても小説家になりたい!それも女に生まれたい!
寂聴さんに拍手
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます