今年も昨年同様に8月の最期になって安曇野に、軽井沢からは三才山を越えて松本トンネル手前から四賀方面に向かい、途中で明科方面に出て豊科までは約2時間ほど、ちょっとしたドライブになります、安曇野では南北に走り回っていつも立寄る所を巡って、年に一、二回ぐらいしか行かないから同じような車旅になりましたが。この日は8月下旬になって続く天候不順の中では曇り空ながら雨は降らなくて、犬を連れてだと夏場はこのくらいの天気の方がいいんですよ。冒頭写真はそんな天候での北アルプス方面の風景、クッキリと見える時は雄大で当然に素晴らしいが、こういう雲に霞むホンワカ景色もいいかなと。
三才山手前の旧丸子にある農産物直売所のあさつゆにオープン直後に立寄って買物、ここは周辺からの地元客で大変に賑わっている、このあとの安曇野でも直売所はいくつかあって、出始めたリンゴなどは後の方が幾分は安かったような、ここあさつゆではマツタケのシーズンには地元産を売るはず。
あさつゆ
軽井沢の山荘からここまでは2時間ほどで、トイレ休憩を兼ねて安曇野でいつも最初に立寄るのがプラザ安曇野、こちらにも農産物直売所があるほか2Fにはチロルというカフェレストランも、昨年は定休日だったので気が付かなかったが、安曇野ガラス工房や地元クラフト作家の工芸品などを並べるギャラリースペースは縮小されていた、なかなか売れないということだろうか。この建物の前には湧水を流し出していて、相変わらず大量に汲む人たちが、もう少し遠慮して場所を占領しないように願いますよと言いたくなりますな。
2Fにチロル
裏側から
少し歩くと滔々たる流れが
ゴン太は冷たい湧水に入っていい気持だと
そのあとは南方面にある堀金に向かっていくつかの場所を巡って、午後には折り返して松川村まで北上、帰り道ついでには南北中間の池田町を通って、時間があればちょっとだけ松本にもというつもりで、いつもこんな予定で南北を走り回ると時間切れで松本はまたの機会にとなってしまう、今回もやはり同じことになりましたです、安曇野は思いのほか広い盆地なんですね。
開運堂菓遊庭、ここでも湧水が汲める
菓遊庭から北側を、稲穂と蕎麦畑が広がる、北アルプスは霞んで
昼はほりがね物産センター内にあるかあさんおむすびの店で、平日でも地元客で賑わっていました、安いのとすぐに食べられるのがいいという店で、昨年もゴン太がいたからこの隣の駐車場は木陰になるからと利用した。ここの農産物直売所も安いです、三ケ所回った中では一番安かったかな。ちょっと前の地元TVではヒマワリ畑があると紹介していたが、もう花は終りでTVの紹介は遅かった、昨年はやっていなかったからとちょっとは期待してきたんだけど。
ほりがね物産センター
田舎カレー
おむすびセット
一番南はHANAフラワーパークまで、ここには山野草庭園があるのとこの時期は値引き格安の苗があるので、今回はアサマブドウとも呼ばれるクロマメの木を買って、今ある一株に加えて軽井沢で育ててみようかと。この隣には新しくかんてんぱぱ直営店ができていて、店内には試食休憩所が設けられていた、無料でコーヒータイムと嬉しいサービスがあってそれ目当ての人も多いみたいであった。
HANAフラワーパーク
山野草と盆栽の販売テント
かんてんぱぱ
ゼリーとコーヒーの無料サービス
北上した際には穂高駅近くの小笠原わさび店に立寄ってワサビ漬けを、ここのは静岡みたいな茎だけというものではありません、刻んだ根がいっぱい入っていて美味しいですよ。
小笠原わさび店
販売所の横ではワサビを加工中、ワサビ漬けには全部を加える
安曇野での温泉は松川村のすずもし荘に、物味湯産手形を買っていてここは無料で入れるからと、弱放射能泉で源泉浴槽は25℃、これにはユックリと慣らしながら浸かって、入ってしまえば冷たさは消えてややポカポカといい湯だな気分に、放射能泉は信州では貴重じゃないかな。最初にこちらからなら併設のレストランでランチも食べられるが、やはり温泉は旅の最期の方がいいからね。
すずみし荘浴場棟
安曇野の最期は池田町に廻って道の駅でもあるハーブセンターに、池田町には蔵元が二つあって特に大雪渓酒造は有名、その地酒の販売コーナーを見たら、日本最大の燗酒コンテスト金賞受賞とレギュラー酒コンクール特賞第一位受賞というラベルのある日本酒が、我家では燗酒は面倒で飲まないからとレギュラー酒特賞ものを、これはまだ飲んでいないので、あとで印象をここに「書き加えるつもりでいる。
池田町ハーブセンター
特賞という蔵酒を買った
このあと大雪渓酒造の前を通ったら蔵の改装工事らしきをやっていて、これまでは直売所は無かったがもしかしたら試飲直売所になるのかも、僕は日本酒は蔵元でじかに買ったほうが美味しいと感じる、これって気のせいばかりじゃないと思いますが。
<追記>
レギュラー酒というのは昔の2級酒相当ということでしょうか、冷やで飲んだがこれは味が濃い旨味タイプ、スッキリ味が好きな人には合わないかも、キレという点では純米と本醸造の中間ぐらい、僕は超辛口で水のような酒は嫌いなんでこの味は好みの方だが、吟醸香までは求めないが喉越し感でやや残るものがあって、深酒しないで適度に飲みましょうという酒であった。