中さん

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日記(11.18)コラム「笑う能力」

2018-11-18 17:56:57 | 日常
11月18日 (日曜日)  

何回か聞いた笑える手紙の話が載っている

 教授の元に教え子から便りが届いた。
 「先生 お元気ですか/
     我が家のもそろそろ色づいてまいりました」。 

  艶っぽい話である。いや、そうではないらしい。
 〈手紙を受けとった教授は・・の書き間違いと気づくまで
  何秒くらいかかったか〉

 ▼茨木のり子さんの詩『笑う能力』の書き出しを引いた。

  ああ「柿」と書きたかったのね-。
  教え子の思いを推し量り、口元に笑みを含んだ人も多いだろう。
  誰もが覚えている赤っ恥の苦みを重ね合わせることで、
  色づく「姉」は無事に笑いの種となったわけである。
===============
他にも
 「次の会にはぜひお越し下さい。枯木も山の賑わいですから
  おっとっと それは老人の謙遜語で
  若者が年上のひとを誘う言葉ではない

  着飾った夫人たちの集うレストランの一角
  ウエーターがうやうやしくデザートの説明
  「洋梨のパパロワでございます」
  「なに 洋梨のパパア?」
~~~~~~~~~~~
ポエム
  若い娘がだるそうに喋っていた
  あたしねぇ ポエムをひとつ作って
  彼に贈ったの 虫っていう題
  「あたし 蚤かダニになりたいの
   そうすれば二十四時間あなたにくっついていられる」
   はちゃめちゃな幅の広さよ 
   ポエムとは
~~~~~~~~~~~~~~~
 言葉の脱臼 骨折 捻挫のさま

   いとをかしくて
   深夜 ひとり声たてて笑えば
   われながら鬼気迫るものあり
   ひやりともするのだが そんな時
   もう一人の私が耳もとで囁く
   「よろしい
   お前にはまだ笑う能力が残っている
   乏しい能力のひとつとして
   いまわのきわまで保つように」
   はィ 出来ますれば
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  山笑う
 という日本語もいい
 春の微笑を通りすぎ
 山よ 新線どよもして
 大いに笑え!
 気がつけば いつのまにか
 我が膝までが笑うようになっていた

・・・・・・・・
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日記(11.18)柿・蜜柑獲り

2018-11-18 15:17:26 | 日常
11月18日  (日曜日)   曇り時々晴れ間


誰もとらない柿の実が実っている。

~~~~~~
スポ文公園が駅伝の終着であって交通整理で散歩もままならず戻って
で近所を歩く。

散歩する道端に源宗寺がある。

裏側をさらしているので今までも覗いたこともないお寺さん。
無住のお寺である。かなりの補修が必要な様子だ。

今回は、前に回ってみると

所在地 平戸611 所有者(管理者) 源宗寺
この中に木彫りの座像があるのでびっくり。

~~~~~~~~~~~~~~~

時代 江戸 法量 高さ4.03m
「平戸の大ぼとけ」として古くから知られている木彫の坐像です。
千日堂に安置され、高さ4m余の薬師如来と観音菩薩の2体で、
江戸時代の作です。
2体の像の胎内にあった秘伝書によって調剤した馬の病気と疝気せんき(腰・腹の痛む病気)の薬は
「平戸の妙薬」として有名となり、
近在から訪れる人が絶えなかったということです。
指定年月日 昭和29年11月3日熊谷市指定有形文化財 彫刻
「木彫大仏坐像もくちょうだいぶつざぞう」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
美味しそうな柿をいただく。

自宅の柿獲りも少しだけ行う。高いので危ない!

蜜柑も獲ってみた。


なんか!静かな休日だなあ~!
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日記(11.18)コラム「世界自然保護基金」

2018-11-18 09:45:04 | 日常
 11月18日  (日曜日)  曇り 

「進化論」のダーウィンは後悔の言葉を残しているという。
 <私の仲間たちの生き物に対して…よいことをしてやれなかった>

 ウイリアム・デイビス編『ベスト・ワン事典』に教わった。


▼地中のミミズから赤道直下の鳥たち、さらに植物まで、実に幅広く、
 生物を研究した生物学者である。
 人類史に残る成果を人にもたらした半面、生き物にはお返しができなかった。
 そんな思いだろうか?
~~~~~~~~~~~
▼それでは、われわれは、生き物に何を返しただろう。
 世界自然保護基金(WWF)が最近発表したリポートに驚く。


 1970年から40年余りで地球上の脊椎動物の数は、
 60%も減っているのだそうだ。


▼特に中南米が顕著なのだという。
 生息環境が悪化したり、失われたりというのが大きな理由だ。
 気候変動もそこに加わる。

 リポートによれば、地球が「大加速時代」に入っているのだという。

人口、水やエネルギーの利用量、漁獲の量、消失した熱帯雨林の広さなど、
 環境に厳しい多くの要素がそろって、過去にない急な右肩上がりを示している。
 
 野生生物の急減はその結果だ

▼同じ問題をテーマにする生物多様性条約第14回締約国会議(COP14)も
 エジプトで開かれる。
 さんざん生き物の世界を利用してきたわれわれに、
 どんなよいことができるのか。
 これまでの不明を反省しつつ、加速すべきは、危機意識だとわが身に言い聞かせる。
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★大加速時代か!日常は変化に気づきにくいが
 視野を広げて見ると地球規模で破滅に向かっているのか・・なあ~
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