11月13日 (火曜日) 曇り
下野のコラムに
縁結び、笑みの絆、富富富(ふふふ)…。
思わず手に取ってみたくなるような名前の正体は、
今年お目見えしたコメの新銘柄だ。
農林水産省によると、その数は過去最多の52にも及ぶ。
さながら、「ブランド米戦国時代」の様相である。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼背景にあるのは、深刻なコメ離れだ。
食の多様化で消費量はピーク時と比べ半減しており、
各産地はブランド化に生き残りをかける。
地球温暖化の影響で、猛暑や風水害に強い品種の開発に迫られているという事情もある。
▼そんな中、本県から間もなくデビューするのは、
ブレンド米の「穂のキセキ」だ。
既にブランド化された「なすひかり」と「とちぎの星」のいいとこ取りをした、
JA全農とちぎの新たな取り組みである。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼業務用米で培ったブレンドの技術を生かし、「甘みがあり、冷めてもおいしい商品に仕上げた」。
担当者はこう胸を張り、弁当やおにぎりにはもってこいとPRする。
▼コメにまつわる最近の話題として、
今年の流行語大賞にもノミネートされた「ご飯論法」がある。
「朝ご飯食べた」の質問に対し
「(パンだったのでご飯は)食べていない」。
議論のすり替えやごまかしの論法として、
国会審議をきっかけに広まった。
~~~~~~~~~~~~~~~
▼新米の季節である。
「朝ご飯は」と聞かれたら、
ぜひ秋の実りに感謝を込めて「おいしくいただきました」と答えたい。
下野のコラムに
縁結び、笑みの絆、富富富(ふふふ)…。
思わず手に取ってみたくなるような名前の正体は、
今年お目見えしたコメの新銘柄だ。
農林水産省によると、その数は過去最多の52にも及ぶ。
さながら、「ブランド米戦国時代」の様相である。
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▼背景にあるのは、深刻なコメ離れだ。
食の多様化で消費量はピーク時と比べ半減しており、
各産地はブランド化に生き残りをかける。
地球温暖化の影響で、猛暑や風水害に強い品種の開発に迫られているという事情もある。
▼そんな中、本県から間もなくデビューするのは、
ブレンド米の「穂のキセキ」だ。
既にブランド化された「なすひかり」と「とちぎの星」のいいとこ取りをした、
JA全農とちぎの新たな取り組みである。
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▼業務用米で培ったブレンドの技術を生かし、「甘みがあり、冷めてもおいしい商品に仕上げた」。
担当者はこう胸を張り、弁当やおにぎりにはもってこいとPRする。
▼コメにまつわる最近の話題として、
今年の流行語大賞にもノミネートされた「ご飯論法」がある。
「朝ご飯食べた」の質問に対し
「(パンだったのでご飯は)食べていない」。
議論のすり替えやごまかしの論法として、
国会審議をきっかけに広まった。
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▼新米の季節である。
「朝ご飯は」と聞かれたら、
ぜひ秋の実りに感謝を込めて「おいしくいただきました」と答えたい。