2024 4月2日 (火曜日) 晴れ
睡眠が不規則であったためか、朝から調子が悪い。
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新潟日報4月1日の日報抄 QRコード
ラーメンを食べ、会計でスマホを取り出す。
カメラで読み取るのは、碁盤の目をごちゃ混ぜにしたような白黒の四角形。
値段を入力すれば「毎度あり!」。店員さんの声が返ってくる
~~~~~~~~~~~~~~~
▼現金いらずのデジタル社会が進む。
食堂もコンビニも、クレジットカードとともに、
あの四角の「QRコード」にお世話になる機会が増えた。
商品説明や新聞紙面でもおなじみだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼詳しい情報が得られ、インターネット経由で動画まで見られる。
教育現場にも急速に広がる。
来年度から中学校で使う10教科100点のうち97点、
ほぼ全ての教科書に記載されるという
==================================
▼あの不思議なマークは
1994年、日本で生まれた。
発明した原昌宏さんは当時30代で、
自動車部品大手デンソーの応用機器技術部門(現デンソーウェーブ)の技術者。
趣味だった囲碁の碁盤模様をヒントに、
バーコードの200倍の情報を取り込めるQRコードができた
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼昨年の世界デジタル競争力ランキングで日本は32位と年々順位が落ちている。
国内総生産もドイツに抜かれた。バブル崩壊以降の経済低迷は「失われた30年」と呼ばれる。
一方でQRコードの発明は30年前だ。
先端技術の規格争いで日本が苦しむ中、
デンソーは特許を無償で開放し、目先の利益より、
まず世界で使ってもらうことを優先した
▼急がば回れの精神が今の国際標準につながった。
「世の中にないものを作る楽しさ、喜びを知ってほしい」と原さんは言った。
新年度、新入社員や新入生にぴったりの励ましだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
もう一つの話題は・・
〇春の選抜高校野球は群馬県の健大高崎が優勝。
上毛新聞はどのように書くであろうかと思ってコラムを見ると・・・
▼王者の名にふさわしい戦いぶりだった。
選抜高校野球大会で健大高崎が初優勝し、
大会創設100年の節目に紫紺の大旗が初めて本県にはためく。
待ち望んだ県民も胸を熱くしていることだろう
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼栄光の軌跡は2001年、愛好会から始まった。
翌年秋に公式戦初勝利を挙げたが、
その後は初戦敗退の連続。
学校側からは「10年で甲子園に行けなければ野球はやめよう」と伝えられた。
~~~~~~~~~~~~~~
▼青柳博文監督は「機動破壊」を旗印にチーム力を高め、
期限最後の11年夏に甲子園出場を果たした。
躍進の始まりである
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼翌年に初出場した選抜で4強入りしてからは優勝候補に名を連ねるようになった。
だが頂点は遠く、練習試合も含めて本塁打200本を超す強力打線で臨んだ
21年春も2回戦で敗れた
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼「なんで勝てないのでしょう」。
正月に会った青柳監督の表情はそう言いながらも明るかった。
左右の好投手を擁し、走攻守がそろった自信の表れだったのだろう。
チーム史上最強と言われたナインは大舞台でも力を存分に発揮した
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼部訓「不如人和」は団結の重要性を説く。
名将・故斎藤章児さんから授かった言葉だそうだ。
戦力だけでチーム力は計れない。
青柳監督は敗戦のたびに和の意味を考え続けてきた。
監督、選手の言葉からは常に他者への感謝がにじむ。
優勝はチームが一つになれた証しでもあろう。
斎藤さんも空の上で祝福しているに違いない。
======================
★後がない状況に追い込んで・・チームが一体となったのかな!
睡眠が不規則であったためか、朝から調子が悪い。
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新潟日報4月1日の日報抄 QRコード
ラーメンを食べ、会計でスマホを取り出す。
カメラで読み取るのは、碁盤の目をごちゃ混ぜにしたような白黒の四角形。
値段を入力すれば「毎度あり!」。店員さんの声が返ってくる
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▼現金いらずのデジタル社会が進む。
食堂もコンビニも、クレジットカードとともに、
あの四角の「QRコード」にお世話になる機会が増えた。
商品説明や新聞紙面でもおなじみだ。
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▼詳しい情報が得られ、インターネット経由で動画まで見られる。
教育現場にも急速に広がる。
来年度から中学校で使う10教科100点のうち97点、
ほぼ全ての教科書に記載されるという
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▼あの不思議なマークは
1994年、日本で生まれた。
発明した原昌宏さんは当時30代で、
自動車部品大手デンソーの応用機器技術部門(現デンソーウェーブ)の技術者。
趣味だった囲碁の碁盤模様をヒントに、
バーコードの200倍の情報を取り込めるQRコードができた
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼昨年の世界デジタル競争力ランキングで日本は32位と年々順位が落ちている。
国内総生産もドイツに抜かれた。バブル崩壊以降の経済低迷は「失われた30年」と呼ばれる。
一方でQRコードの発明は30年前だ。
先端技術の規格争いで日本が苦しむ中、
デンソーは特許を無償で開放し、目先の利益より、
まず世界で使ってもらうことを優先した
▼急がば回れの精神が今の国際標準につながった。
「世の中にないものを作る楽しさ、喜びを知ってほしい」と原さんは言った。
新年度、新入社員や新入生にぴったりの励ましだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
もう一つの話題は・・
〇春の選抜高校野球は群馬県の健大高崎が優勝。
上毛新聞はどのように書くであろうかと思ってコラムを見ると・・・
▼王者の名にふさわしい戦いぶりだった。
選抜高校野球大会で健大高崎が初優勝し、
大会創設100年の節目に紫紺の大旗が初めて本県にはためく。
待ち望んだ県民も胸を熱くしていることだろう
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▼栄光の軌跡は2001年、愛好会から始まった。
翌年秋に公式戦初勝利を挙げたが、
その後は初戦敗退の連続。
学校側からは「10年で甲子園に行けなければ野球はやめよう」と伝えられた。
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▼青柳博文監督は「機動破壊」を旗印にチーム力を高め、
期限最後の11年夏に甲子園出場を果たした。
躍進の始まりである
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▼翌年に初出場した選抜で4強入りしてからは優勝候補に名を連ねるようになった。
だが頂点は遠く、練習試合も含めて本塁打200本を超す強力打線で臨んだ
21年春も2回戦で敗れた
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▼「なんで勝てないのでしょう」。
正月に会った青柳監督の表情はそう言いながらも明るかった。
左右の好投手を擁し、走攻守がそろった自信の表れだったのだろう。
チーム史上最強と言われたナインは大舞台でも力を存分に発揮した
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▼部訓「不如人和」は団結の重要性を説く。
名将・故斎藤章児さんから授かった言葉だそうだ。
戦力だけでチーム力は計れない。
青柳監督は敗戦のたびに和の意味を考え続けてきた。
監督、選手の言葉からは常に他者への感謝がにじむ。
優勝はチームが一つになれた証しでもあろう。
斎藤さんも空の上で祝福しているに違いない。
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★後がない状況に追い込んで・・チームが一体となったのかな!