イズミ

富士山のふもとで暮らす三毛猫の日々のつぶやき

コロナ監視社会

2021年08月22日 | 身辺雑記
久しぶりに雨が落ちてこない一日でした。

父が8月16日に亡くなりました。
17日がお通夜で18日に葬儀を済ませました。
父の初七日は22日ですが、今日21日に法要を済ませました。

これから腹に溜まった毒を吐きます。
多分不愉快なことです。
この先は飛ばしてください。

















父が亡くなった16日に県外に嫁いだ妹に兄がコロナが蔓延しているから葬儀に来るなと電話したそうです。
それでも妹は一年半も父に会えなかったから最後のお別れをしたいといって通夜のある17日に駆けつけてきました。
県外の人間が来たからと言って兄は喪主の母を老人ホームに帰らせてしまい葬儀に母は出られませんでした。
お前が来たから母が葬式に出られないと言って兄は妹を責め立てました。

兄に隠れて会場の外に立って参列者に挨拶している妹を目撃した兄の娘が「コロナコロナ」と大騒ぎしだして
兄が外に飛び出し親類と話している妹を怒鳴りつけました。
大雨が降る葬儀場の軒下で、幼い頃おままごとをして遊んだ従姉妹や叔父叔母など懐かしい人たちに挨拶して何が悪いのでしょうか。
通夜や葬儀の前には外に立っていましたが、施設の人が読経が始まってからこっそり末席に妹を座らせてくれました。
出棺の時、妹は葬列に参加できませんでした。
驚いたことに欠席した喪主の母の代わりといって孫である兄の娘が位牌を持ちました。
長男の兄は遺影を持って長女の私は香呂でした。
いとこや叔父叔母たちは妹がかわいそうで見ていられなかったと言っています。
どうしてあの時私が妹をかばってやらなかったのでしょう・・・
妹にそんなに意地悪をするならこんな葬式なんてクソくらえと言って会場を飛び出すべきでした。
私はばい菌扱いだといって妹が泣きました。
妹はコロナ患者ではないし、葬儀の参列者も私たち身内もみんなコロナワクチンを2回接種済です。
姪とひ孫はワクチン未接種ですから奴らが葬儀に参列しなければ良かったのに・・・
自分が情けなくて後悔ばかりしています。
父には済まないけれど父の死より妹が不憫で涙が止まりません。

先日NHKで「国防婦人会」の番組を見ました。
今現在は戦時中と同じような「コロナ監視社会」になっています。
コロナだから県を跨いだ移動は非常識だと言われれば反論はできません。
兄と姪の言っていることは多分正論ですが人の心はみんな妹に同情していると思いたいです。

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コメント (12)
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