年頭に選んだこのテンプレートですが・・・
「パズル」というタイトルで、色がきれいなので気に入って決めたのですが・・このデザイン、何かに似ていると思いませんか?葉っぱが落ちてしまった木が1本だけ、孤独そうに、中央より左寄りに立っている・・
そうです。HarryのDie Schone Mullerinのジャケット写真です。
Die Schone Mullerinの方は、'Windswept Tree'(風にさらされる木)というタイトルで、カメラマンは、Harryの学校の先輩で2001年度のBBC Young Chorister of the YearであったNicholas Stenning君です(Nicholas君については、10月にアップした 'My Own Country'のレビューの中でも触れました)。彼は、'Something's Coming'で、華やかではないけれどもとても落ち着いた素敵な声でソロを聞かせてくれました。
http://www.heraldav.co.uk/showdisk.php?diskNum=276
(数年前に変声し、現在はCollegeの Chapel Choirでテナー(バリトンかも)のパートにいます。)
普通、ボーイソプラノのソロCDのジャケットというと、お顔のアップが多いですよね。お顔でなければ、普通のクラシックっぽい宗教画とか、まあそんなものかな。
HarryのDie Schoneはどんなジャケットになるのか、楽しみだったのですが、正直いって、あまりに地味なので驚きました。地味というより、なんだか荒涼としていて・・・これは「若い木」が風と必死で闘っている姿なのでしょうか?人生で初めての大きな試練と精一杯闘い、結局果てていく若い命をsymbolizeしたものなのでしょうか?私には、すでに人生の終末になり、わびしい孤独に絶えている老木というふうに見えるのですが・・・うーん・・
'Windswept tree'で検索すると、結構似たような感じの写真とか絵がでてくるのですが、英米人が好きなテーマなのでしょうか?写真や絵画に詳しい方、何かご存知でしたら教えてください。
写真や絵画に詳しくはないですが…
♪このぉ木何の木、気になる木♪と
CMソングにあるでしょ。
草原の中の大きい木って、魅力があると思うのよ。
「大草原の小さな家」シリーズにも、
シルバー湖のほとりのコットンウッドの大木が
でてくるでしょう。
大木は「木霊」も強いの。
この2枚なら、左の方が強い。
人を癒す力があるのよ。
「森林浴」って、あるさ。
科学的な説明だけでなく、そういうのもあるよ。
ハリーは美しい風景としてではなく、
この木に惹かれたんだと思います。
南の育ちだから「大木」を見慣れているんじゃない?
北は、大木はあまりないのよ。
その代わり、木霊も強く威風堂々としてるよ。
>この2枚なら、左の方が強い。
左の方っていうのは、Harryのジャケットの木じゃなくてこのテンプレートの青い木のほうのことですね?
うむ。。。確かに、私がこのテンプレートに惹かれたのも、そういう不思議な力を感じたからなんでしょうね!
Harryも、多分Nicholas君が撮影したこの木の写真をみて大いに感じるところがあったのでしょう・・(もしかして、この木の実物を見たのかもしれない。。学校の近くにあって、学生たちみんな見慣れた愛着のある木かも・・・・)
なにせ少年哲学者の一面も持っているHarryのことですから、、、ありきたりのジャケットではいやだったのはよくわかります。
>南の育ちだから「大木」を見慣れているんじゃない?
私ですか?うーん、大木ねえ・・そんなに記憶はないかなあ。。小さい頃の生活圏は、平地ばかりだしねー(なにせ海の側で生まれたのでね)