新年の挨拶もしないまま失礼してしまいましたが...皆さん、お変わりないですか。
我が家の近況です。
おかげさまで、光くんは、落ち着いています。
ピュリナの下部尿路ケアを、安定してよく食べるようになり、もうフード探しで四苦八苦することもなくなりました(フード難狆卒業!)。それだけでも親のストレスはほぼなくなりました~。
ずっと2週間おきに通院して、膀胱のエコーと、尿検査と、必要に応じ血液検査をしています。
膀胱の状態には、変動があります。先生が「気持ちよかですね!」とおっしゃるほど、きれいな状態のときもあれば、結晶がうようよ見えるときもあります。結晶が見えるときはつまり細菌性炎症が起こっているということなので、抗生物質が処方されます。それで結晶が消えれば、また抗生物質はストップです。
例えば、こんな感じ。左は、1月23日。結晶がはっきり見えていますね。それに対し右は2週間前の1月6日ですが、写真ちゃんと撮れてるの?というほど、きれいな状態です。
もう3か月も尿ケアをしっかり食べているのに、結晶ができてしまう、というのが不思議ではありますが・・・(やっぱ、体質か・・)結晶レベルを超える大きさにはならないので(つまり、尿道に詰まるほどの大きい石にはならないので)それで充分御の字です。本狆的にも、まったく元気で、おしっこジャージャー出ますし、抗生物質が処方されると、ちゅるビーが食べられるので、嬉しいみたいですしね。
動きもハツラツとしていて、室内でも庭でもぴょんぴょん跳ね回ったりなんかしているし、調子いいんだと思いますよ。
じゅーくんも、相変わらず、ぴっかぴっか太陽モードで、みんなを明るくしてくれています。
さて、私のことですが・・・・昨年2月1日が手術だったので、1年になります。
右胸の「浸潤性乳管がん」ステージ1で、部分切除したのでした。リンパ節への転移なしなので、抗がん剤治療は免れました。その後、放射線治療を3週間受けたあと、現在はホルモン療法中です。
このホルモン療法というのは、何かというとですね・・・
女性ホルモン(エストロゲン)を、体が作らないように作用する、つまりエストロゲンを徹底的に抑える薬を、毎日1錠ずつ、5年間飲むというものです。
なぜエストロゲンを抑えなければならないかというと、私のがんは、エストロゲンを餌にして増殖しやすいタイプ(「ホルモン受容体陽性」)なので、再発を食い止めるためにエストロゲンを体からできるだけ排除しなければならないのですね。エストロゲンって、こんな閉経後何年もたつ高齢女性でも、分泌されているんですね~~。ただ、閉経前と閉経後とでは、産生される場所とメカニズムが違うのだそうです。閉経前は卵巣で作られるのに対し、閉経後は、卵巣機能が低下するため卵巣では作れず、その代わり、副腎で少量作られている男性ホルモン(アンドロゲン)が、エストロゲンに変換されてしまうのですって!そして、この変換作業をせっせとやっている犯人?!がアロマターゼという酵素。このアロマターゼの働きを阻止すれば、エストロゲンがぐっと少なくなるということで、私の薬も「アロマターゼ阻害剤」というものなのです。(薬剤名は「アナストロゾール」)患者が閉経前か閉経後かで、薬を使い分ける。よく研究されてますよねえ~。
(アナストロゾールのパンフレットより)
なお、先ほど「私のがんは、エストロゲンを餌にする」と書きました。手術と、放射線治療で、がんはやっつけたはずなのに、まだがんがあるの??と思われるかもしれませんが・・・いったんガンができた体内では、微小なレベルで残存していて、年月を経るうちに、まるでたんぽぽの綿毛が飛び散るように、がん細胞が広がり、ある日突然悪さを始める可能性があるということなのです。右乳房に残っている乳腺に再発するのと、左胸にあらたにできるのと、両方の可能性ですね。私の場合ホルモン療法は5年間計画ですが、その後も再発する可能性は5~10%ありますので、さらに5年つまり2034年2月1日まで経過観察を続けると主治医から言われています。
エストロゲンを極限まで減らす治療をしているので、今後それなりに副作用がでるかもしれません。
可能性のある主な症状としては、次のようなものが代表的だそうです。
- 更年期と似たような症状、つまり、ほてり、のぼせ、多汗。
- 関節痛。肩、ひじ、指などが、朝こわばり痛む。
- 骨粗しょう症。
私の場合、もともとここ数年多汗だったのが、この夏の猛暑で、さらにひどくなった感じがありましたので、主治医に言ったのですが、「そのうち落ち着きますので様子見てください。」。関節痛や骨粗しょう症は、今のところまったくありません。骨密度がちょっと心配になり、実は昨日かかりつけ医のところで検査してもらいましたが、同年代の平均を10%も上回っているそうで(換言すれば、今の私の骨密度は55歳女性と同等レベル)、今は全く問題なしなので、今後1年に一度検査しましょうということでした。
日常生活で気を付けることは・・・なんといっても肥満にならないようにすること。なぜなら、上述のアロマターゼという酵素は、脂肪組織に多く存在するため、体内に脂肪が多いほどエストロゲンが産生されやすいからです。で、肥満にならないようにするためには、運動と食事の工夫ということになりますね。私は、今のところ、BMIは標準なのですが、体脂肪率が微妙にやばいので、これ以上体重が増加しないよう、管理しなければなりません。茨城にいたときやっていた乗馬を今も続けていたなら、一番よかったのでしょうが、それは無理でしたので、他に何かできないか考えたのですが・・・ジムやプールに通ったりしている友人が何人かいて、偉いなあと思いますが、私の家からは近くはないし、そこまで時間を使いたくないのも正直なところで、結局今は、家での「踏み台昇降運動」が日課です。これは、15センチ高さのステップを毎日20分間(毎分90~100のビートで)踏むだけです。テレビを見ながらでもできます。
「まま、さぼらないでよ~~!」
ジムやスイミングと比べると、体にかける負荷はぐっと低いですけども、適当にフミフミしているのではなくて、町で主催している講座を受けながら専門家の指導のもとやっているので、BMIや体脂肪率の変化なども測定してもらえて励みになるし、やらないよりは全然いいかなと思いますね。
食事は、やはり、カルシウム、ビタミンD,K、タンパク質などを積極的に摂りながら、添加物をできるだけ避けて、バランスよく食べる。これに尽きるかと。
傷跡(右乳首上部と、あと脇の下に少し)の痛みはもう全くありません。見た目もすっかり落ち着いた感じになってきて、執刀してくれた最初の主治医は本当に腕がよかったと、時間が経つにつれてしみじみ思います。でもこの感謝を先生に伝えることももうできないのが、とっても寂しい。
ここで、主治医交代に関すること含めて、今の私の心境を綴ろうとしていたのですが・・・それはまたさらに長くなってしまいそうなので、後日あらためて書くことにします。
年頭にあたって、引き続き、大切な友人である皆さんにお願いです。乳がん検診、受けてくださいね~~~!!!
(雪降ってもこれくらいさっ)
<追記> 今日(30日)やっと、遅ればせすぎの初詣に行ったよ~おばたんからいただいた晴れ着着てねっ。
よく頑張りました!!
ぐちゃぐちゃになった心も元気になったかしら。
運動もたいせつよぉ。
ポチポチでも続けられませ。
光くん、十くんも大過なしで何よりです。
ぱぱもぐらんまも元気なのよね?
>おめでとっ... への返信
今年も、毎日覗いてくださっているんですよね!ありがとうございますー
体は、普通に元気ですよーー心は、、まあ以前よりはだいぶしっかりしてきたかな。。まだまだだけどね・・・
ぱぱも元気でゴルフ三昧です。
ぐらんまはぁ・・・一応生きてるかな。そのことについても、また書くかも。
ところで、、虹ちゃんたちの散歩コースにも、そんな広い田んぼあるんだね~~ちょっと想像できないけど・・・