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ジラゴンノの週末

鳴沢村のジラゴンノにあるセカンドハウス(ジラハウス)での出来事を綴り、その時々の富士山の写真などを掲載しようと思います。

箱根温泉家族旅行(1日目)(3/6) :由緒ある良い宿だった

2015-03-06 | 旅行
久々の家族旅行である。

子供達とはバイトや部活などでなかなか時間が合わないし、そもそも親と一緒に旅行に来たがらない年齢になっている。
今回は息子の就職祝いと娘の大学入学祝いを兼ねて、家族委四人、仲良く?箱根の温泉に向かった。

午前中は御殿場のアウトレットで時間を潰して、14時頃に芦ノ湖方面に向かった。


§元箱根

元箱根に来たのは2013年の5月に山のホテルのツツジを見に来た時以来である。
前回と同じように玉村豊男のミュージアムを覗いてから芦ノ湖湖畔を歩く。
風がとても冷たくて体が震えそうだ。

最近、この近くのパン屋が人気だそうで、どんなパンが売られているのか見てみることにした。
"元箱根 パン屋"で検索すると、一番に「ベーカリー&テーブル箱根」が出てくる。
このパン屋が面白いのは、1階のテラスではパンを食べながら&芦ノ湖を眺めながら足湯に浸かれることである。
平日の午後にもかかわらず、店内は混んでおり、1階のテラスも8割方足湯を楽しむ人で埋まっていた。
パンはちょっと高めであるがどれも美味しそうである。
味見程度に3つほど買い求める。
2階で芦ノ湖を見ながら食べることが出来るようだが、またの機会にして、宿に向かうことにする。

久しぶりの玉村ミュージアム


とてもパン屋には見えない。手前のテラスで足湯に浸かってパンを食べている


3階はレストランになっている


香水のような瓶に入っているジャム




§鶴鳴館 松坂屋本店

今宵の宿は、元箱根から10分ほど車で走ったところにある芦之湯温泉の「鶴鳴館 松坂屋本店」である。
なんと創業350年で、"伝統と歴史が育んだ本物の温泉とお料理でおもてなし"がうたい文句の宿である。
また、木戸孝允と西郷隆盛が会見し、大正天皇や皇族の方、皇太子殿下も泊まられたという歴史的な宿でもある。
源泉掛け流しの美肌の湯が内風呂として付いているのも魅力である。

建物自体は古いが、使いやすく改築されており古くささや陰湿感は全くないが、上り下りの階段が多く、お風呂も食堂も階段移動でエレベーターは無しのため、足腰の悪い人にはお勧めできない。

部屋に通された瞬間に硫黄の匂いが漂って来る。内風呂のせいである。

お茶の飲んで一服した後、館内を散策してみる。
その後、大浴場に向かう。
硫黄の匂いが更に強い。成分表を見ると、phは8.2とアルカリ性である。
硫黄泉は酸性だと思っていたが、この温泉は珍しくアルカリ性なので、美肌の湯と言われるのだろう。

2種類の源泉が流れ込んでいて、両方とも白く濁っている。
交互に入ってみたが見た目も匂いも肌触りも違いは分からない。
少し熱めだが、丁度良い熱さである。身持ちが良い。
肌触りは少しヌルッと感がある。確かに肌によさそうである。
息子は早々に上がってしまったが、もう少しゆっくりと浸かっていよう。

これで体を冷ませる露天風呂があったならば最高なのだが。

宿の玄関入り口


落ち着いたロビーからは庭が見える


お土産コーナー


部屋の縁にある安楽椅子?(座面がでかくて座りにくい)


硫黄の匂いが強い内風呂


芝生の先に別邸がある


宿の説明書きが書かれている


いろりを囲んでくつろげる部屋


中曽根さんの書のようだ


昔の箱根の関所からもらい受けたらしい


ちょっとした博物館コーナがある


古そうな写真


けっこう階段の上り下りが多い



§夕食

待ちに待った夕食である。食事処に案内される。
食事処の真ん中に厨房カウンターがあり、料理人二人が忙しく手を動かしている。
ここで造り立ての料理を運んできてくれる仕掛けになっているようだ。
さて、ここの自慢の懐石料理を堪能することにしよう。

外は雪が降って来た


板さんが盛りつけ中


今日のお品書き


13種類食材が詰まった先付


川ますと芽キャベツの入った粕汁


メバルの刺身


黒むつと三つ葉、春菊をしゃぶしゃぶで食べる


ちょっとだけど牛ロース


ご飯のおかずの牡蠣のショウガ煮と鰯


いぶりがっこが食事を締めてくれる


甘平というミカンはとても甘い


350年前のお雛様らしい



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