インフルエンザの流行が東京でも始まったようです。まず、予防は人混みを避けることで、高齢者は外出を控えましょう。
インフルエンザの話2015
今年のインフルエンザは、従来型がほとんどと予測されています。2009年に流行した新型インフルエンザは、以前のソ連型、香港型と同じく、そのまま居ついていて、昨年と変わりはありません。例年は、突然A型が流行し、2~3週間でピークに達し、2~3ヶ月で急速におさまり、その後B型が流行することが普通です。地域的流行があり、通常1~3年ごとに地域的に流行します。
インフルエンザの流行は、子どもの発熱を伴う呼吸器疾患の増加で始まり、続いて成人のインフルエンザ様疾患が増加し、肺炎、うっ血性心不全や慢性肺疾患の悪化などの入院患者の増加が続きます。インフルエンザの罹患率は流行ごとに10~20%です。何か非常に伝染性が強いように思われていますが、新型インフルエンザが流行した時に、2009年の最初の集団感染があった大阪の私立の中高一貫校の生徒550人、教職員95人、生徒の家族2人の計647人から採血。その結果、102人(15.8%)が感染していました。この内98人を分析すると、インフルエンザ特有の症状(発熱38度以上、咳、のど痛)があったのは、44人(44.9%)、インフルエンザの症状に至らない軽症が36人(36.7%)、無症状が18人(18.4%)でした。もちろん全員新型インフルエンザのワクチンを受けていません。それでもこの程度でした。インフルエンザとして発病したのは、全体の6.8%しかいなかったのです。それなのに大騒ぎしました。私の理論から言うと、インフルエンザは人間と適応関係が形成されて、軽い病気になり、特別な免疫力の低下した人しか重症化しない病気になったのです。
一般のA型インフルエンザウイルスは、本来は毒性が低く、重篤な症状を引き起こさないことが示唆されています。B型は広がりにくく、重症度も低いです。大流行はA型により数年に一度発生します。
インフルエンザの典型的症状
1.頭痛、発熱、寒気、筋肉痛、だるさなどの全身症状で始まり、次いで症状はさまざまで、軽いかぜ様症状から、呼吸器症状が少ないが重篤な衰弱を示す状態まで幅広いのです。発病後24時間以内に急激に上昇した38~41℃の発熱は、一般にその後2~3日で徐々に解熱しますが、時に1週間発熱が続くこともあります。頭痛は頭全体のことも前頭部のこともあります。筋肉痛は全身に起きり得ますが、下肢と腰で最も多く、関節痛も出ます。
2.呼吸器症状は、熱が引く頃からひどくなることがあります。のど痛と1週間以上続く咳があり、胸に不快感を伴うことも多いし、眼症状も出ることがあります。
3.合併症のない場合は、激しいのどの痛みにもかかわらず、のどには所見はなく他にはほとんど異常は見られません。明らかな呼吸器症状が見られる場合は、肺合併症を疑われます。
4.合併症のないインフルエンザでは、急性症状は2~5日で改善し、1週間で回復しますが、咳は1~2週間続くこともあります。下痢をしませんが、5歳以下では下痢をすることがあります。大人や8歳以上で下痢をしている人をインフルエンザだという医者もいますが、別のウイルスによる胃腸炎でしょう。8歳以上は胃液の酸によって死滅し、胃を通過できないのです。ですから、インフルエンザウイルスの基礎研究者は、インフルエンザウイルスは、呼吸器内でしか繁殖せず、胃腸や血液内に入らないと言います。これではワクチンを接種して血液中に抗体を作っても、効果が無いのです。今生ワクチンののどへのスプレーの研究がされていますが、もし成功すれば、流行している型(株)が当たれば有効性は期待できますが、これでもはずれれば、全く効果は期待できないのです。
5.特に薬を飲まなくとも、時間さえかければ、自然に治ります。
ヨーロッパでは、薬を処方しません。そして、stay at home と言うのです。ウイルスをばらまかないように、家に居て下さいと言うことです。日本は、薬を出すと医者は儲かるから出すのです。ヨーロッパは、医療は無料の国が多いのです。だから無駄な薬は処方してくれません。しかも、日本では売られていないような、昔の安い薬を今でも使っています。それでも効果があるのです。
私は、今はご希望の方には、抗インフルエンザ薬を出します。説得するのが面倒になりましたから。薬は、期間を短縮しますが、副作用もありますから、気を付けて使って下さい。内服と吸入があります。解熱剤は、病気を長引かせるし、子どもでは脳症を起こす原因になるので使ってはいけません。
合併症
65歳以上の高齢者(と言いますが最近は75~80歳以上ではないでしょうか。高齢で元気な人が増えて来ましたから。)や、心臓病、肺の病気、糖尿病、腎臓病、免疫抑制剤使用中などの人や妊娠中や乳児に合併症のリスクが高いです。
合併症には、肺炎(8割は細菌性かウイルスとの混合性)、慢性閉塞性肺疾患、慢性気管支炎、喘息の悪化があります。抗生物質は、肺炎、中耳炎、副鼻腔炎などの細菌性の合併症の予防に使います。
頭痛、体の痛みには、大人では、我慢のできない時に、解熱鎮痛剤の中で副作用の少ないアセトアミノフェン(カロナール)を使って下さい。18歳未満の小児には、解熱剤を使うとライ症候群(急性脳症で肝臓病を合併して発病し、死亡率50%以上)やインフルエンザ脳症になることがありますから、使ってはいけません。急性期には体を楽にして、水分補給を十分にします。重症であった場合は、回復後徐々に活動性をあげていきます。
治療
かかっても、5日間くらいじっとがまんしていれば、自然に治ります。でもお薬が欲しい方には、一応あります。
インフルエンザに対しては、タミフル(オセルタミビル)5日間内服、リレンザ(ザナミビル)5日間吸入、イナビル(ラニナミビル)1回吸入、ラピアクタ(ペラミビル)15分以上かけて点滴静注1回、などがあり、発症後2日以内に治療を開始すれば、病気の期間を1~1.5日短縮します。
抗インフルエンザ薬の副作用には、どの薬もすべてタミフル同様に、まれに神経精神症状を引き起こし、意識が混濁したり、異常行動をとったり、幻覚幻聴がでたりする副作用があります。それでタミフルは、10代には禁止され、他の薬でも未成年では、2日間は目を離さないようにとされています。
日本では、65歳以上の高齢者とハイリスクの人には、治療を勧められていますが、厚生労働省の見解でも、健康な成人では治療を控えることがあるし、また発病48時間後の場合には、効果が期待できません。65歳以上でも、病気を持っていない健康な人はもちろん必要はありません。ハイリスクの人は、自分で病気と副作用を天秤にかけて、薬を使うかどうか判断して下さい。
しかし、世界の流れは、前述のように、ワクチンも薬も要りません。ハイリスクの人に効くという、有効性の証明が、ワクチンと同様に薬でもありません。
ワクチン
まだ生ワクチンはなく、不活化ワクチン(死んでいると推定されているウイルスのワクチン)で、前のシーズンに流行し、今年も流行が予測されるインフルエンザの株(A型2種類、B型1種類)から作られます。不活化ワクチンは、ワクチンウイルスと流行株が同じかまたは非常に似ていれば50~80%の効果が期待されると言いますが、ウイルスは血液中には入らないので、血液中に抗体を作っても効果があるとは思えませんし、実際有効性の証明もありません。感染を予防することはできないが、高齢者の死亡率、入院率を減らす効果があるというのが、アメリカ行政当局の見解です。しかし、昔はこんなことを言わなかったのですから、ワクチンそのものが替わっていない以上、アメリカでも産官学の癒着が始まっていると思います。現実に、利益相反と言って、研究費や旅費などのお金をワクチンメーカーから貰っている研究者や学者は、発言権を無くす方向に進んでいるくらい問題が起きているのです。それでもWHO内の委員が、告発されています。日本はもっとひどい状態です。研究者は、研究費や旅費をもらい、官僚は天下り先にしているのが現状ですから、産官学の癒着が当たり前の現状です。
現在は、65歳以上の高齢者とハイリスク(心臓病、慢性閉塞性肺疾患、慢性気管支炎、喘息などの肺の病気、糖尿病、腎臓病、免疫抑制剤使用中などの人)に接種が勧められています。しかし、接種後の死亡者も出ていますが、報道されません。原疾患とワクチンの副作用との見分けがつかないというのが、その理由です。子どもは慢性疾患が少なく、原因がワクチンしか考えられないのに、因果関係不明として切り捨てられ、高齢者は病気を持っているから、その悪化として片づけられてしまっているのです。
過去の前橋の5年間のデータで、小中学生への有効性は否定され、インフルエンザワクチンを受ける人がいなくなりました。それに替わって高齢者に有効と言われるようになり、高齢者に接種するようになりました。厚生労働省の公式見解では、子どもへの有効率は20~30%といいます。健康な子どもには接種する必要はありません。もちろん、高齢者もする必要はありません。かかって重症化する率とワクチンで副作用が出る率とどちらが高いか判っていないのです。
インフルエンザウイルスは、種族維持の本能で、ある程度繁殖すると自己規制して、繁殖を止めてしまい、自然に治ります。かかった人が歩きまわり、ウイルスをばらまいて流行してしまい、しかも毎年少しずつ変異して、ワクチンの効果から逃れるので、毎年流行します。大きく突然変異を起こすと大流行になります。
最後に
まず、インフルエンザの検査をし、10分くらいで結果が出ます。私は、それで病気の診断がついたから、もう心配ありません。家に帰って、楽にしていましょう。仕事は休みましょう。かかったのは、体が疲れていたからで、休息が一番の薬です。薬がないと不安の方は薬を飲んでも良いですが、副作用が出ることも覚悟して下さい。
昔、ワクチンを小中学生がしなくなり、大人もせず、タミフルなどもなかった時代があったのですが、ほとんどの人は治っていました。インフルエンザにかかったら、休養の時間だと思って休んで下さい。あなたが疲れて不健康になっているからかかるのです。休息が一番の薬です。インフルエンザにかからないようにするには、自分の健康管理をしましよう。無理をしないで下さい。過労が一番いけません。
ワクチン信仰から脱却して、何がよいか考えましょう。
ちょうど原発は安全と言う神話を信じていたら、事故が起きてしまったように、ワクチンも安全で有効と言う神話を見直しましょう。
インフルエンザの話2015
今年のインフルエンザは、従来型がほとんどと予測されています。2009年に流行した新型インフルエンザは、以前のソ連型、香港型と同じく、そのまま居ついていて、昨年と変わりはありません。例年は、突然A型が流行し、2~3週間でピークに達し、2~3ヶ月で急速におさまり、その後B型が流行することが普通です。地域的流行があり、通常1~3年ごとに地域的に流行します。
インフルエンザの流行は、子どもの発熱を伴う呼吸器疾患の増加で始まり、続いて成人のインフルエンザ様疾患が増加し、肺炎、うっ血性心不全や慢性肺疾患の悪化などの入院患者の増加が続きます。インフルエンザの罹患率は流行ごとに10~20%です。何か非常に伝染性が強いように思われていますが、新型インフルエンザが流行した時に、2009年の最初の集団感染があった大阪の私立の中高一貫校の生徒550人、教職員95人、生徒の家族2人の計647人から採血。その結果、102人(15.8%)が感染していました。この内98人を分析すると、インフルエンザ特有の症状(発熱38度以上、咳、のど痛)があったのは、44人(44.9%)、インフルエンザの症状に至らない軽症が36人(36.7%)、無症状が18人(18.4%)でした。もちろん全員新型インフルエンザのワクチンを受けていません。それでもこの程度でした。インフルエンザとして発病したのは、全体の6.8%しかいなかったのです。それなのに大騒ぎしました。私の理論から言うと、インフルエンザは人間と適応関係が形成されて、軽い病気になり、特別な免疫力の低下した人しか重症化しない病気になったのです。
一般のA型インフルエンザウイルスは、本来は毒性が低く、重篤な症状を引き起こさないことが示唆されています。B型は広がりにくく、重症度も低いです。大流行はA型により数年に一度発生します。
インフルエンザの典型的症状
1.頭痛、発熱、寒気、筋肉痛、だるさなどの全身症状で始まり、次いで症状はさまざまで、軽いかぜ様症状から、呼吸器症状が少ないが重篤な衰弱を示す状態まで幅広いのです。発病後24時間以内に急激に上昇した38~41℃の発熱は、一般にその後2~3日で徐々に解熱しますが、時に1週間発熱が続くこともあります。頭痛は頭全体のことも前頭部のこともあります。筋肉痛は全身に起きり得ますが、下肢と腰で最も多く、関節痛も出ます。
2.呼吸器症状は、熱が引く頃からひどくなることがあります。のど痛と1週間以上続く咳があり、胸に不快感を伴うことも多いし、眼症状も出ることがあります。
3.合併症のない場合は、激しいのどの痛みにもかかわらず、のどには所見はなく他にはほとんど異常は見られません。明らかな呼吸器症状が見られる場合は、肺合併症を疑われます。
4.合併症のないインフルエンザでは、急性症状は2~5日で改善し、1週間で回復しますが、咳は1~2週間続くこともあります。下痢をしませんが、5歳以下では下痢をすることがあります。大人や8歳以上で下痢をしている人をインフルエンザだという医者もいますが、別のウイルスによる胃腸炎でしょう。8歳以上は胃液の酸によって死滅し、胃を通過できないのです。ですから、インフルエンザウイルスの基礎研究者は、インフルエンザウイルスは、呼吸器内でしか繁殖せず、胃腸や血液内に入らないと言います。これではワクチンを接種して血液中に抗体を作っても、効果が無いのです。今生ワクチンののどへのスプレーの研究がされていますが、もし成功すれば、流行している型(株)が当たれば有効性は期待できますが、これでもはずれれば、全く効果は期待できないのです。
5.特に薬を飲まなくとも、時間さえかければ、自然に治ります。
ヨーロッパでは、薬を処方しません。そして、stay at home と言うのです。ウイルスをばらまかないように、家に居て下さいと言うことです。日本は、薬を出すと医者は儲かるから出すのです。ヨーロッパは、医療は無料の国が多いのです。だから無駄な薬は処方してくれません。しかも、日本では売られていないような、昔の安い薬を今でも使っています。それでも効果があるのです。
私は、今はご希望の方には、抗インフルエンザ薬を出します。説得するのが面倒になりましたから。薬は、期間を短縮しますが、副作用もありますから、気を付けて使って下さい。内服と吸入があります。解熱剤は、病気を長引かせるし、子どもでは脳症を起こす原因になるので使ってはいけません。
合併症
65歳以上の高齢者(と言いますが最近は75~80歳以上ではないでしょうか。高齢で元気な人が増えて来ましたから。)や、心臓病、肺の病気、糖尿病、腎臓病、免疫抑制剤使用中などの人や妊娠中や乳児に合併症のリスクが高いです。
合併症には、肺炎(8割は細菌性かウイルスとの混合性)、慢性閉塞性肺疾患、慢性気管支炎、喘息の悪化があります。抗生物質は、肺炎、中耳炎、副鼻腔炎などの細菌性の合併症の予防に使います。
頭痛、体の痛みには、大人では、我慢のできない時に、解熱鎮痛剤の中で副作用の少ないアセトアミノフェン(カロナール)を使って下さい。18歳未満の小児には、解熱剤を使うとライ症候群(急性脳症で肝臓病を合併して発病し、死亡率50%以上)やインフルエンザ脳症になることがありますから、使ってはいけません。急性期には体を楽にして、水分補給を十分にします。重症であった場合は、回復後徐々に活動性をあげていきます。
治療
かかっても、5日間くらいじっとがまんしていれば、自然に治ります。でもお薬が欲しい方には、一応あります。
インフルエンザに対しては、タミフル(オセルタミビル)5日間内服、リレンザ(ザナミビル)5日間吸入、イナビル(ラニナミビル)1回吸入、ラピアクタ(ペラミビル)15分以上かけて点滴静注1回、などがあり、発症後2日以内に治療を開始すれば、病気の期間を1~1.5日短縮します。
抗インフルエンザ薬の副作用には、どの薬もすべてタミフル同様に、まれに神経精神症状を引き起こし、意識が混濁したり、異常行動をとったり、幻覚幻聴がでたりする副作用があります。それでタミフルは、10代には禁止され、他の薬でも未成年では、2日間は目を離さないようにとされています。
日本では、65歳以上の高齢者とハイリスクの人には、治療を勧められていますが、厚生労働省の見解でも、健康な成人では治療を控えることがあるし、また発病48時間後の場合には、効果が期待できません。65歳以上でも、病気を持っていない健康な人はもちろん必要はありません。ハイリスクの人は、自分で病気と副作用を天秤にかけて、薬を使うかどうか判断して下さい。
しかし、世界の流れは、前述のように、ワクチンも薬も要りません。ハイリスクの人に効くという、有効性の証明が、ワクチンと同様に薬でもありません。
ワクチン
まだ生ワクチンはなく、不活化ワクチン(死んでいると推定されているウイルスのワクチン)で、前のシーズンに流行し、今年も流行が予測されるインフルエンザの株(A型2種類、B型1種類)から作られます。不活化ワクチンは、ワクチンウイルスと流行株が同じかまたは非常に似ていれば50~80%の効果が期待されると言いますが、ウイルスは血液中には入らないので、血液中に抗体を作っても効果があるとは思えませんし、実際有効性の証明もありません。感染を予防することはできないが、高齢者の死亡率、入院率を減らす効果があるというのが、アメリカ行政当局の見解です。しかし、昔はこんなことを言わなかったのですから、ワクチンそのものが替わっていない以上、アメリカでも産官学の癒着が始まっていると思います。現実に、利益相反と言って、研究費や旅費などのお金をワクチンメーカーから貰っている研究者や学者は、発言権を無くす方向に進んでいるくらい問題が起きているのです。それでもWHO内の委員が、告発されています。日本はもっとひどい状態です。研究者は、研究費や旅費をもらい、官僚は天下り先にしているのが現状ですから、産官学の癒着が当たり前の現状です。
現在は、65歳以上の高齢者とハイリスク(心臓病、慢性閉塞性肺疾患、慢性気管支炎、喘息などの肺の病気、糖尿病、腎臓病、免疫抑制剤使用中などの人)に接種が勧められています。しかし、接種後の死亡者も出ていますが、報道されません。原疾患とワクチンの副作用との見分けがつかないというのが、その理由です。子どもは慢性疾患が少なく、原因がワクチンしか考えられないのに、因果関係不明として切り捨てられ、高齢者は病気を持っているから、その悪化として片づけられてしまっているのです。
過去の前橋の5年間のデータで、小中学生への有効性は否定され、インフルエンザワクチンを受ける人がいなくなりました。それに替わって高齢者に有効と言われるようになり、高齢者に接種するようになりました。厚生労働省の公式見解では、子どもへの有効率は20~30%といいます。健康な子どもには接種する必要はありません。もちろん、高齢者もする必要はありません。かかって重症化する率とワクチンで副作用が出る率とどちらが高いか判っていないのです。
インフルエンザウイルスは、種族維持の本能で、ある程度繁殖すると自己規制して、繁殖を止めてしまい、自然に治ります。かかった人が歩きまわり、ウイルスをばらまいて流行してしまい、しかも毎年少しずつ変異して、ワクチンの効果から逃れるので、毎年流行します。大きく突然変異を起こすと大流行になります。
最後に
まず、インフルエンザの検査をし、10分くらいで結果が出ます。私は、それで病気の診断がついたから、もう心配ありません。家に帰って、楽にしていましょう。仕事は休みましょう。かかったのは、体が疲れていたからで、休息が一番の薬です。薬がないと不安の方は薬を飲んでも良いですが、副作用が出ることも覚悟して下さい。
昔、ワクチンを小中学生がしなくなり、大人もせず、タミフルなどもなかった時代があったのですが、ほとんどの人は治っていました。インフルエンザにかかったら、休養の時間だと思って休んで下さい。あなたが疲れて不健康になっているからかかるのです。休息が一番の薬です。インフルエンザにかからないようにするには、自分の健康管理をしましよう。無理をしないで下さい。過労が一番いけません。
ワクチン信仰から脱却して、何がよいか考えましょう。
ちょうど原発は安全と言う神話を信じていたら、事故が起きてしまったように、ワクチンも安全で有効と言う神話を見直しましょう。
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