KAZUの雑記帳

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日本の暦 七十二候ノ24候

2014年05月31日 13時53分24秒 | 日本の暦

季は夏、 季節は初夏、 24節季は小満  

24候=麦秋至 (むぎのときいたる)   麦が実る時を迎えます(「秋」は実りの季節という意味です)

新暦5月31日~6月5日の6日間 

風物詩

「言葉」 麦秋 : 麦秋って、まだ五月(旧暦)なのに秋? 秋の意味は、麦が実り収穫(秋)を迎えるところから麦秋とよばれたのです。二毛作の農家では、短い秋を過ごしてもう一仕事です。雨の少ない季節ですが、もうすぐそこに梅雨がせまっています。

「花」 百合 : 万葉の時代から、奥ゆかしい風情が愛されてきた「百合」。漢字は漢語をそのまま当てたもので、鱗片がたくさん重なり合っている球根つまり、百合根の形からきています。「合」は和合に通じるので、中国では、新郎新婦の門出を祝う花だそうです。

「魚」 鮎 : 釣り人が待ちかねているのが鮎の解禁日。縄張り意識の強い鮎は近くにほかの鮎がやってくると、体当たりして縄張りを守ります。この習性を利用した釣りが友釣りです。砂や石の多い透き通った渓流での鮎釣りの風景は、まさに夏の風物詩です。

「動物」 水馬(あめんぼ) : 焦げた水飴のようなにおいがすることから「飴棒」、または「飴坊」が変化したという事です。「水馬」と書くのは、六本の足のうち、長い四本で水面を滑っていく様子を馬に見立てたのでしょう。それができるのは、全身が細い毛でおおわれていて、水の表面張力によって浮くことができるのです。もし水に石鹸などの異物が混じると、おぼれて沈んでしまうそうです。

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