KAZUの雑記帳

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日本の暦 七十二候ノ56候

2014年11月12日 15時12分50秒 | 日本の暦

季は冬、 季節は初冬、 24節季は立冬        

56候=地始凍 (ちはじめてこおる)   大地が初めて凍る時期となりだしました    

新暦11月12日~11月16日の5日間 

風物詩

「季節」 小春日和とはこの時季、晩秋から初冬にかけて、いかにも穏やかで暖かい日を小春日和といいます。「小春」は陰暦十月の異称のひとつ。この時期の気候が春に似ていることからこう呼ばれています。厳しい冬に向かう前のほととき。小さな春は、太陽からのささやかな贈り物なのかもしれません。

     木枯らし(こがらし) : この頃、まず「木枯らし」が冬の使者としてやってきます。字のとおり、葉を吹き散らし、木を枯らしてしまう風です。「凪」とも書きますが、こちらは国字。日本人が作った漢字です。木に吹き付ける風のイメージからできたのでしょう。ちなみに、風にちなんだ国字には、「凪(なぎ)」 「颪(おろし)」などがあります。そういえば、木枯らしのことを「木の葉颪」 「木の葉落し」とも言います。そして、木々の葉が落ちる様子、とくにその音は、時雨にたとえて「落葉時雨(おちばしぐれ)」と呼ばれました。

「行事」 : 七五三 : 子供の成長を祝い、子供自身にもその自覚を与えるための儀式が七五三で、男の子は三歳と五歳、女の子は三歳と七歳のときに行います。現在のように11月15日にお祝いするようになったのは江戸時代からで、五代将軍徳川綱吉の長男・徳松の健康を祈願したことが始まりだとされています。

「景色」 : 敷松葉(しきまつば) : 霜よけのために、枯れた松葉を敷き詰めることです。ほかにも、樹木に藁を施した霜除けや、雪で枝が折れないように縄で吊る「雪吊(ゆきつり)」など、やさしい心遣いとおtもに、日本人の美意識を感じます。

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