KAZUの雑記帳

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日本の暦 七十二候ノ59候

2014年11月27日 14時25分12秒 | 日本の暦

季は冬、 季節は初冬、 24節季は小雪   

59候=朔風払葉 (きたかぜこのはをはらう)   北風が木の葉を吹き払う頃となりました     

新暦11月27日~12月1日の5日間 

風物詩

「言葉」 返り花 : 冬に返り咲きをした花や二度咲する花を言い表したことば。忘れ花、狂い花、。狂い咲きともいいます。「凩(こがらし)に匂ひやつけし返り花」と詠んだのは芭蕉です。また、身請けされた遊女が、また再び廓に勤めに出ることもいいます。遊女を花にたとえることは多く、はかなく哀しい運命が連想されます。

「野菜」 白菜(はくさい) : 鍋料理の具材として欠かすことのできない冬の野菜が白菜です。白菜は植物繊維やミネラルが豊富で、鍋料理以外にも浅漬けやキムチにも利用されています。日本では漬物以外ではあまり生で食することはありませんが、アメリカなどではサラダとして生のまま利用されています。生のままではそれなりの量があっても、鍋で煮こんでしまうと量も少なくなりますし、カロリーも低いので、野菜をたくさん食べたい人やダイエットをしたい人にはうってつけの野菜と言えるでしょう。

「木」 落葉松(からまつ) : 松といえば、冬でも葉を落とさない常緑樹の代表です。ところが、黄葉し、葉を落とす松が、この「落葉松」。唐絵に描かれている松ににていることから「唐松」と呼ばれるようになりました。でも日本特産の木なのだそうです。黄金色に輝く黄葉、みずみずしい芽吹き、かわいらしい松ぼっくり。とても表情豊かな松です。

「植物」 八手(やつで) : 大きな手の平のような葉っぱですぐわかる「八手」。「八」は数が多いことをあらわし、必ずしも八本に分かれているわけではありません。「天狗羽団扇(てんぐのはうちわ)」 「牛扇(うしおうぎ)」などの異名もあります。末広がりで縁起がいいとか、邪悪なものをはらうからと、庭に植えられるようになったそうです。この時期、クリーム色のまあるいポンポンが集まったような花が咲きます。

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