KAZUの雑記帳

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日本の暦 七十二候ノ62候

2014年12月12日 13時48分58秒 | 日本の暦

季は冬、 季節は仲冬、 24節季は大雪        

62候=熊蟄穴 (くまあなにこもる)   熊が冬眠のために穴に隠れる時期です。      

新暦12月12日~12月16日の5日間 

風物詩

初雪の見参 : その冬、初めて降る雪を初雪と言いますが、「初雪の見参」という言い方もあります。なんだか勇ましいことばですね。それもそのはず、もとは、平安時代に初雪が降った日に群臣が参内したことから発し、その後儀式化したことからきています。武家の言葉だから勇ましいのですね。

「動物」 熊 : 日本に生息する最大の陸棲哺乳類であり、北海道にはヒグマ、本州などにはツキノワグマの二種類がよく知られています。雑食性で動物の肉や果実、木の実などを食べ、寿命は二十~三十年ぐらいといわれます。近年では、山間部と人間の移住域を分ける里山が失われてきているため、冬ごもりの食糧を得ようとしたクマが人里で人間と接触したり、農作物を食い荒らしたりする問題が深刻化しています。

「行事」 煤払い(すすはらい) : 江戸時代、毎年12月13日に煤払いをすることが、公家・武家ともに恒例の行事だったそうです。民間でもこれにならうところが多かったといいますから、いっせいに大掃除が始ったのでしょう。この日は、「正月事始め」ともいって、お正月を迎える準備の始まりの日でした。昔の人は、家の内外のけがれを払い、身を清めてから、お正月の準備をしたのです。煤払いが終わったあとは、胴上げをして大騒ぎをしたそうです。

      松迎え : 正月事始めのひとつ。正月に飾る松を、山野から採ってくることです。松は古来、神が降りてくる「依代(よりしろ)」とされてきました。その語源も、神を待つから「まつ」、神をまつるから「まつ」、だといわれます。だから「松採り」などではなく、「松迎え」なのです。

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