誰も書かない「ハリウッド・ハワイ・米国」の本音トーク

Information about Hollywood, Hawaii and the U.S. 

ジェイク・シマブクロ/ ハワイアン・ウクレレ奏者  Jake Shimabukuro・Hawaiian Ukulele Virtuoso

2019-08-06 | ハワイ事情






先日、暑くて夜の寝つきが悪かったとき、たまたま NHK FM/AM の「ラジオ深夜便」を聴いていたらジェイク・シマブクロ(Jake Shimabukuro) 氏の特集をやっていた。

昔からハワイが好きで、小学生の頃からハワイアン音楽を聴いたり、ウクレレの楽器をいじっていた。当時流行っていたのが、「大橋節男とハニーアイランダース」、「バッキ白方とアロハ・ハワイアンズ」、日野てる子、エセル中田などで、特にエセル中田の歌『カイマナヒラ(Kaimana Hila) 』が大好きだった。現在でもハワイ訪問の際は必ず現地の屋外コンサートやホテル内のハワイアン・ステージを観るようにしている。

実は近年のハワイの歌手・バンドは全く知らない。なので、そのラジオ放送で初めてシマブクロ氏の名前を知った。 Just amazing! ウクレレ演奏なのに全くウクレレのイメージが沸かないし、エレキギター、スチールギター、日本の琴などとは、また一味違う何とも言えない大変素晴らしい音色と演奏テクニックを持った音楽の天才・秀才の一人なのだと感じた。調べてみると、ハワイ州ホノルル市出身の日系5世で、1976年生まれの42才。ウクレレの達人で作曲家。2007年に大ヒットした日本映画『フラガール (Hula Girls) 』の全サウンドトラックを作曲とある。こんなすごい人を今まで知らなかったことが恥ずかしいくらいだ。

ハワイアン音楽を聴くにあたっては、やはりハワイ語を知らないと歌の真の意味を堪能できない。例えば、『カイマナヒラ』の kaimana は 英語の Diamond 、 hila は hill で「ダイヤモンドの丘」すなわち「ダイヤモンドヘッド」のことである。また地名のホノルル(Honolulu) の Hono は「湾 bay」、 lulu は「港のような静かな水辺 calm water like port of ship」の意味。ワイキキ・ビーチ(Waikiki Beach) は wai は「水 water」、 kiki は「湧き出る spouting」で「湧き出る水」の意。

ちなみに、
Aloha! 【アロハ】は Love; Hello; Good-by 「愛」「ハロー!」「さようなら!」などで、
     Aloha mai 【アロハ・マイ】= Welcome 「ようこそ」
     Aloha au ia oe 【アロハ・アウ・イアー・オエ】= Love you 「愛してる」
Mahalo 【マハロ】は Thank you 「ありがとう」で、
      Mahalo nui loa【マハロ・ヌイ・ロア】= Thank you very much 「どうもありがとうございます」
Kama'aina 【カマアイナ】は Hawai'i resident 「ハワイの住民」のこと。
     【参考ブログ:『カマアイナ料金』(2009/4/16) 】

Pehea oe? 【ぺヘア・オエ】= How are you? 「お元気ですか?」
Maika'i 【マイカイ】= I'm fine 「元気です」

Wahine 【ワヒネ】= Woman 「女」
Kane  【カネ】= Man 「男」
Keiki  【ケイキ】= Child 「子供」
Ohana  【オハナ」= Family 「家族」

Mauna  【マウナ】= Mountain 「山」
Moana  【モアナ】= Ocean 「海」
Kaukau  【カウカウ】= Food, Meal 「食物」
Pua    【プア】= Flower 「花」


これからのシマブクロ氏の音楽活動を注視したい。■YS






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ノースショアの正面玄関の街・ハレイワ / Haleiwa in Hawaii

2009-06-25 | ハワイ事情
       
   
[ハワイ事情]

オアフ島の南端にあるのがホノルル市・ワイキキビーチで、北端のノースショア (North Shore) にある中心の街がハレイワ (Haleiwa) である。ツワー・ガイドブックによるとホノルルからハレイワの往復の料金が35~50ドル(3500~5000円)。市営バスでトライしてみた。アラモアナ・センターから2ドル(200円)で55番のバスに乗り、乗車時にトランスファー券(transfer 乗り換え券)をもらう。島の東端のカメハメハ・ハイウエイ(Kamehameha Highway) で無数の美しい海岸ビーチ沿いを通ってハレイワに着く。所要時間は2時間。道路はほとんど1車線だからツアーの車を使っても同じ。

ガイドブックを読んでからハレイワの街に行くとガッカリする。20~30軒の店が散在しているだけのところで、ワイキキのショッピング街に行けばある店ばかり。上記の写真を見て素晴らしいと思ったら大間違いで、ノースショアはきれいな浜辺で泳ぐ所で、食べたりショッピングをする場所ではない。1時間もあれば十分に余ってしまう位。

降りたバス停から同じ方向に走る52番にトランスファー券を使って乗る。パイナップル畑で有名なドール・プランテーション(Dole Plantation) 、パールハーバー(Pearl Harbor) のあるパール・シティ (Pearl Ciy) 、ホノルル国際空港(Honolulu International Airport) 、ダウンタウンを抜けアラモアナ・センターに着く。所要時間1時間40分。

結局、島一周は2ドル(200円)で、もしもう1ヶ所降りる所を増やしても、また乗車時に2ドル払ってトランスファー券をもらえば4ドル(400円)ですむ。まあ商売と云えどもいい値段を取るものだ。#YS

   
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ハワイ東海インターナショナル・カレッジ / Hawaii Tokai International College

2009-06-23 | ハワイ事情

[ハワイ事情]

ホノルルのワイキキビーチが一望できる一等地に建つ東海大学パシフィック・センター (Tokai University Pacific Center) を訪問してきた。友人であり日系4世の浅先エーサ氏 (Mr. Asa Asasaki) がここのハワイ東海インターナショナル・カレッジ (Hawaii Tokai International College) に勤務しているからだ。氏の案内で夏休みで閑散としているビル内の施設を見せてもらった。

下階にあるクラスルーム、ライブラリー、ミーティングルーム、キャフテリア、上階にある宿泊施設など、約150人の学生たちが勉強・生活するには贅沢な程、完備されている21階建ての美しい白色のビルである。このカレッジは1992年に設立され、文科系2年制をとっており卒業後は米国の4年制大学に編入するか、日本の東海大学に編入するかのいづれかの選択ができるそうだ。

東海大学が日本中に数多くのキャンパスを所有していることは良く知っていたが、こんな豪華な施設がワイキキのど真ん中にあるとは大変な驚きである。余りにもそこの学生がうらやましくなり、氏にコミュニテイ制度(大人・一般人向けのコース)を行っているかどうか聞いたら、無いとのこと。残念である。#YS

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オアフ島のショッピング・センター / Shopping Centers in Oahu

2009-05-21 | ハワイ事情
  

[ハワイ事情]
ホノルルのあるオハフ島のショッピング・センターはワイキキを中心に大きなところだけでも14~15ヶ所あるが、これらについては日本人観光客の方がかなり詳しい。日本のガイドブックにはセンター内にある一軒一軒が詳しく紹介されているからで、ホテルに着くとすぐ目的の店に行く人が多い。

一番有名なのが「アラモアナ・センター(Ala Moana Center)」でメイシーズ、ニーマン・マーカス、ノードストローム、シアーズなどのデパートと、290店以上のショップとレストランが入る世界最大のオープンエアのショッピング・センターである。何せ大きい、何回行っても迷ってしまう。

ワイキキのど真ん中にあっても、余りお勧め出来ないのが「インターナショナル・マーケットプレイス(International Market Place)」。以前はそれほど悪くはなかったのだが、今は安物の商品を売る店で満杯である。

この2つ以外は皆似たりよったりで、しゃれた店とレストラン、ファーストフードなどの複合商業施設。YS

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無料フラ・ショー と 「ポリネシア文化センター」 / Free Hula Show and Polynesian Cultural Center 

2009-05-20 | ハワイ事情



[ハワイ事情]
ワイキキの主要ホテルではディナー・ショーとしてフラを催している。日本円にしたら大したことない金額でも、こちらでは結構高いドルで支払わなければならない。以前、ハワイに来たときには何も知らないでホテルのショーに2~3度お世話になった。そこで今度は無料で見られるフラ・ショーはないか探してみた。定期的にやっているものは調べたかぎりではホノルルに3つほどある。

その内の2つに行ってきた。一つはアロハ・タワー・マーケットプレイスから出航する客船「スター・オブ・ホノルル号」のウエルカム・フラショーで、乗船する客を迎えるため埠頭で一時間ほどバンド、歌手、ダンサーの10人のグループが行う。乗船する客は船が出港した後、船内で同じショーが見れるので素通りで中に入っていった。結局、最後まで見ていたのは自分1人でショーを独占できたので結構良かった。(毎日16:30~17:30)

もう一つはヒルトンホテル群があるヒルトン・ハワイアン・ビレッジで、プールサイドで見ると25ドル(2500円)とられるが、ホテルのロビー、砂浜側から良く見えるのでわざわざ金を払う必要はない。こちらは少し規模が大きくて25人くらいのハワイアン・グループで一時間のショー。締めくくりは目の前で大きな花火の打ち上げが30分ほど続く。ホテル客など(約1000人)で超満員である。(毎週金曜日の19:00~20:30)

もっとゆっくりとポリネシアの文化、歴史、ダンスなどを堪能したい場合は、ホノルルから北へ車で約一時間のところにある「ポリネシア文化センター(Polynesian Cultural Center)」に行くべきだろう。入園料58ドル(5800円)と高いがその値打ちはあると思う。YS

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ハワイのゴルフ・コース / Golf Course in Hawaii

2009-05-13 | ハワイ事情

[ハワイ事情]

ハワイというと男にとって「ゴルフ」のイメージが湧く。それもその筈、調べてみるとホノルルのあるオアフ島だけでも37のゴルフコースがある。ここでも日本人旅行業者の商魂たくましい宣伝が繰広げられている。

「全てのホールから海が見えるコース」、
「ワイキキからたった30分のところにあるコース」、
「オバマ大統領が滞在中に必ずプレイするコース」、
「~~設計の最高のコース」、
「ゴルフTVチャンネルでナンバーワンに選ばれたコース」、
「穴場のコース」などなど、様々なうたい文句でアピールする。写真を見る限り全部素晴らしいゴルフ場に思われ、全く違いが分からないのだが。これが『猫に小判』、『豚に真珠』(この2つのことわざ proverb の英語訳は: Like casting pearls before swine) の自分が感じることらしい。

6年前に仕事でカネオエ・クリッパー・ゴルフ・コース(Kaneohe Klipper Golf Course) を訪れた。先月はワイアレア・カントリー・クラブ(Waialea Country Club) にブランチ(branch) を招待された。これらのコースが全く宣伝されていないので色々な人に聞いてみると、カネオエはアメリカ海兵隊軍司令本部の中にあり、一般客は使えないオアフ島で最も美しいゴルフ場とのこと。ワイアレアは全米オープンなどが行われるところで会員以外は入れない名門中の名門とのこと。知らないというか、興味がないと言うことは非常に恐ろしい。

そう言えば、30数年前にサム・スニード、ジャック・ニクラウスなど超一流選手が現役の頃、日米ゴルフの催しで関西に2~3度来た際、テレビ局から招待されてオープニングなどに出席した。クラブのロビーで日米の有名選手がウロルロして握手したり、話をしたりするチャンスが沢山あった。後からゴルフ好きの友人から、選手のサインをもらったかどうか聞かれた。そんなものがある筈がない、だって興味ないもん!YS

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ハワイ州観光局 と 旅行ガイドブック・パンフレット / Hawaii Visitors & Convention Bureau

2009-05-12 | ハワイ事情
     
[ハワイ事情]

ワイキキのど真ん中の一等地のビルの8階にハワイ州観光局がある。旅行代理店だったら知っているが一般観光客はほとんど知らないと思う。なぜならこのオフィス、この数年間に3回も引越しをしているし、内容・外見とも非常に素晴らしい無料パンフレットを作っていても英語で書かれていているので、その存在を知ったとしてもわざわざビルの上階にまで上がってもらう観光客はいないだろう。

覗いてみると案の定、そこに訪問していたのは自分だけ。実はこの観光局、東京と大阪に長年、事務所があったが6年前に今の州知事が税金の無駄づかいということで閉鎖してしまった。その話を受付の年配のロコ(地元)の女性に話すと懐かしそうにやさしく色々と話してきた。現在は40人体制でハワイの各島に分散して観光プロモーションしているという。それもこの不況でだんだんと縮小しているという。

さすが地元のプロ、プロモーション・パンフレットは主要島の地図、観光スポット、写真、紙質、など非常に見やすく、簡潔で上品である。実はハワイに移って来る前に色々な書店で30~40のガイドブックをチェックし、またこちらに来て数種類の無料ガイドブック等を端から端まで見たが、これという一冊が見つからなかった。要するに情報が多すぎて何が重要で何が必要ないかが判断できない。今から思うと結構くだらないインフォメーションがあった。また、こちらのオプショナル・ツアーの会社が沢山ありすぎて(非常に商魂たくましいが)混乱してしまう。もうちょと gentlemen's agreement で何か協定でも作ったらどうなのかと言いたいくらいである。YS

     
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パッケージ・ツアー と バス利用 / Package Tour and Bus Fare in Hawaii

2009-05-10 | ハワイ事情

[ハワイ事情]

今まで米国政府・研修旅行と称して7回、通算5ヶ月間、全米中いろいろな所を回ったが思い出すことと言ったら大変ささいな、又、旅行目的と全く関係ないことばかりである。教訓は「どこどこの都市・場所に行ったことがある」と人には言えるが、英語で言うと "So, what?"「だから、それがどうしたって言うの?」である。その街の実情をレクチャー・資料・現地視察で知ったとしても現地の人達と本当に接していないので身にならないというか、すぐ忘れてしまう。

何だかハワイ観光旅行のことと結びついてしまう。確かに旅行代理店のツアー・プランにのったら非常に楽である。空港とホテル間の送迎、ホテルの予約、各観光スポットまでの送迎、夕食プラン、ゴルフプランなどなど何も考える必要が無い。また、避暑地にのんびりしに行くのだから「そんなことはどうでもよい」というなら全くその通りである。

それらを満喫し日本に帰ってから思い出してほしい。「ああ、面白かった」、「あれとあれをショッピングできて良かった」、「ビーチ・海・空が大変きれいだった」「まわりが日本人ばかりで英語を使うことがなかった」などなどであろう。5年、10年、20・30年たった時、人に「行った事がある、した事がある」と言えたとしても、果たしてそれらが本当に自分にとって楽しかったのかどうか、良きにしろ・悪きにしろ思い出として残っているかどうかである。勿論、人それぞれ考え方も違うし趣味・興味も違うからとやかく言えないが、自分としてはその旅行自体が全く思い出せないというのがかなりある。(ボケではない。)それが虚しいというか残念である。

ホノルル中を毎日のように3~4時間、2ヶ月間歩き続けたので今度は歩いてはちょっと行けない場所に挑戦している。バスの利用である。バス運転手の様々な性格も然ることながら乗客の服装・雰囲気などから、ちょっとしたしぐさ・マナーなどの観察で、かなりこの街の人達の生活が肌で感じことができる。別に無理して知らない人に話しかける必要はない。足を踏んだとか・踏まないとか、親切な人・怪しい人に話しかけられとか、間違ってつり銭を少なくもらったとか・多くもらったとか、何かささいなことがその辺にころがっている。そのようなことを訪問地と重なって思い出す。良い事も悪い事も時効となって、笑って人に言えることが本当の旅の面白さなのでは?!そんなチャンスを作るためにもパッケージと自由行動の併用を勧める。

ホノルル市のあるオアフ島のバス料金は一律2ドル(200円)で、乗車時に運転手の横にある料金ボックス(硬貨用)・自動札機(1ドル札用)に入れる。つり銭も出ないし両替機もないので、きっちりと2ドル持っていないと乗れない。運転手の上にバス停が表示されるので降車間際に窓沿いに一本張ってあるロープを引いて知らせる。運転手の横の前側のドアでも中ほどにあるドアでも降りられるが、中ほどのドアを降りる時はグリーンのランプがついているのを確かめてからドアを手で押す。

ただバスを利用するのに2つ難点がある。一つはバス停に停留所名、又行き先が書いていない。路線番号のみか、全く表示されていないかのどちらかで小さな黄色いバスのサインが目印。数えただけでも85路線あるので前もって調べておく必要がある。二つ目は時刻表が表示されていない。時刻表というものは市の交通局・分室に置いてあるが、もらう必要はなし。どうせ時間通り来る筈はないし、いつ来るのか分からない。来ないかもしれない。短気な人、イライラする人には向いていない。

料金を払ったら必ず "Transfer (トランスファー)!" と言って細長いキップをもらうこと(写真参照)。これを持っていると2時間以内だったらどの路線にも一度だけ乗り換えができる。乗り間違えの時のことを考えて必ずもらうこと。また、往復キップとしても使える。2~3回乗って慣れたら結構便利な交通手段である。YS






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「ドール・プランテーション」 と パイナップル / Dole Plantation

2009-05-06 | ハワイ事情
    
[ハワイ事情]

団塊世代(baby boomers) の人間にとってパイナップルというのは、バナナ、卵と同じく高値の花だったので(1950年代、60年代の話)、ハワイに初めて来きた時、「ドール・プランテーション(Dole Plantation)」を訪れるのが非常に嬉しかった。

オハフ島のど真ん中にあるこの施設は、ワイキキから車で約40分のところにある。見ものは、周り一面のパイナップル畑も然ることながら、(1)約5キロも続く植物でできた世界一大きな「ガーデン迷路(maze)」、(2)敷地内を走る蒸気機関車「パイナップル・エクスプレス」で、(3)特製パイナップル・アイスクリームを食べれば、ここの観光は完璧に完了する。入場料は大人4ドル(400円)。

1813年に南米からハワイに紹介されたパイナップルは、その後すぐドール会社によって大量生産と缶詰加工などにより栽培が盛んになり、ハワイの経済を支えた。今はほとんどの畑は野菜やマカデミアン・ナッツ、コーヒーなどの栽培に変わっている。

ハワイの歴史を知る上でも一度見ておいたほうがよいでは。YS

     
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「ハワイ州政府庁」 と 政治 / Hawaii State Capitol

2009-05-01 | ハワイ事情
      
[ハワイ事情]

ハワイ州は州法によって人種差別を厳格に禁止しており、それを示すかのようにアメリカ国内ではめずらしく総人口128万人の40%がアジア人であり、また5人に1人が日系人・日本人である。また、ギャンブル・宝くじが一切禁止されている非常に健全な州でもある。(州民の観光旅行のトップは常にラスベガスというのも、うなずける!)

その本部の「州政府庁(Hawaii State Capitol)」がイオラニ宮殿(前述ブログ参照)のすぐ隣にある。広い中庭スペース、円錐型の吹き抜けのある比較的低い真四角の建物で、上階の方が州政府の各省庁、下階が州議会と上院・下院議員たちのオフィスとなっている。たまたま道に迷って、誰かに方向を教えてもらうために建物の中に入り各階を歩き回ったので内部にはかなり詳しい!

アメリカ合州国の連邦議会に上院(日本の参議院にあたる)2名、下院(日本の衆議院にあたる)4名の議員を選出しているが、ハワイ州議会にも上院25名、下院51名の議員がいる。伝統的にはオバマ大統領と同じ民主党(Democrat) が圧倒的に強い。ただ、2002年に初の共和党員(Republican) のリンダ・リングル(Linda Lingle) が知事になって現在も続いている。 

1ヶ月位前にコンベンションセンターでのホノルル・シンフォニー(Honolulu Symphony) 主催・舞踏晩餐会(ball) に招待された際、同じテーブルにいたのが民主党・多数リーダーのゲイリー・フーザー議員(Gary Hooser, Majority Leader of the Hawaii State Senate) だった。次期・副知事選挙に立候補するというので、ボランティアで選挙活動に参加させてもらう約束をした。実現すれば、アメリカでの選挙が生で実感できると思うので今から楽しみだ!YS

      
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全米唯一の州立図書館システム と 「ハワイ州立図書館」 / Hawaii State Library

2009-05-01 | ハワイ事情


[ハワイ事情]

「ハワイ州立図書館(Hawaii State Library)」の前の歩道を歩いている時に、ハワイの友人(出身はイギリス)が図書館カードを取得することを勧めてくれた。わざわざ高い本を買っても、読んだ後の本の置場所を考えたら彼の言うことは100%正しい。

1週間後にカード発行の手続きをしに図書館に行った。建物は1913年に造られた当時のままでかなり美しいし、中の雰囲気、中庭の静かさに感動して相当の時間をそこで費やした。玄関正面には3~5名の司書が貸出、返却、インフォメーションなどで常駐し、各分野のコーナー(少なくとも7~8のセクションがある)にも2~3名の専門家がいるので、かなりの人がここで働いている。

住人のID(グリーンカード、州ID、現住所の証明書類)を提出すると、その場で数分の内に図書館カードを作ってくれる。無料である。若い女性が適確に注意事項を説明してくれた。まず、ハワイ州(8つの島と124の小島)にある51の公立図書館(実際は6つの主要島にある)のどこででも利用出来ること。300万冊以上ある本の貸出は無制限(3週間)、ビデオ・CD・DVDの貸出は各10枚ずつ(1週間)。大変、素晴らしいシステムだ!全米50州に沢山の優秀な図書館制度があるといえども、完全に州に統一されているのはここだけだ。また、住民以外の人々にもカードを作るところがすごい! 州以外の人は25ドル(2500円)、観光客は10ドル(1000円)払えば会員になれるのだ。

ただし、調子に乗ると大変だ。本の返却に遅れると1日1冊につき25セント(25円)の罰金、他のものには1ドル(100円)取られる。また、損傷、予約通知無視、カード損失など数々の罰金規則が設けられている。日本でもこの制度を取り入れるべきである。そうすれば、もっと公共の物を大切にし、他の人達に迷惑をかけずに気持ちよく図書を楽しめるはずだ。日本の国会図書館、京都、他府県の実態を考えると「ハワイに見習え!」である。

こちらでは図書館の利用など全く考えていなかっただけに、友人には大変感謝している。YS

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カマアイナ料金 / "Kama'aina"

2009-04-16 | ハワイ事情
                                

[ハワイ事情]

ハワイにはカマアイナ(Kama'aina) 料金というのがある。ラーメン屋に入って分かったのだが、食べ終わってから支払おうとしたら、ハワイの住民であるというIDがあったら15~20%引きになると言われた。「カマアイナ」とはポリネシア・ハワイ語で「土地っ子(Native Hawaiian) 」という意味で、ワイキキ近辺のレストランの料金や水族館などの公的施設の入場料が安くなる。また、ホテルによって割引価格は違う(最低5%~最高37%)のでチェックインする前に調べていた方がよい。

カマアイナの恩恵を受けるにはハワイの自動車「運転免許証」か、ハワイ州の「住民IDカード」のいづれかが必要となる。運転免許証は取得するのにちょっと時間がかかりそうなので、"State ID" を取ることにした。

ホノルル日本総領事館には全く興味はなかったのだが、このIDをどういう風に手に入れるかが分からなかったので散歩がてらに覗いてみた。総領事館の受付で日本語で書かれたハワイの資料があったので全部もらってきた。ID発行場所が、観光スポットのカメハメハ大王像の隣の州政府ビル(写真)だと分かったので行ってみたら、パスポート、ソーシャル・セキュリティ・カード(Social Security Card)  【前述のブログ参照:『ソーシャル・セキュリティ・ナンバー(SSN) 』(2009・4・12)】 などと、手数料15ドル(1500円)が必要だというので出直すことにした。

3日後に申請に行ったら、まあ何と30人くらいの外国人が先に並んでいた。ギリシア語なのかポルトガル語なのか、それともポリネシア語なのか良く分からないが、色々な言葉が飛び交う部屋で約2時間待った。やっと順番が回ってきた。長年、アメリカ総領事館に勤めていてアメリカ人の「アバウト」さ、おおざっぱさには慣れてはいたが、そこの係官の人達には閉口した。

2人とも50代の気さくな女性ではあった。最初の係官に申請書類を出したら手書きで何かの追加項目に記載をし、それが間違ったらしく、くしゃくしゃに訂正した紙を戻してよこした。次の人に、パスポートなどを渡したら、後からSSNカードだけが戻ってこない。そのことを伝えたら、すでに自分に返したとイイハル。(笑ってしまうので、ここでは京都弁で!)

一瞬顔が青くなった。だって再発行の手続は面倒くさいし時間がかかるのだ。ーー何のことはない。色々探しまわったら、その女性のイスの下の奥に落ちているではないか!何も謝らない。でも、ここで怒ってはいけない、ここは米国である。作り笑いをしながら、"Thank you very much" と言ってIDを受け取り建物を出た。ヤレヤレ。YS

      
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