12日のワシントン・ポスト紙で「ゴースティング Ghosting 」という言葉を初めて知った。
「ゴースティング」とは、労働者が仕事場に連絡せず無断で働きに来るのをやめ、それ以降、その本人と連絡がつかない状態のこと。 "Ghosting" = A situation in which a worker stops coming to work without notice and then is impossible to contact. 【元になる単語は誰もが知っている ghost (ゴースト=幽霊・お化け)である。】
☆ポスト紙によると、アメリカでは職場に姿を見せず、会社との連絡を絶つことで仕事を辞める「ゴースティング」をする労働者が増えているという。 Acccording to The Washington Post, more and more workers are "ghosting" their employers by not showing up to work and cutting off contact with the company. ☆これは労働市場がひっ迫していることの表れだという。アメリカでは仕事を探している人の数よりも、求人数の方が多い。 It is a sign of the tight labor market as there are more job openings in the US than people looking for work. ☆突然仕事を辞めるのは大抵、雇い主と管理職のコミュニケーション不足の証拠だと専門家は言う。 Quitting a job abruptly usually a sign of poor communication between employers and management, experts say. ≪BUSINESS INSIDER JAPAN から引用≫
今までの自分を振り返って見ると、アルバイトを含めて6~7回転職をしたが、こんなこと(=ゴースティング)が簡単に出来るんだったら、もっともっと楽しく仕事に打ち込めたような気がする。なぜならば、仕事のノルマ・負担・重責もさることながら、どんな「職場」にも色々な人間関係が複雑に存在するし、「パワハラ power harassment 」、「セクハラ sexual harassment 」、「いじめ bullying / picking on 」、「仲間はずれにされる be shouldered out / be left out in the cold 」、「陰口 backbiting 」、「悪口 bad-mouth 」などなど、陰険な行為・行動は大なり小なりどこにでもあるのが実情なので、嫌だったらすぐ幽霊のように消えられた。うらやましい限りだ。それでも一つの職場に35年間も耐えた忍耐力、あるいは居座った(‼?)自分にも今更ながら驚く!長く続けられた最大のモチベーション(motivation) は『アメリカ合衆国が大好き』という一言に尽きる!■YS