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吉野彰・2019年ノーベル化学賞 / Akira Yoshino - Nobel Prize in Chemistry

2019-10-11 | 国際賞






またもや日本人ノーベル賞受賞の知らせが飛び込んできた。素晴らしいの一言!

【2019年ノーベル化学賞受賞者3名】
吉野彰(Akira Yoshino 71歳)、 旭化成名誉フェロー(Fellow, Asahi Kasei Corporation; and Professor, Meijo University)
マイケル・スタンリー・ウィッティンガム(Michael Stanley Whittingham 77歳)、米ニューヨーク州立大学ビンガムトン校教授(Professor, Binghamton University of the State University of New York)
ジョン・B・グッドイナフ(John B. Goodenough 97歳)、米テキサス大学オースティン校教授(Professor, University of Texas at Austin)

京都新聞(10/10日付) によると、
□これで日本人のノーベル賞受賞者(Laureate = winner) は27人目、
□化学賞では8人目、
□出身や大学の在籍など京都にゆかりのある受賞者(Laureates associated with Kyoto) では15人目。

「リチウムイオン電池の開発(Development of Lithium-ion Batteries) 」 がその理由とあるが、まさか自分が毎日愛用している電動アシスト自転車、パソコン、携帯電話などに使われているリチウムイオン電池が日本人研究者が発明しているとは思いもよらなかった。非常に無知だった。2014年物理学賞を受賞した日本人3名による発明、「青色LED=青色発光ダイオード(Blue LED = Blue Light-Emitting Diodes) 」の時と同様、われわれ人類の毎日の生活に直結する大発明(a great invention directly link with our humans daily life) であり、世界中の誰もが祝福すべき偉大な功績である。


ちなみに、スウェーデン王立科学アカデミー(The Royal Swedish Academy of Sciences) によると、
□1901年から2018年までの化学賞の受賞者(Laureates) は110人(内訳は単独受賞者は63人、2人での受賞は23人、3人での受賞は24人)、
□今年、2019年化学賞3名の内の一人、ジョン・B・グッドイナフの97歳は受賞者の歴史で最高齢、
□受賞者の最年少は、1935年の Frederic Joliot の35歳、
□現在まで、女性の化学賞受賞者は5名のみ、
□2回受賞しているのが3名。(1958年と1980年に化学賞2回の Frederick Sanger 、1903年の物理学賞と1911年の化学賞で Marie Curie 、1954年の化学賞と1962年の平和賞で Linus Pouling。)


【参考ブログ】
『本庶佑・2018ノーベル医学生理学賞』(2018/10/4)
『ノーベル賞受賞者と留学』(2014/10/10)


■YS



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