車検に出していた車が返ってきた。例の新車で3年、中古で2年毎の自動車の法的検査である。請求書は十数万円!ウァオ!生活に響く。前からかなり高額だと思っていたのだが、安全のためだとは言いながらそんなに頻繁に整備・部品交換が必要なの?自動車はもっと丈夫で安全に造られているはず。
米国には州によって若干違うが、カリフォルニアには車検もなければ自動車税もない。従って新車であれ中古であれ購入後は安全点検、整備は自己責任で何もなければ金は一切かからない。なのでボロ車でも改造車でも走行出来れば全く問題はない。「毎日の生活に完全密着している」のが本当の車社会であるアメリカ。日本の車検は陸運局・運輸支局と整備工場・整備業者の win-win の関係で結託していると言った人も多くいた。とにかく車検制度をもうちょっと考えてほしい!
自動車と言えば、留学生時代、アルバイトで高級車から中古車まで多種多様の車を運転してきた。昔は「カーキチ(車きちがい)」で車の前部・後部どこを見てもすぐどこのメーカーの何の車種か分かる程だった。当時は学生の分際ではあったが、自分の車を2台(スポーツタイプのムスタング Mustang Fastback 2+2 と英国の2人乗りサンビーム Sunbeam) を所有していて、ロサンゼルスのフリーウエイ(無料高速道路) Freeway を毎日楽しみながら走っていた。
スピード違反で高速道路上でハイウェイ・パトロールに注意・違反キップを切られたり、一般道路の事故でハリウッド警察で事情聴取を受けたりした怖い思い出がある。そしてもっと怖いのが運転席で免許証を見せるため手を服の中に持ってゆくと、"Don't move!" と言って警官がすぐさまピストルを向けてくる。銃社会では悪人・一般人が警官に発砲してくるケースが多々あるので、この様な光景はこの社会では当たり前である。なので観光で運転する機会がある場合は気をつけよう。■YS
参考ブログ:『映画俳優と自動車』(2009/7/26)
『自動車社会と新発見』(2009/7/25)