誰も書かない「ハリウッド・ハワイ・米国」の本音トーク

Information about Hollywood, Hawaii and the U.S. 

American Slang / スラング・米俗語 【3】

2024-07-16 | 語学


【スラング・俗語とは? =特定の社会や階層でのみ使われる卑俗な言葉 (岩波書店「広辞苑」より) / =卑語、隠語なども含まれ、学生語、兵隊語、水商売用語など、いわゆる位相語、職業語が中心 (小学館「日本大百科全書」より)】

AI(人工知能・Artificial Intelligence)などの急速な発展で世の中が目まぐるしく変わる中、人々が使う言葉もその時期に合った、また便利な表現を求めどんどん変わってゆく。最新のスラングには以下のようなものがある。





 
"Banger" 【ベンガー】or
  "Bangin' " 【ベンギン】  「踊りたくなるようなエネルギッシュな歌」
                《例:This Taylor Swift song is bangin' ! 》


"Fire" 【ファイア】  (=something is cool)「すごい」「いけてる」
              《例:Her jacket is fire! 》
 

"Cringe" 【クリンジ】  (=really embarrassing)「本当に恥ずかしく思う」


"Zone out" 【ゾーン アウト】  「注意が散漫で何も聞いていない」


"On the house" 【オン ザ ハウス】  バーやレストランでこれを言われたら「会計は支払い済み」の
                     ことで、その人にお礼を言うこと。
 

"Hobnob" 【ホブナッブ】  「(金持ち・有名人などと)親しく付き合う」


"Popo" 【ポポ】or "Fuzz" 【ファズ】  (=police)「警察」「サツ」「デカ」


"Airhead" 【エアヘッド】 (=silly / foolish person)「バカ」「脳足りん」


"Simp" 【シンプ】  (=person who does too much for who he/she likes)「好きな人に対して
              面倒を見すぎる人」



"Once in a blue moon" 【ワンス インナ ブルー ムーン】  「めったにない」



"No biggie" 【ノー ビッジー】 or 
  "No big deal" 【ノー ビッグ ディール】 or
  "No sweat" 【ノー スウェット】   (=not a problem) 「大したことはない」



"Bummer" 【バマー】  (=dissapointment)「期待外れ」「がっかりすること」


"Corney" 【コニー】or 
  "Cheesy" 【チージー】  (=silly)「(映画やジョークが)ダサい」「(映画やジョークが)古くさい」


"I'm beat! " 【アイム ビート】  (=I'm tired)「疲れた!」


"Bae" 【バエ】  (=best friend / loved one)「ベストフレンド」「最愛の人」


"Whiz" 【ウイズ】  (=a smart person)「頭のよい人」


"Lemon" 【レモン】  (=a bad person)「悪い人」


"Get hitched" 【ゲット ヒッチト】or
  "Tie the knot" 【タイ ザ ノット】  (=get married)「結婚する」


"Have a blast! " 【ハブ ア ブラスト】  (=have a great time)「大いに楽しんで来なさい!」




■YS







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Slang / スラング・俗語 【2】

2021-12-02 | 語学






【俗語・ぞくご = 標準となる口語に対して、それと異なる方言や卑俗な言葉 《出典:「広辞苑」岩波書店》】


毎日のように、ウェブ(the Web ・インターネット)で最近の米映画・ドラマを観るのだが、全く解からないのが結構でてくる。しゃべるスピードではなく(若者、特に女性は知っての通り機関銃のごとく早いが…)、最近のスラングがよく出てくる。それを文章・文字で表してくれたら意味はちょっとは想像出来るのだが、所詮、ヒアリング・発音になると「ちんぷんかんぷん・お手上げ・降参・全くわからない」(=all Greek to me) 。

ここに最近、大学のキャンパスや、若者が好んで使うスラングを列挙してみる。


□ "Roomie" 【ルーミィ】 (=roommate) 「ルームメイト」
■ "Bro" 【ブロ】 (=brother, friend) 「(男どうしで使われる)だち・仲間」
□ "Epic" 【エピック】(=awesome, big, strong, incredible) 「すごい」「とってもいい」「かっこいい」
■ "For real" 【フォ・リアル】 「本当に」
□ "Hang out" 【ハング・アウト】 「ウロウロする」「たまり場」「友達とカジュアルに集まる」
                ーー自分は昔からよく使っていたが…
■ "Hit the books" 【ヒット・ザ・ブックス】(=to study) 「勉強する」

□ "Megabucks" 【メガバックス】 (=lots of money) 「大金」
■ "Cram" 【クラム】 (=study frantically in a short amount of time) 「短い時間で必死に勉強する」
□ "Hit the sack" 【ヒット・ザ・サック】 (=sleeping) 「寝る」
■ "Binge" 【ビンジ】 (=excessive indulgence) 「暴飲暴食をする」   
□ "Pass the buck" 【パス・ザ・バク】 「人のせいにする」
■ "Going Dutch" 【ゴーイング・ダッチ】 「割りかん」

□ "I dunno" 【アイ・ダノウ】(=I don't know) 「知らないよ!」「分からない」
■ "I'm down" 【アイム・ダウン】(=you agree) 「同意するよ」
"OMG" 【オウ・エム・ジー】(=Oh, my God!) 「なんていうことだ!」
"K" 【ケイ】 又は ■"KK" 【ケイケイ】 (=okay)   「O.K.」
□ "Prof" 【プロフ】(=professor) 「(大学の)教授」
■ "Zonked" 【ゾーンクト】 (=exhausted) 「くたくたに疲れる」

□ "Goofy" 【グーフィ】 「バカ」
■ "Keep your cool" 【キープ・ユア・クール】 「落ち着いて」
□ "Legit" 【レジット】 (=legitimate) 「妥当な」「正当な」
■ "Mag" 【マグ】 (=magazine) 「雑誌」
□ "No worries" 【ノー・ワリーズ】又は "No problem" 【ノー・プロブレム】 
     (=you're welcome / not a big deal) 「大したことじゃないよ!」
■ "Root for" 【ルート・フォー】「(感情的なむすびつきで、スポーツチームに対して)支援する」

□ "Selfie" 【セルフィ―】 「自撮り写真」
■ "Third wheel" 【サード・ウィール】 「(3人のうち、他の2人にとって)じゃまな人」
□ "What's up?" 【ファッツ・アップ】 (=Hello! / How are you?) 「やあ、元気?」
                  ーーかなり以前から使われてはいるが…
■ "Wrap-up" 【ラップ・アップ】 「ニュースの要約」
□ "Wrap up" 【ラップ・アップ】(=to finish) 「終える、締めくくる」
■ "Shoot the breeze" 【シュート・ザ・ブリーズ】 「堅ぐるしくない、打ち解けた会話」


"YOLO" 【ヨーロウ】(=You only live once) 「人生は一回限り、二度と来ない」
     ずっと昔の映画を彷彿(ほうふつ)させられる。 ★ショーン・コネリー(Sean Connery) 主演映画・
     ジェームス・ボンド・シリーズの "You Only Live Twice" (邦題「007は二度死ぬ」)。1967年
     米ユナイテッド・アーティスト映画で、日本人の俳優が準主役でたくさん出演したので、当時は
     かなり日本が世界的に再認識された。【若林英子(わかばやし・えいこ)、浜美枝(はま・みえ)、
     丹波哲郎(たんば・てつろう)、島田テル(しまだ・てる)の4名の映画俳優が出演】
     また、ナンシー・シナトラ(Nancy Sinatra) [超有名な歌手フランク・シナトラ(Frank Sinatra) の
     実の娘]が歌ったその映画主題歌 "You Only Live Twice" も世界的に大ヒットした。
     
     
     映画『007は二度死ぬ(=You Only Live Twice) 』


□ "Brake a leg" 【ブレーク・ア・レッグ】 (=wish someone good luck) 「成功を祈る(公演などの時に使う)」
■ "Cray" 【クレイ】 又は "Cray cray“ 【クレイ・クレイ】 (=crazy) 「クレージー!」
□ "Curve ball" 【カーヴ・ボール】 (=野球語) 「はかりごと」「策略」
■ "A mix-up" 【ア・ミックス・アップ】 (=mistake / misunderstanding) 「失敗」「誤解」
□ "For the birds" 【フォー・ザ・バーズ】 (=worthless / trivial) 「値打ちのない」「つまらない」
■ "Ride Shotgun" 【ライド・ショットガン】 「車の前席(客席)に座る」

□ "Quad" 【クワッド】 (=quadrangle) 「(大学などの四方が建物に囲まれた)中庭」のこと。
■ "Vanilla" 【ヴァニラ】 「ありきたりの」ーーバニラアイスクリームは普通のフレイバーなので
□ "Party animal" 【パーティ・アニマル】 「パーティ好きの人」
■ "Wallflower" 【ウォール・フラワー】 「パーテイで恥ずかしがって目立たないようにする人」ーー壁の花のように
□ "A couch potato" 【ア・カウチ・ポティトゥ】 「引きこもって何もしない、だらしない人」

■ "Hit me up" 【ヒット・ミー・アップ】 「連絡をしてくれ!」
□ "My bad" 【マイ・バッド】 「失敗をした」「誤解した」
■ "Booze" 【ブーズ】 (=alcohol) 「酒」
□ "I feel you" 【アイ・フィール・ユー】 「君に共感するよ!」
■ "Same here" 【セイム・ヒア】 「同感!」

□ "I get it" 【アイ・ゲット・イット】 (=I understand) 「わかったよ」
"R.S.V.P" 【アール・エス・ヴィ―・ピー】 (=フランス語 repondeg, s'il vous plait)
     「(手紙、電話やメールに対し)正式な招待への返事」
□ "A piece of cake" 【ア・ピース・オブ・ケイク】 「簡単なこと」ーー自分でもよく使っていた
■ "Screw up" 【スクルー・アップ】 「失敗する」「何か悪い間違った事をした」「メチャクチャになった」
                 ーーかなり前から使われている
□ "Take for granted" 【テイク・フォー・グランテッド】 (=assume)「~だと思う・思われる」     

■ "Take a rain check" 【テイク・ア・レイン・チェック】 「すぐにはそれは出来ないが、後でそれをしたいと思う」
□ "Mooch off" 【ムーチ・オフ】 (=steal something) 「何かを盗む」
■ "Knocked up" 【ノックト・アップ】 (=pregnant) 「妊娠している」
□ "Psyched" 【サイクト】 (=enthusiastic) 「熱狂的な」
■ "Dope" 【ドウプ】 (=awesome, cool, great)  「すごい」「 かっこういい」「感じがいい」

□ "Totes" 【トーテス】 (=I agree)  「ごもっとも」「全面的に賛成」
■ "Ditch" 【ディッチ】 (=skive) 「サボる」「立ち去る」
□ "Bail" 【ベイル】 (=ditch) 「立ち去る」
"G.O.A.T" 【ジー・オウ・エイ・ティー】 (=Greatest of All Time / praising you)
       「(バスケットボールでよく使う)賞賛する」
"ASAP" 【エイ・エス・エイ・ピー】 (=as soon as possible) 「できるだけ早く」
■ "Broke" 【ブロウク】 (=skint) 「一文無し」「金がない」ーー昔から使われているスラング

■ "Under the weather" 【アンダー・ザ・ウェザー】 (=feeling sick) 「気分が悪い」
□ "Chill out" 【チル・アウト】 (=calm down) 「落ち着いて」
■ "Tea" 【ティー】 又は ■ "Here is the tea" 【ヒア・イズ・ザ・ティー】  
          (=the latest gossip) 「最新のゴシップ」
□ "Spill the tea" 【スピル・ザ・ティー】 「ホットなニュースを伝える」 
■ "Dude" 【ドゥード】 「(男の呼びかけで)おい、君」 

□ "Greek life" 【グリーク・ライフ】 「大学の社交クラブ会員」ーークラブの名前にギリシャ語を用いるため
■ "Benjamins" 【ベンジャミンズ】 「(米国ドルの)100ドル札」 
            ーー札の肖像画がベンジャミン・フランクリンなので
□ "Pig out" 【ピッグ・アウト】 「むさぼり食う」   
■ "Jack up the prices" 【ジャック・アップ・ザ・プライシズ】 「急に価格を上げる」
□ "Flick" 【フリック】 (=a movie) 「映画」

■ "A whiz" 【ウィズ】 「達人」「名人」
□ "Ex" 【エクス】 「昔の配偶者」


■ "Greens" 【グリーンズ】 (=money) 「金」--ドル札は緑色で印刷されているから

□ "Amped" 【アンプトゥ】 (=pumped / full of adrenaline)「興奮した」
■ "Busted" 【バステッド】 「だめにする・される」
"Twenty four seven" 【トゥエンティ・フォー・セブン】(24/7) 
     (=non-stop / around the clock) 「休みなし」「24時間営業」
■ "Sitcom" 【シットコム】 (=situation comedy)   「(毎回違ったエピソードを扱う)連続コメディ番組」
□ "Awesome" 【オウサム】 (=wonderful / amazing)「すごい」「とってもいい」
■ "High-end" 【ハイ・エンド】  「高級な」
□ "Fridge" 【フリッジ】 (refrigerator の略で)「冷蔵庫」
■ "Buck" 【バック】  「1ドル」

 




ウェッブ社会(=ネット社会)でこれから新しいスラングがますます増える感があり、以前からそうなのだが、世界的に充実度が高い米国の大学が米社会の「中心(the core) 」なので、若者が使うスラングには特に注視する必要がある‼

■YS






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Slang / スラング・俗語 【1】

2021-12-01 | 語学
【俗語・ぞくご = ②標準となる口語に対して、それと異なる方言や卑俗な言葉 《出典:広辞苑》】




先日、日本のテレビ番組で米国に住む日本人女性がスラング "Okie-dokie (=Okey-dokey)" 【発音は「オーキードーキー」】 を使っていたので、50年前のカリフォルニアでの自分の学生時代を思い出した。当時、人々が頻繁に使っていたので大変懐かしく思った。意味は 「O.K.」 と同じなのだが、日本でアメリカ人・日本人にかかわらずそれを使ってトークした人には今までに出会ったことがなかった。

スラング(俗語)と言うと「汚い言葉」と思っている人もいるが、本当は「生きた会話」の一部であり、一般の人々が通常使っている。その証拠にハリウッド映画では、ありとあらゆるスラングに遭遇する。結構、戦争もの、社会ドラマ、刑事・警官・ギャングもののやりとりに多い。(米国の法に携わる人たちは日本人の様には優しくはないし、言葉使いもかなり荒っぽい‼ それは自分自身の実生活でも体験済み。凶悪犯罪が多いアメリカ社会では仕方がないのかも。) 映画の字幕 (superimposition / subtitle) を作る人も大変だと思う。使う場所・状況によっては意味も変わってくるし、普通の英語辞書には載っていない。なので、日本語の真の意味には到底達しないし、また学校英語では決して目にしない。

スラング」をスラング的に言うと、"Four-letter words" (直訳すると「4文字言葉」)。タブー taboo である"Fuck" や "Shit" など4文字の汚いスラングが多い為だとか。自分が1960年代、良く使っていたものに、




◆"Out-of-this world!" 【アウト オヴ ジス ワールド】 (直訳すると「この世より優れて」「この世のものとは思えない」で)
 意訳すると「大変素晴らしい!」「天下一品!」
◇"Buck" 【バック】 (= dollar) 「ドル」のこと。
◆"Groovy!" 発音は【グルーヴィ】 で excellent と同じ意味で「素晴らしい!」  同様に "Terrific! 【テリフィック】" や 
 "Fantastic! 【ファンタスティック】" がある。
◇"Fire-ball" 【ファイア ボール】 「非常に精力的な人」
◆"Buddy" 【バディ】 "Friend" と同じで「相棒・親しい友人」

◇"First-rate" 【ファースト レイト】 (= excellent) 「優秀な」
◆"ABCs" 【エイ ビー シーズ】 「物事の基本・原則」のこと。
◇"Full-bast" 【フル バースト】 「全力で」 
◆"Chicken!" 【チキン】 「にわとり」のスラングは「腰抜け!」
◇"Fake it" 【フェイク イット】 「知っている・出来るふりをする」「だます」「即興演奏する」

◆"Grass / Grass weed" 【グラス】 「草」の俗語は「マリファナ・乾燥大麻」
◇"Buddhahead" 【ブダヘッド】 (軽蔑して)「アジア人」
◆"Tuxedo junction" 【タキシード ジャンクション】 「踊り・音楽ファンが集まる場所(ダンスホール、レコード店など)」
◇"Garrison state" 【ガリソン スティト】 「軍国」
◆"Beat it!" 【ビート イット】 「さっさと立ち去りなさい!」「それをやめて、向こうに行って!」「消え失せろ!」

◇"Hush-hush" 【ハッシュ ハッシュ】 「極秘」
◆"Back off!" 【バック オフ】 「いびるのをやめろ!」「失せろ!」
◇"IOU" 【アイ オウ ユー】 「借金」
◆"Stick around" 【スティック アラウンド】 「人の周りをぶらつく」「近くで待つ」
◇"It stinks!" 【イット スティンクス】 「(我慢できないほど)ひどい!」

◆"Showcase" 【ショーケース】 (直訳は「ショーケース・陳列棚」)「エンターテインメント」「劇場」「ナイトクラブ」のこと。
◇"Make it" 【メイキット】 「成功する」
◆"Apple-polish" 【アップル ポリッシュ】 (直訳「リンゴ磨き」)意味は「ごまをする」
◇"Good deal!" 【グッド ディール】 「よし・結構!」
◆"Big deal!" 【ビッグ ディール】( 直訳「大きな商取引」)「へえ、ほう、それはそれは、大したことないね!」

◇"Honky-tonk" 【ホンキー トンク】 (="honk-y-tonk")「安いナイトクラブ」「安酒場」
       「安酒場などで演奏されるラグタイム=19世紀末に米国で起こったピアノ演奏様式」
◆"Wet blanket" 【ウエット ブランケット】 (直訳「濡れた毛布」)「けちをつける人」
◇"Hang around" 【ハング アラウンド】  「ブラブラ歩く」
◆"Turnout / turn-out" 【ターナウト・ターン アウト】 「出席者・人の集まりの数」
◇"Graveyard shift" 【グレイブヤード シフト】  「真夜中から働き始める仕事」

◆"Big mouth" 【ビッグ マウス】 (直訳「大きな口」)「ほら吹き」「やかましく喋る人」
◇"Hard time" 【ハード タイム】  「苦境」
◆"Try-out / tryout" 【トゥライ アウト】 「テスト(試験的実施)」
◇"Gimmick" 【ギミック】  「策略」「からくり」
◆"Uncle Sam" 【アンクル サム】 (直訳「サムおじさん」)「米国政府」のこと。

◇"G. I. Joe" 【ジー アイ ジョー】  「第2次世界大戦の米兵士」のこと。
◆"Bingo!" 【ビンゴ】 「当たり!」「やったぜ!」 
◇"Gataway" 【ゲッタウェイ】  (= escape ) 「(警察から)逃げる・逃亡する」
◆"Stand-in" 【スタンド イン】 「代役」「身代わり」
◆"What do you say?" 【ファット ドゥー ユー セイ】 「どう思う、君の考えは?」

◆"Dope" 【ドウプ】 「麻薬」「ヤク」
◆"Take off" 【テイク オフ】 「帰る」「出発する」
◆"Smooch / Smooge / Smouge" 【スムーチ/スムージ/スムージ】 3語共通で「汚す」「ちょろまかす」「盗む」
◆"Big shot!" 【ビッグ ショット】 「お偉いさん!」「(皮肉をこめて)大物ぶってる!」
◆"Wheeler-dealer" 【ウィーラー ディーラー】 「やり手」「策略家」

◆"Fag" 【ファッグ】 「同性愛の・ホモの」「おカマ」
◆"Trailer" 【トゥレイラー】 「(映画の)予告編」
◆"Dirty work" 【ダーティ ワーク】 (直訳「よごれる仕事」)「卑劣な策略」「ぺてん・ごまかし」
◆"Stake out / stake-out" 【ステイク アウト】 「(警察の)見張る・張り込み」
◇"Cry out loud!" 【クライ アウト ラウド】 「ばかな!」「いい加減にしろ!」「なんてこった!」

◇"Tit for tat" 【ティット フォア タット】 「しっぺ返し」「仕返しに」「売り言葉に買い言葉で」
◇"Annie Oakley" 【アニー オークリー】 「無料入場券」
◇"Back alley" 【バック アリー】 「スラム街」
◇"Disgusting!" 【ディスガスティング】 「胸くそ悪い!」「うんざりだ!」
◇"Broke" 【ブロウク】 「無一文」

◇"For good" 【フォア グッド】 「永久に」
◇"So far so good" 【ソウ ファー ソウ グッド】 「今のところ順調だ」
◇"Cheap!" 【チープ】 「ケチ・しみったれ!」
◇"Crap!" 【クラップ】 「くず・ごみ!」

◇"Ivy League" 【アイヴィ リーグ】  (米北東部の名門大学8校のこと。 ①Cornell ②Harvard
 ③Yale  ④Princeton  ⑤Columbia  ⑥Brown  ⑦Dartmouth  ⑧University of Pennsylvania)

◇"On a first-come, first-served basis" 【オナ ファーストカム ファーストサーヴドゥ ベイシス】
 「早いもの順で」
◇"Crystal clear" 【クリスタル クリア】 「透明で澄んだ」
◇"Award-winning" 【アウォード ウイニング】 「賞を勝ち取った」
◇"Be taken into custody" 【ビー テイクン イントゥ カストディ】 「拘留される」
◇"Coinage" 【コイニッジ】 「造語」

◇"Pain in the neck" 【ペイン イン ザ ネック】 「いやなやつ!」「悩みの種」
◇"Piss off" 【ピス オフ】 「怒らせる」「いらだたせる」
◇"Keep in touch!" 【キープ イン タッチ】 「また連絡を!」「お互いに連絡し合おう!」
◇"Upside down" 【アップサイド ダウン】 「さかさま」「めちゃくちゃ」
◇"Go trick-or-treating" 【ゴー トゥリック オア トゥリーティング】「(ハロウィーンに)〈子供が〉お菓子をちょうだいと言って歩く」

◇"pooch" 【プーチ】 「ワンちゃん(=dog) 」
◇"Smart-ass" 【スマート アス】 あるいは  "Smart-alec" 【アマート アレック】 「うぬぼれ屋」「利口ぶる人」
◇"Piss-ass" 【ピス アス】 「まったくバカげた」
◇"Pooped out" 【プープト アウト】 (=exhausted) 「へとへとだ」「疲れた!」
◇"Poop" 【プープ】 「うんち」

◇"Are you kidding?" 【アー ユー キディング】 「冗談だろう!」




タブー語は、かなり頻繁に一般社会で使われていたので最初は分からなかったが、慣れは恐ろしいもので辞書には載っていなくとも自分でも使えるようになっていた‼

◇"Baloney! / Boloney!" 【バロウニー】 「間抜け・ナンセンス!」
◇"Nuts!" 【ナッツ】 「ばか・アホ!」
◇"Bad shit" 【バッド シット】 「危険な人物・仕事」
◇"Scumbag!" 【スカムバッグ】 「くだらない奴!」
◇"Bitch!" 【ビッチ】 「あばずれ女!」

◇"Son of a bitch!" 【サノバビッチ(サン オブ ア ビッチ)】 「ちくしょう!」「くそったれ野郎!」
◇"Bastard!" 【バスタード】 「ろくでなし!」「おたんこなす!」
◇"Bullshit!" 【ブルシット】 「でたらめ言うな!」「くだらない!」「たわごとを!」
◇"Bonehead!" 【ボーンヘッド】 「バカ者・頑固者!」
◇"Schnook!" 【シュナック】 (=idiot) 「バカ・まぬけ!」
◇"Schmuck!" 【シュマック】 「おろか者!」

◇"Asshole!" 【アスホウル】 「バカ・くそったれ!」
◇"Creep!" 【クリープ】 「いやなやつ!」「ゴキブリ野郎!」
◇"Go to hell!" 【ゴー トゥ ヘル】 「くたばれ!」

◇"Jesus!" 【ジーゼス】 「ちくしょう!・なんちゅうこった!」
◇"Christ!" 【クライスト】 「  "  」
◇"Jesus Christ!" 【ジーゼス クライスト】 「  "  」
◇"For Christ sake" 【フォア クライスト セイク】 「頼むから」「あきれたわ!」
◇"For heaven's sake" 【フォア へヴンズ セイク】「あきれたもんだ!」

◇"Fuck off!" 【ファック オフ】 「よせよ!」「消え伏せろ!」
◇"Scum"  【スカム】 (人間の)「カス」「くず」
◇"Dartbag"  【ダートゥバッグ】 「いやなやつ」
◇"Punk" 【パンク】 「チンピラ」
◇"Freak!" 【フリーク】「変態野郎!」

◇"Prick!" 【プリック】 「(男に対して)ばかたれ!/ いやなやつ!」
◇"Dick!" 【ディック】 「(男に対して)チンポコ野郎!」
◇"You suck!" 【ユー サック】「このゲス野郎!」

◇"Fucker!" 【ファッカー】 「くそばか野郎!」
◇"Motherfucker!" 【マザー ファッカー】 「くず野郎!」
◇"Son of a gun" 【サノバガン=サン オブ ア ガン】(= Son of a bitch) 「ちくしょう!」[1950・60年代に
  よく使われていたが、現在は死語に近い]

◇"Crooked" 【クルックト】「いかさま師・詐欺の」
◇"A piece of shit" 【ア・ピース・オブ・シット】 「くそ野郎」
◇"Jerk!" 【ジャーク】 (=idiot) 「まぬけ!」
◇"Pain in the ass" 【ペイン・イン・ズィ・アス】 「いやなやつ」「うっとうしいやつ」「ムカつく」
◇"Holy shit!" 【ホウリィ・シット】「なんてこった!」




それから日常会話でよく使われるのが、
《出典:朝日出版社『日米口語辞典』エドワード・G・サイデンステッカー&松本道弘編著》 


◇"No way." 【ノウ ウエイ】 「とんでもない・まっぴらだ」 "Not a chance." とか "Forget it." とも言う。
◇"You've got to be kidding." 【ユウヴゥ ガット トゥ ビ キディング】 「滅相もない」「とんでもない」
◇"Dirty talk" 【ダーティ トーク】 「ワイ談」
◇"Swear to God,"  【スウエァ トゥ ゴッド】  「天地神明に誓って、」
◇"A goof"  【グーフ】  「チョンボ」「ヘマ」「ドジ」「ポカ」
◇"Goof off" 【グーフ オフ】  「サボる」

◇"A dummy" 【ダミー】  「役立たずの人・デクの棒」
◇"Take-home pay" 【テイク ホウム ペイ】  「(給料の)手取り」
◇"It doesn't pay"  【イット ダズント ペイ】  「採算が取れない」「ソロバンが合わない」「無駄である」
◇"Hand in hand" 【ハンド イン ハンド】  「手を携えて・手に手を取って」
◇"A hangout"  【ハングアウト】  「たまり場」

◇"Sloppy"  【スロッピー】  「だらしない」
◇"Take it easy"  【テイキット イージー】  「まあいいだろう」「大目に見てやろう」「手加減してやった」「お手柔らかに」
◇"Out of control" 【アウト オヴ コントロール】  「手がつけられない」
◇"Worn-out" 【ウォーナウト】  「使い古した」「手垢のついた」
◇"Setback" 【セットバック】  「つまずき」

◇"Sort of vague" 【ソート オヴ ベイグ】  「つかみどころがない」
◇"Just like that" 【ジャスト ライク ザット】  「ツーカーの仲」
◇"So what?" 【ソウ ファット】  「だからどうなんだ!」
◇"A current" 【カレント】  「時代の潮流」「(思想の)流れ」
◇"Don't be ridiculous!" 【ドウント ビー リディキュラス】  「ばかげたことを言うな!」

◇"Grand" 【グラン(ド)】  (=$1,000)「(米略式)1000 ドル」のこと。
◇”Goddamn it!"  【ゴッドダム イット】  「こんちゅくしょう!」
◇"Damn it!" 【ダミット】  「くそっ!」
◇"Setup" 【セットアップ】  「わな」「八百長(試合)」

◇"Con man" 【カーンマン】  「サギ師」「ペテン師」
◇"A broad" 【ブロード】  単語は「広い」という意味だが、俗語は「女性」を意味する下品な言葉で、「スケ」
◇"The real McCoy" 【ザ リール マコイ】  「正真正銘」
◇"A microcosm" 【ミクロコズム/マイクロコズム】  「縮図」
◇"Ten to one" 【テン トゥ ワン】  英語は「一に対して十」で、「非常に高い確率」のことで、「十中八九」

◇"Tsktsk" 【ティスク ティスク】  「舌打ち」
◇”Frank" 【フランク】  「ざっくばらんな」
◇"A come-on" 【カムオン】  「サクラ」「おとり商品」
◇"There's nothing to it." 【ゼアーズ ナッシング トゥ イット】  ①「根拠がない」 ②「朝飯前だ」
◇"You're absolutely right." 【ユーアー アブソリュートゥリィ ライト】  「君が全く正しい」「ごもっとも」

◇"Pull" 【プル】  「コネ」
◇"Smart-alecky" 【スマート アレキー】  「生意気な男」「小ざかしい」
◇"It depends." 【イット ディペンズ】  「それは状況によるよ」「ケース・バイ・ケース」 "That depends." ともいう。
◇"Get cranky" 【ゲット クランキー】  「不機嫌になる」「グズる」
◇"Let' call it a day." 【レッツ コール イット ア デイ】  「今日はこのへんにしとこうよ」
  「(仕事などで)今日はこれで切り上げよう」

◇"For a change (of pace)" 【フォア ア チェンジ】  「気晴らしに」 
  (例 go to see a movie for a change; take a walk for a change)
◇"One's stereotype"  【ステレオタイプ】  「既成概念」
◇"Be quick on the uptake" 【クイック オン ザ アップテイク】  「のみ込みが早い」「(頭の)回転が速い」
◇"No problem." 【ノー プロブレム】  直訳は「問題なし」で、意訳は「お安いご用」
◇"A sucker" 【サッカー】  「カモ」「だまされやすい人」

◇"Suit yourself." 【スートゥ ユアセルフ】  「勝手にしろ」
◇"An impossible dream" 【アン インポッシブル ドゥリーム】  「かなわぬ夢」 (an impossible love = かなわぬ恋  
  an impossible wish = かなわぬ願い)
◇"Get cold feet" 【ゲット コウルド フィート】  直訳すると「足が冷える」で、意訳は「おじけずく」 
◇"Please don't go to any trouble." 【プリーズ ドントゥ ゴー トゥ エニィ トゥラブル】  「おかまいなく」
◇"Mind your own business." 【マインド ユア オウン ビジネス】  「大きなお世話だ」

◇"Have an affair" 【ハヴ アン アフェア】  「浮気する」「(不倫の)情事」
◇"Skyrocket" 【スカイロケット】  「ロッケット花火」のことで、「うなぎ上りにあがる」
◇"A pig" 【ピッグ】  「イヌ」 (警官の蔑称で日本では「犬」と呼び、米国では「豚」と呼ぶ。)
◇"All or nothing" 【オール オア ナッシング】  「一か八か」
◇"Moonlight" 【ムーンライト】  通常「月光」の意だが、俗語は「アルバイトをする」こと。

◇"A good out-of-the-way place" 【ア グッド アウト オヴ ザ ウエイ プレイス】  「穴場」


アメリカの TV ニュースでよく使われるのが、
◇"Break a story" 【ブレイク ア ストーリー】  (「突然に暴露する」することで) 「(マスコミが)すっぱ抜く」

映画などでは、これを用いる。
◇"Don't miss it!" 【ドント ミス イット】  「乞うご期待!」

などなど。上記にも若干出ているが、男性器・女性器の単語を使って相手をののしることが多々ある。ただ、あまりにも卑猥な表現・下ネタはここでは言えないのでご勘弁を。







ちなみに俗語ではなく普通の英語表現のことだが、『ありがとう』の返事の『どういたしまして』は、
1) 学校英語だと "You are welcome." とか "Not at all."  
2) 社会人英語だとTVコマーシャルにも出てくる "My pleasure." または "Pleasure is mine." とか "Don't mention it." あるいは "It's nothing."
3) "You bet." を普段から使えたら米国人なみ

日本語は『奥深い』と言われているが、英語も結構頑張っている‼ ■YS


語学参考ブログ: ①『外国語・英語をマスターするには?文通、ラジオ放送、映画の勧め』(2015/5/15)
        ②『ジャック・アンド・ベティ/ Jack and Betty』(2014/12/28)




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"Cat" に関する英語表現/ English expressions relating to "cat"

2021-02-11 | 語学





4匹目の家猫が死んでしまった。21年強(人間の年齢だと100歳以上)まで生きてくれて晩年はほとんど一緒に過ごしてくれたので大変感謝している。他の3匹も16~19年と長生きをしてくれた。家の外に出る時は必ずひもを付ける家猫にしたのは理由があって、幼少の頃、可愛がっていたのら猫たちが短期間に次々と自動車にはねられて命を落とした。非常に悲しくつらかったので、大人になって猫を飼うときは必ず家猫にしようと長年考えていた。そんな願いをかなえてくれた猫軍団に敬意を表すと共に、「別れ」をもう経験したくないので、これからはどんな動物も飼わないことに決めた。「猫」に心を癒された感謝の気持ちをこめて、 cat を使った英語表現をここに披露する。

A cat has nine lives. (猫に九生あり / なかなか死なない【ことわざ】七転び八起き)

When the cat's away the mice will play. (猫の留守にネズミが暴れる【ことわざ】鬼のいぬ間に洗濯)

let the cat out of the bag ([うっかり]秘密を漏らす)

look like the cat that swallowed the canary (カナリアをのみ込んだ猫のように=何食わぬ顔= a completely innocent look)

the cat's meow 【ザ キャッツ ミアウ】 / the cat's pajamas 【ザ キャッツ パジャマス】 (最高の人・素晴らしいもの)

cat's-paw 【キャッツ ポー】 (手先・他人の配下になって使われる者)

a cat burglar 【ア キャット バーグラー】 (コソ泥)

cat's cradle 【キャッツ クレイドル】 (あやとり)

Care killed the cat. (猫でも心配のために死んだ【ことわざ】心配は身の毒)

Curiosity killed the cat. (【ことわざ】好奇心もほどほどに / よけいな詮索(せんさく)はするな)

など、色々な表現があっておもしろいので覚えておく価値あり。

話は変わるが、猫・犬(four-leggers) は家・野良に限らず日本のいたる所で頻繁に見られるが、米国に行くたびに注意して見ているがほとんど猫・犬に出会ったことがない。ハワイ州(鳥の宝庫・楽園)以外の各州で頻繁に目にするのがどこの公園にもいる野生のリス(squirrel / chipmunk) である。米国50州の半分以上の都市・田舎を訪問しているが何とも不思議である。動物・小動物に関しての法律・規制が厳しいのは分かっているがそれでも自分としては疑問が残る。■YS




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「ゴースティング」 / "Ghosting"

2018-12-17 | 語学




12日のワシントン・ポスト紙で「ゴースティング Ghosting 」という言葉を初めて知った。

「ゴースティング」とは、労働者が仕事場に連絡せず無断で働きに来るのをやめ、それ以降、その本人と連絡がつかない状態のこと。 "Ghosting" = A situation in which a worker stops coming to work without notice and then is impossible to contact. 【元になる単語は誰もが知っている ghost (ゴースト=幽霊・お化け)である。】

☆ポスト紙によると、アメリカでは職場に姿を見せず、会社との連絡を絶つことで仕事を辞める「ゴースティング」をする労働者が増えているという。 Acccording to The Washington Post, more and more workers are "ghosting" their employers by not showing up to work and cutting off contact with the company. ☆これは労働市場がひっ迫していることの表れだという。アメリカでは仕事を探している人の数よりも、求人数の方が多い。 It is a sign of the tight labor market as there are more job openings in the US than people looking for work. ☆突然仕事を辞めるのは大抵、雇い主と管理職のコミュニケーション不足の証拠だと専門家は言う。 Quitting a job abruptly usually a sign of poor communication between employers and management, experts say. ≪BUSINESS INSIDER JAPAN から引用≫

今までの自分を振り返って見ると、アルバイトを含めて6~7回転職をしたが、こんなこと(=ゴースティング)が簡単に出来るんだったら、もっともっと楽しく仕事に打ち込めたような気がする。なぜならば、仕事のノルマ・負担・重責もさることながら、どんな「職場」にも色々な人間関係が複雑に存在するし、「パワハラ power harassment 」、「セクハラ sexual harassment 」、「いじめ bullying / picking on 」、「仲間はずれにされる be shouldered out / be left out in the cold 」、「陰口 backbiting 」、「悪口 bad-mouth 」などなど、陰険な行為・行動は大なり小なりどこにでもあるのが実情なので、嫌だったらすぐ幽霊のように消えられた。うらやましい限りだ。それでも一つの職場に35年間も耐えた忍耐力、あるいは居座った(‼?)自分にも今更ながら驚く!長く続けられた最大のモチベーション(motivation) は『アメリカ合衆国が大好き』という一言に尽きる!■YS



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トランプ米大統領発言 "shithole" 米俗語

2018-01-17 | 語学




トランプ大統領がハイチ・エルサルバドル・アフリカなどからの移民の保護について、「なぜ我々は屋外便所のような国々の人々を受け入れているのか」 と言う発言に対して様々なところから厳しい批判がなされている。このニュースを17日のテレビ朝日系番組『スクランブル』 (MC 橋本大二郎氏) で詳しく説明していたが、この「屋外便所」という訳にかなり違和感を覚えた。何の事かよく分からなかった。ただ番組の中で英語の "shithole" が画面に出てきたとき納得がいった!

これを日本語訳した人が英和辞書を引いて書いてある通り、そのまま「屋外便所」としたのだ。多分、「のつぼ・こいだめ」のような感覚でこの訳で間違いないと思ったのだろう。

実はこの番組のコメンテーターの一人(わたなべ氏?)が後から付け加えて言っていた様に "shithole" というのは「汚い場所」、「劣悪な場所」 というスラング(俗語)である。勿論、この言葉はタブー語 (taboo) で、まして大統領のような紳士が使ってはいけないのは当たり前である。

【出典:Crowell 出版社 "Dictionary of American Slang (米俗語辞典)"】
★ shit = An expression of strong disgust or disappointment; Anything inferior, ugly, cheap, or disgusting
★ hole = Any small, dirty, crowded public place

翻訳に関して言うと、過去、日米政府間交渉などでも文化的背景・ものの考え方などの違いからくる誤解・解釈の相違で「歯車の合わない」事柄が多々あった。なので「直訳」が必ずしも正しいとは限らないので、出来るだけ「意訳」を重要視して「双方の国民」が「同じ感覚」で理解、「言葉の意味の妥協・折り合い」ができたら良いと思う。■YS


【参考ブログ】
『不倫(ふりん)/ Affair』 (2016/2/6)
『Slang / スラング・俗語』 (2015/9/19)






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不倫(ふりん)/ Word "Affairs"

2016-02-06 | 語学




日米芸能界でよく耳にするのが「不倫」という言葉。(いや、一般社会で聞く方がはるかに多いのかも‼)インターネットや各種大辞典で「不倫」の英訳を色々調べてみても自分が米国でよく使っていた英単語 affair(アフェア)は全く出てこない。辛うじて英和大辞典のこの単語の意味の最後の方に書いてあるくらいだ。非常にびっくりしたというか、日本社会での実用英語の認知度は残念ながらまだ低い。

「不倫」の和英訳を見ると immorality, adultery, impropriety など昔、日本人が好んで使っていた様な文学的な表現ばかり。簡単な単語 affair を「事・事柄」と頭に叩き込んだ受験生にとっては「青天の霹靂(へきれき)」 (A bolt out of the blue)!! ちなみに love affairs も「井戸端会議(いどばたかいぎ)」(backstairs gossip) でよく出てきた言葉。■YS
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外国語・英語をマスターするには? 文通、ラジオ放送、映画の勧め / How to Master Foreign Language 

2015-05-15 | 語学




『外国語を学ぶのに近道はない。ひたすら自分の努力でマスターするのみ。』これはわれわれ誰しもが一度は苦い経験をし痛切に感じることである。

自分も中学校の1年生で初めて英語を、高校1年生でドイツ語を学び始めてからありとあらゆる方法で如何に外国語に精通できるかを模索してきたが、ことごとく失敗に終わった。50数年たった今、「若干」英語は分かるようになったが何が一番良かったを振り返ってみることにした。これから外国語を勉強する若者に少しでも参考になれば幸いである。

【文通 Correspondence 】
昔、郵政省が推薦する団体で国際ペンパル協会があった。中一の学生にとっては外国の、特に「目の青い金髪の女の子」(あくまで自分が想像したイメージ!)との文通を夢見て、このペンパル協会の会員になることにした。運よく3人の同年の女の子を紹介してもらった。1人はアメリカ合衆国ニュージャージー州、2人目はスエーデンのオスロー市、3人目はオーストラリアのメルボルン市に住んでいる可愛らしい女性たちだった。(後からそれぞれ写真を送ってもらったのでそれは事実!)英和、和英辞書を片手に相手の手紙の内容、そして自分の意思を伝えるために悪戦苦闘。彼女たちとのやり取りは数年続いたが、今思うと自分としては結局、ラブレターを書いていたのだった!三股という感じ。特に New Jersey の American girl から自分への影響は大で、送ってくれたネクタイのプレゼントには大変喜びをおぼえ、彼女の英語の筆記体の美しさに感嘆し毎日書き方をマネした結果、自分の今日の英語書体の基本となりアメリカ人にも褒められるようになった。ここでの教訓は自分の興味のある分野、あるいは事柄から外国語に取り組んでゆくことの大切さ、そして文章の書き方、構文などは極力、出来る限りネイティヴ(native) のまねをすることである。

【ラジオ放送 Radio Broadcasting 】
1960年代前半の中学時代、アメリカのポピュラー・ミュージックが好きで日本の米軍基地で放送されていた FEN (Far East Network) の周波数をキャッチし毎日ラジオで流しっぱなしにしていた。ニュース番組、教会の説教、DJ など全く英語が分からなかったが、ただそれらすべてを「BGM (background music)」としてかけていただけだった。中3の初め頃、奇跡が起きた。昨日まで全然分からなかった英語が突然、次の日に分かるようになったのだ!「こんな事ってあるの‼」という驚きの感じと嬉しさのあまり、早く生の外国人と話したくなった。ここでの教訓は中1~中3の簡単な英語で十ニ分に日常会話に通用すると言うこと。Native の話言葉は非常に単純であるし、難しく思えるのは彼らの喋りの速度が早いだけのことである。Hearing を重要視する勉強法が外国語を学ぶのに大変有効的である。テキスト、文を目から学んで覚える方法は「回り道」の感があるし、如いては勉強自体を give up させる危険性がある。自分から話そうとする勉強はその次の段階。なぜなら相手の言うことが分からなければ次に進まないからである。

【映画 Movies / Motion Pictures 】
先のブログに書いた通り、小学校に入る前からハリウッドで制作されたの西部劇 (Western) 、戦争映画 (war movie) が大好きだった。背の高い格好いい男優、そして大きなスクリーンに映し出される魅力的な「金髪女優」、明るく開放的なアメリカン・ライフスタイルなどなど、見るもの見るものすべてが自分にとって新鮮で憧れの的だった。そして、少しでも彼らに「近づくために」色々なことするようになった... と言うよりは彼らの「マネ」をするようになった。なぜなら映画はその国の政治、経済、文化、社会、人々の生活を映し出す「ミニチュア」だからである。ただ外国人、特に西洋人と話をする時、なぜか「緊張」なのか「話が通じない恐怖心」なのか、あるいは「見た目からくる劣等感」なのか良く分からなかったが comfortable ではなかった。そこで、どうすればこれらを克服出来るかを考えた末、3つの事にたどり着いた。一つは一般的に言って見た目、彼らの身長、体重にはかなわない。そこで考えたのが physical な劣等感をなくすため毎日 exercise を続け、「ハダカ」になっても自信が持てるようにすることを心がけた。二つ目が、どんな話題が出てもすぐに対応できるように、ありとあらゆる事柄に興味を持って少しでも「物知り」になる努力をした。三つ目が言葉の問題である。どんなに頑張ろうとも絶対に native にはなれない。だから彼らの発声、抑揚の仕方をマネをするようにした。

今は便利でインターネットを使えばどんな外国語でも簡単に、そして「無料」で習得できる。こんな恵まれた時代に勉強しない手はない!■YS
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「ジャック・アンド・ベティ」 / English Textbook "Jack and Betty"

2014-12-28 | 語学
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先日、友人宅で昭和23年(1948)文部省検定済英語教科書 『JACK AND BETTY』 を偶然見つけた。1947年生まれの自分としては大変なつかしいという気持ちと同時に、この教科書に対して子供の頃から長年、「違和感」(odd feelings) というか何か心の中にモヤモヤしたもの(pent-up feelings) があったことを思い出した。教科書の第1ページ目の "I am a boy." そして "I am a girl."。 中学1年の時、先生に教えられるまま「何の疑いもなく」一生懸命に勉強し始めた。

ハリウッド映画好き (American moviegoer) だった自分としてはどうしても早くスクリーン (screen) に出てくるようなブロンド(blonde) や ブルーネット(brunette) の女性と会話 (conversation) が出来るようになりたかった。(大変ませたガキだった‼ I was a precocious child. / I was too advanced for my age.)それで中学校とは別に外国人が教える少人数制の英会話教室に頻繁に通った。そこで感じたのが学校教育の英語と英会話教室の英語の『差』 (difference) 。

そもそも "I am a boy." "I am a girl." 「僕は少年です。」「私は少女です。」とは何ぞや! (What the hell is it?) その人の職業(occupation) について言うなら分かるが、目の不自由な人に話す以外、あるいは最近、急増している性別不明確な人たち(?!)などと話す以外、一般常識としてはこのフレーズ phrase の会話はあり得ない。(その他の例外は夏目漱石著の『吾輩は猫である』 "I am a cat." の様な文学的な表現。)勿論、それは当時の文部省の偉い方々の判断で「英文法」「英語学の方則」を子供たちに習得させる為だったとは想像はできるが、英語教育の最も重要な very first step で「規則を最重要視」したことは最大のミスと言わざるを得ない。今、この1冊を速読して感じることは、これでは規則、規則でこの外国語を学ぶ意欲がなくなってしまうこと。

人間「おぎゃー」といって生まれてから最初に耳に入ってくるのが母親、父親の単語や短い会話。文法を習うのは小学校に入ってからずうっと先の話。英語も他の外国語もすべて同様である。教育者や文化人を目指して言葉に十二分に気をつけて勉強している人ならともかく、われわれがつね日頃使っている話し言葉は文法はメチャクチャ (The grammar is all screwed up.) で、それであってそれが「生きた会話」 (a living conversation) であり、「意思疎通」(real communication) ができている。中学校3年、高校3年、大学4年の10年間も英語を勉強しても話せない、理解できない人が多いのは、この文法重視型の教育 (grammar-oriented education) と大学受験の為の英語教育のせいであり、必須科目 required subjects (あるいは選択科目 elective subjects )としてせっかく長い間勉強するチャンスがあるのに習得できないのは非常に悲しいことである。現在、外国人教師を使ったり、日本人教師の英語能力を高めたり、英語教育を早めようとしたりして改善しつつあるように見えるが、真の効果的な方法を見いだすには至っていない。先人の賢者たちがこぞって一つの日本語の意味を一つの英単語で表し、欧米人でも知らない英語を使っていた時代もあった。現代では中学生でも知っているやさしい単語を使って慣用句 idiom (2語以上が結合し、その全体が特別な意味を表す句)で表現するのが主流になっており、日本人がこれを重視して勉強するのも改善策の一つかもしれない。

インターネットなどを駆使し現代の英知 (wisdom) を結集すれば、きっと日本中の若者が世界の人々と外国語を自由自在にこなしコミュニケーションが出来る日がやってくると確信する。それが日本の将来の発展につながることは言うまでもない。□YS

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アメリカ合衆国の第一外国語「スペイン語」 / Spanish Language in The US

2010-09-18 | 語学


アメリカ大陸が1492年にクリストファー・コロンブス (Christopher Columbus) に発見されてから大陸はヨーロッパ諸国に征服されていった。現在のメキシコと国境を成しているテキサス (Texas)、ニューメキシコ (New Mexico)、アリゾナ (Arizona)、カリフォルニア (California) の4州の多くはかつてメキシコの領土で元々はスペイン人によって開拓されたが、1846-48年の米墨戦争 (The Mexican-American War) の結果、現在の状態になった。従って、この地域にはスペイン語由来の地名が非常に多い。

テキサス州とメキシコの国境を流れるリオグランデ川 (Rio Grande) は長さ3000キロ以上もある巨大な川である。スペイン語で rio は (= 川、river) で、grande は (= 大きい、big) の意味で文字通り、リオ・グランデ、『大きい川』である。

カリフォルニア州のサンフランシスコ市 (San Francisco) は、san (= 聖、saint) と Francisco (= 人名・Francisco) で『聖フランシスコ』の意味。 santa も同義語で、サンディエゴ (San Diego)、サンバーナディノ (San Bernardino)、サンノゼ (San Jose)、サンルイスオビスポー(San Luis Obispo)、サンタマリア(Santa Maria)、サンタバーバラ (Santa Barbara)、サンタクララ (Santa Clara) 、サンタクルス (Santa Cruz)、サンタモニカ (Santa Monica)、サンタアナ(Santa Ana) などなど、サンとサンタの付く地名はかなり多い。

同州のロスアンゼルス市 (Los Angeles) は、los (= 定冠詞の複数形・the) と angeles (= 天使、angelの複数形)で『天使たち』の意味はあまりにも有名。ロスガトス(Los Gatos) は los (= the) と gatos (= 猫、cats) で『猫たち』の意。エルセントロ(El Centro) は el (= the) と centro (= 中央、center) で『中央部』、エルモンテ(El Monte) は el (= the) と monte (= 丘、 mount)で『丘』、エルトロ(El Toro) は el (= the) と toro (= 雄牛、bull) で『雄牛』の意味である。

また、コロラド州のコロラドはスペイン語で「赤い色」、ネバダ州のネバダは「雪山」と言う意味。

アメリカの人口は現在約3億3千万人。その15%の約4700万人がヒスパニック(Hispanic) 、ラテン・アメリカ系でスペイン語を話す。以前、ロスのガーディナ市(Gardena)で2年間働いたことがあるが、会社の社長と自分だけが英語を話し他の約120人の従業員たちはスペイン語のみを使っていた。その時覚えた言葉は "No trabajo (ノー・トラバホ)" で仕事探しに訪れる人々に『仕事はありませんよ』と言って帰ってもらっていた。スペイン語を勉強していなかったのを大変後悔した。

カリフォルニア州のファースト・フードの店員、ガードナー(庭師・gardener)、他のサービス産業に携わっている多くはこのヒスパニックの人々である。街中、スペイン語が氾濫しているので知っていると便利だ。-- Estudio espanol! -- ■YS

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映画英語 と コミュニケーション / English Language and Communication

2009-07-27 | 語学


前述のブログにも書いたが、言葉は「生き物」だから時代・時間によってどんどん変化している。特に日常会話に関しては辞書にも参考書にも載っていない。最近の映画・エンターテイメント関係の雑誌・書物に「映画」を表す単語に pic (ピック)を使っている。周知のように picture (ピクチャー・写真/映画)を短縮したものだ。

余談だが、アパートの女管理人が頻繁に refg (レフジ)を使う。こちらが refrigerator (リフリジレイター・冷蔵庫)と言っても又、同じ言葉がかえってくる。まあ、一般にアメリカ人はルーズで面倒くさがりだから単語を短縮したい気持ちも分からなくもない。でも最初にこの言葉を聞いた外国人は何のことか全く分からないだろう。40年以上米国に住んで「アメリカ人になった」神戸出身の友人がいる。彼との会話はすべて英語で日本語は一切お互いに出てこない。それは自分にとって大変勉強になる。なぜなら時折、彼が意味不明の単語を使う。それがその短縮形や現代会話用語だからで、1度目は分からなくとも3~4度繰り返して使われると何をさしているのかが明白になる。

他に「映画」を意味する単語として feature (フィーチャー)、movie (ムーヴィー)、film (フィルム)、motion pictures (モーション・ピクチャーズ)、cinema (シネマ)、screen (スクリーン)があるが、この中にも現在はほとんど使われていない死語がある。《ヨーロッパ英語では生きているような気はするが...。》

映画の中の字幕(superimpose / subtitle) を考える人には感服する。1秒間に24コマ(frame) 流れるフィルムの中で長く話された英語を短い時間、少ないコマ数で日本語に直訳・意訳・簡約しなくてはいけない。シーンの内容と字幕が全く異なることもしばしばある。《なぜ24コマかと言うと目の残像 (afterimage) 、残像後の画面のリフレッシュ (screen refresh) 、モーションのぼかし (motion blur) 、制作コスト面 (saving money) などすべてを考慮すると、自然の動きを再現する最善の数とされている。画像を良くしようとコマ数をいくら増やしていっても人間の見た目には全く変わらずフィルムの無駄になる。誰でも知っている事だが、動作の速い映像を撮るときはコマ数を減らし、スローモーション・動作の遅い映像の場合はコマ数をかなり増やして撮影する。》 同時・逐次通訳 (simultaneous / consecutive interpretation) でも同じ事が言いえるが所詮、文化、社会背景が全く違う人間が使っている2つの生活言葉を同時あるいは短時間に「正確に変えて伝える」のは不可能である。

アメリカ人に "I understand." 「分かりました。理解しました。」なんて言ったことはない。"I see." 「分かりました。なるほど。」の程度。相手の言っていることが70~80%理解出来、自分の言いたいことが70~80%伝われば「コミュニケーション100点満点以上」だといつも思っている。《日本語でもそこまでいっているかどうか、はなはだ疑問である!》

それでハリウッド映画と日本映画を鑑賞する際はすべてオリジナルのみにしている。お互いの字幕、吹き替えは観ないようにしているのは必ずどこかで「誤解」が生じるからである。#YS

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医療英語 / Medical English

2009-05-19 | 語学
        
[米国事情]

最近、テレビ・新聞を見たり読んだりする時に困るのが、やたらと医療英語が多くなってきているので理解出来ないことがある。その時は学生時代にもどって、その場ですぐ英単語を調べるようにしている。

一つは米国も老齢人口が増えてきて、メディアもそちらのニュースを多くながす傾向になってきている。二つ目はそれに関連して、健康器具、ダイエット、フィットネス、病気防止の薬などの宣伝が頻繁である。三つ目はテレビドラマでやたらと検死描写がある、等々の理由である。

日本語でもほとんど知らないのにいきなり英語を覚えろといっても所詮、無理である。60を過ぎると忘れずに長期に覚えていられるようにするには時間がかかる。

現在、最も頻繁に使われている医療単語は:
《1》 cancer(キャンサー/ガン)
これはもう日本語になっているので誰でも知っているのだが、今、TVシリーズ「チャーリーズ・エンジェルス」で有名な金髪映画女優のファラ・フォーセット(Farrah Fawcett) がガンに冒されていてその闘病記録ビデオを900万人のアメリカ人が見て連日ニュースの話題になっている。

《2》 dementia(ディメンシア/痴呆症・認知症)
若い頃から絶世の美人といわれたモデル・女優ブルック・シールズ(Brooke Shields) の母親が痴呆症で施設に入っている。ジャーナリストがシールズに無断で母親のところへ取材に行って記事を掲載したことが大きな問題になっている。

《3》 diabetes(ダイアビーティーズ/糖尿病)
アメリカの人口は3億人だが、そのうちの7.5%(約2300万人)が現在糖尿病にかかっている。

その他、diarrhoea(ダイアリア/下痢)、lumbago(ランベイゴウ/腰痛)は未だましである。一度も見たことがない医療英語が結構頻繁に出てくるので『頭が痛い。』YS

              
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