誰も書かない「ハリウッド・ハワイ・米国」の本音トーク

Information about Hollywood, Hawaii and the U.S. 

今日のアメリカでの話題は?【#26】(2023・6・22)/ Current US Topics (6/22/2023)

2023-06-22 | 米国事情




【米国の主要テレビネットワーク4局(NBC, CBS, ABC and Fox)と主要新聞7紙(発行部数の多い順:the Wall Street Journal, the New York Times, USA Today, the Washington Post, New York Post, Los Angeles Times and Chicago Tribune)からの情報源による】




【1】「タイタニック号」残骸見学ツアーの潜水艇の行方、未だ分からず!
1912年に大西洋で沈没した英国豪華客船「タイタニック号」の残骸は水深3,800メートルの所にあり、18日に消息を絶った「タイタン」潜水艇(=the Titan submersible)の5名(操縦士1名・乗客4名)を発見するには困難を極める。生存できる潜水艇内の空気は96時間。

追伸:アメリカ沿岸警備隊は22日、5人の乗った潜水艇は水圧のため粉々になり、全員死亡と発表。



【2】若年層の「ガン」予防対策がますます必要になってくる!
ガン(=cancer 悪腫瘍)は長年、年寄りの病気だと見なされてきた。ペンシルベニア州ガン研究所の研究員たちの調査によると、毎年、世界的に増加しているのが 15~39 歳の思春期・若い年代の人たちのガンの病である。1970年代から今日までの間に30%も増加してきているという。理由はよくわからないが、①肥満(=obesity オウビーシティ)、②運動不足、③アルコール摂取量度などが原因とみられている。全米の病院、ガン予防センターでは、この年代層の予防対策をし始めている。


【3】近年、若者(10~24才)の自殺・他殺が急激に増加!
アメリカ疾病予防管理センター(CDC = Center for Disease Control and Prevention)によると、2001~2021の20年間の10~24才の若者の動向を調査すると、ストレス、ソーシャルメディア、新型コロナ、うつ病、容易な銃のアクセスなどの原因によって、自殺する者、殺人を犯す者が、この3~4年の間に急激に増えた(以前の2倍近くの人数)。2021年の例だと、自殺の内、54%が銃による自殺、43%が銃による殺人で、やはり「銃」が問題となっている。[2022年の自殺者:全米で約5万人で上記の年令層は約7千人 / 殺人者:全米で約1万5千人で上記の年令層は約5千人]


【4】南米ペルーの世界遺産であるナスカの地上絵(紀元前500年~紀元500年)が、新たに多く発見される!
約100年前に飛行機の登場で、空から初めて発見されたナスカの巨大な地上絵(the Nazca Lines / geoglyphs)だが、日本の山形大学ナスカ研究所が、AI = 人工知能とドローンを使って先日、新たに168の地上絵を発見したが、今度はまた4つの絵が発見された。それは棒を持った人間を描いたもの、魚・鳥などを描いたもので、『地上絵』がますます謎に満ちた遺跡となった。



■YS


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今日のアメリカでの話題は?【#25】(2023・6・13)/ Current US Topics (6/13/2023)

2023-06-13 | 米国事情




【米国の主要テレビネットワーク4局(NBC, CBS, ABC and Fox)と主要新聞7紙(発行部数の多い順:the Wall Street Journal, the New York Times, USA Today, the Washington Post, New York Post, Los Angeles Times and Chicago Tribune)からの情報源による】



【1】タウリン(taurine)の摂取増加で「老化」を遅らせる効果がある!
動物が健康で長生きするには、タウリン(アミノ酸の一種で、肝臓の働きを助け、血圧やコレステロール値の上昇を抑える働きがある)摂取の増加で効果が見られ、「人間の老化現象を遅らせる効果があるかも」と、新しい研究成果を科学者たちが発表。


【2】インフレや経済の不安定で、米国の人々は「チップ制度」にウンザリしている人が増えている!
通常、レストランでのチップは料金の20%である。ただ、レストランの従業員は基本時間給で2ドル13セント(チップ含めて7ドル25セントの連邦政府の最低賃金規則/1ドル135円として約1,000円)なので、チップで生計を立てる必要があり、チップの多い・少ないかが死活問題となる。(一般のパート労働者の平均最低賃金は職種でかなり異なるが、大体、時間給15~25ドル前後と思ってよい。) ただ、①美容院・散髪屋、②デリバリー代金、③タクシー料金などになると、客の年令層・男女・裕福の差などなどで、チップ代は大幅に変わる。①は料金のプラス24~70%、②は31~62%、③は22~56%のチップが必要。 

《筆者の感想としては、「チップ制度」は外国人にとっては非常にめんどくさい社会慣習で(ホテルでは基本、人が絡むすべてのサービスに必要--ベルボーイ、バーテン、コンシェルジュ、メイド、ルームサービスなどなどで、1回5ドルぐらい)、日本人観光客だったら上の方の%で払ったら、無難でバカにされないかもしれない。注意しないといけないのは、レストランのレシートにはしばしば Gratuity Included (グラチューイティ・インクルーディッド =心付け・チップを含む)と書いてあるので、その際はウエイター・ウエイトレスにチップは必要なし。》


【3】アリゾナ州のグランドキャニオン国立公園での行方不明者は最大!
広大な土地のグランドキャニオン(the Grand Canyon /東京の約3倍の面積)は、全米にある 424 の国立公園の内でも来訪者数がかなり少ないのに、行方不明者・死亡者数が最も多い。2018年までの段階ですでに約1,100 人の人が行方不明で、それから今日に至るまでに56人が行方不明になっている。



■YS


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英語の『年令層』表記

2023-06-12 | 米国事情 & 英語





●最近の米国発のニュースを見たり読んだりすると、15から20年間の長さによっての世代別・年齢層(generations)に「呼び名」がついている。なので、それらの英語表記が出てきたら要注意:



▢ Generation Z (ジェネレーション・ズィー / =Gen Zers ジェン・ゼアーズ) 
          =1997~2012 年に生まれた人々 (11~26歳)

▢ millennials (ミレ二アルズ / =Generation Y ジェネレーション・ワイ) 
          =1981~1996 年に生まれた人々 (27~42歳)

▢ Generation X (ジェネレーション・エックス / =Gen Xers ジェン・エクサーズ)
          =1965~1980 年に生まれた人々 (43~58歳)        
 
▢ baby boomers (ベイビー・ブーマーズ)
          =1946~1964 年に生まれた人々 (59~77歳)



■YS



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今日のアメリカでの話題は?【#24】(2023・6・9)/ Current US Topics (6/9/2023)

2023-06-09 | 米国事情



【米国の主要テレビネットワーク4局(NBC, CBS, ABC and Fox)と主要新聞7紙(発行部数の多い順:the Wall Street Journal, the New York Times, USA Today, the Washington Post, New York Post, Los Angeles Times and Chicago Tribune)からの情報源による】



【1】マイク・ペンス前副大統領が『 2024 年米大統領選の大統領候補指名への立候補』を正式に表明したが
以下は6/8 現在の立候補者リスト!

【野党・共和党】1.ドナルド・トランプ(Donald Trump 年令76)前米国大統領
        2.ニッキー・ヘイリー(Nikki Haley 女性51)元国連大使
        3.ヴィヴェク・ラマスウェイ(Vivek Ramasway 37)起業家
        4.ペリー・ジョンソン(Perry Johnson 75)ビジネスマン
        5.ラリー・エルダー(Larry Elder 71)ラジオ番組司会者
        6.アサ・ハチンソン(Asa Hutchinson 72)前アーカンソー州知事
        7.ティム・スコット(Tim Scott 57)米上院議員(サウスカロライナ州選出)
        8.ロン・デサンティス(Ron DeSantis 44)フロリダ州知事
        9.クリス・クリスティー(Chris Christie 60)前ニュージャージー州知事
        10. マイク・ペンス(Mike Pense 64)前米国副大統領
        11. ダグ・バーガム(Doug Burgum 66)ノースダコタ州知事
【与党・民主党】1.ジョー・バイデン(Joe Biden 80)現職の米国大統領
        2.マリアン・ウィリアムソン(Marianne Williamson 女性70)作家
        3.ロバート・F・ケネディ・ジュニア(Robert F. Kennedy Jr. 69)活動家
              (故ロバート・ケネディ司法長官の息子で、故ジョン・F・ケネディ大統領の甥) 


【2】『サンバ/ボサノバの女王』の歌手、ジベルト女史亡くなる!
1964年、『イパネマの娘(=The Girl From Ipanema)』の世界的大ヒット曲のブラジル出身歌手アストラッド・ジベルト(Astrud Giberto)さんが 83才で亡くなった。その曲は、当時では異例のレコード 500 万枚を売り上げ、その後、米国に移ってからは ☆"So Nice" ☆"Meditation" ☆"Fly Me To The Moon" ☆"Corcovado" などのヒット曲を飛ばした。

【3】カナダの 100ヶ所にのぼる山火事の煙・大気汚染が米東部を襲う!
カナダで発生した広域の山火事で、煙が広範囲に米国東部の州に影響を及ぼし、ニューヨーク市、フィラデルフィア市、首都ワシントンなど主要な都市でも危険なほど視界が悪くなり、航空や交通網に混乱をもたらしている。これからの風の状態で、大気汚染がどの地域に影響を及ぼすか注意が必要。


■YS


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今日のアメリカでの話題は?【#23】(2023・6・5) / Current US Topics (6/5/2023)

2023-06-05 | 米国事情



【米国の主要テレビネットワーク4局(NBC, CBS, ABC and Fox) と主要新聞7紙(発行部数の多い順:the Wall Street Journal, the New York Times, USA Today, the Washington Post, New York Post, Los Angeles Times and Chicago Tribune) からの情報源による】


【1】全米でライフセイバー要員不足が深刻!
浜辺・プールの監視員が不足していて、人々の「夏の楽しみ」に影響を及ぼす恐れがある。全米には 309,000 ヶ所の公共プールがあるが、それらの施設の半数を閉鎖するか、あるいは営業時間制限が強いられるかも。救助員の給与を上げたり、ボーナスを保証してもこの仕事に就く人が集まらない現状が続いている。ニューヨーク市では必要人員の3割程度しか集まらない。

【2】台湾海峡での中国軍による挑発が増加!
アメリカの駆逐艦とカナダのフリゲート艦が台湾近辺の国際海峡を通過中、中国海軍の戦艦が割り込み、危うく米艦に衝突しそうになった。衝突は回避されたものの、先日の中国戦闘機による米軍機への危険な接近・嫌がらせ行為に続き2回目。

【3】南米からの移住者による犯罪にカリフォルニア州が要注意!
「職を求めて」、「より良い生活を求めて」、「新天地での夢を追って」などなどの理由で、南米の国々からアメリカ全土に急激な人物流入が続いているが、国境のあるテキサス州・ニューメキシコ州経由でカリフォルニア州都サクラメント市に「犯罪目的」で入ってきている群団がいるので捜査を開始している。

【4】AI(人工知能)が2024 年の大統領選挙に与える影響は画期的なものにり、有権者は警戒が必要!
AI(=artificial intelligence)による「パフォーマンス向上デジタル化」が進み、与党・民主党と野党・共和党はすでに AI の潜在的な大統領選挙活動を探っている。

【5】ロザリン・カーター(Rosalynn Carter 元大統領ジミー・カーターの妻)も認知症と診断される!
映画俳優のブルース・ウイルス(Bruce Willis)が「認知症(=dementia ディメンシァ)」であると先日に公になったが、今度は95才の元大統領夫人もその病にかかったと発表された。


■YS


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