誰も書かない「ハリウッド・ハワイ・米国」の本音トーク

Information about Hollywood, Hawaii and the U.S. 

今日のアメリカでの話題は?【21】2023・2・23 / Current US Topics (2/23/2023)

2023-02-23 | 米国事情



【米国の主要テレビネットワーク5局(NBC, CBS, ABC, Fox and CNN)と主要新聞8紙(発行部数の多い順:USA Today, the Wall Street Journal, the New York Times, New York Post, Los Angeles Times, the Washington Post, Chicago Tribune and the Boston Globe)からの情報による】



【1】億万長者を輩出する8校の米国大学
アメリカには100億円以上の資産家(centi-millionaires)が9,600人いるが、その内の35%が次の8つの大学に通っていた学生だ:ハーバード(Harvard)、マサチューセッツ工科大学(MIT)、スタンフォード大学(Stanford University)、ペンシルバニア大学(University of Pennsylvania)、コロンビア大学(Columbia University)、イェール大学(Yale University)、コーネル(Cornell)、プリンストン大学(Princeton University)

【2】バイデン大統領による経済政策で、大統領は「4つのウソをついた」と米メディアが検証&指摘!
[ウソ1]アメリカの国内インフレ問題は改善してきている
[ウソ2]この2年間で1,270万の雇用を創出した
[ウソ3]1.7兆ドルの赤字を解消した
[ウソ4]年収40万ドル以下の世帯にはいっさい税金を増やしていない


【3】中国海軍に対して、米国艦船の緊急な増強が必要!
中国海軍による近隣諸国への海洋不法侵入・大洋勢力拡大に対して、米国海軍のトップが警鐘を鳴らす。中国は現在所有の艦船340隻から近々400隻に達しようとしている。米国海軍所有の艦船は300隻で、2045年までに350隻に増強する計画だが、それで安全な大洋防衛バランスが保たれるのか…。



■YS



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米人気ポップス作曲家バート・バカラック / Burt Bacharach

2023-02-12 | 音楽




超人気の作曲家だったバート・バカラック(Burt Bacharach 1928~2023)氏が亡くなった。94才。アカデミー賞3回、グラミー賞8回を受賞した氏は、カントリー、リズム&ブルース、ソウル、シンセポップ(=country, rhythm & blues, soul and synth-pop)で500以上を作曲、長年、著名な歌手たちとコラボしてきた。

自分が1960年代後半から70年代前半、ビバリーヒルズのユダヤ系アメリカ人夫婦の家に houseboy (住み込み雑役人)として、貧乏留学生の生活を謳歌(おうか=enjoy)していた時、老夫婦の所有していた新品の高級車「サンダーバード」を毎日のように運転していた。金がないのに自分の所有していた中古のスポーツカー「英国製サンビーム」、そして中古のスポーツ車「ムスタング2+2ファーストバック」も毎日運転。住み込みの仕事、学業、ガソリンスタンド・まくら製造工場のバイトと、365日寝る時間もなかったが、それらの車のカーラジオから流れる曲を聴くのが楽しくて楽しくてしょうがなかった。

              
【Ford 1967 Thunderbird】 【GB 1962 Sunbeam Alpine】 【Ford 1967 Mustang 2+2 Fastback】

日本が第二次世界大戦で敗戦し、経済復興がまだまだこれからという時期に(55年前の古い話なので、ご勘弁を!)、米国の映画・テレビ産業が最盛期でそれらで働く裕福な人、超高級住宅街を目の当たりにし、カルチャーショックというよりは、街中がリンカーン・コンチネンタル、キャデラック・フリートウッド、ロールスロイス、ランボルギーニ・カウンタック、マセラティ、メセルデスベンツ、ベントレー、フェラーリなどであふれていて、驚きと感動でいた状態にあり、車が大好きな「カーキチ(車・気狂い)」であったのでそうなったのかもしれない。(当時は外国為替市場は固定相場で1ドル360円。そして、日本車はトヨタ、日産でさえ米国ではほとんど認知されていない状態だった。)

そして、その時代の曲の多くが作曲家バカラック氏が作ったもの。当時のアメリカのテレビ番組にも彼自身の映像、作曲した曲を歌う歌手が毎日のように登場していたのを思い出した。


下記は彼の大ヒット曲のごくほんの一部:

"Only Love Can Break a Heart" by Gene Pitney  歌手ジーン・ピットニーの「【邦題】恋の痛手」(1962)

"Blue on Blue" by Bobby Vinton  ボヴィー・ヴィントンの「ブルー・オン・ブルー」(1963)

"Wives and Lovers" by Jack Jones  ジャック・ジョーンズ「素晴らしき恋人たち」(1963)

"What's New Pussycat?" by Tom Jones  トム・ジョーンズの「何かいいことないか子猫ちゃん」(1965)

"What the World Needs Now is Love" by Jakie DeShannon  ジャキー・デシャノンの「世界は愛を求めている」(1965)

"The Look of Love" by Dusty Springfield  ダスティ・スプリングフィールドの「恋の面影」(1967)

"This Guy's in Love with You" by Herb Alpert  トランぺッター&歌手ハーブ・アルパートの「ディス・ガイ」(1968)

"Casino Royal" by Herb Alpert and the Tijuana Brass  ハーブ・アルパートとザ・ティファナ・ブラスの
     「カジノ・ロワイヤル」(1967)
     ジェームス・ボンド映画『007/カジノ・ロワイヤル』の主題曲


with Dionne Warwick

"Always Something There to Remind Me" by Dionne Warwick  (1966)
"Alfie" by Dionne Warwick  ディオンヌ・ワーウィックの「アルフィ」(1966)
"I'll Never Fall in Love Again" by Dionne Warwick  ” ” 「恋よ、さようなら」(1968)
"Walk on By" by Dionne Warwick  ” ”  「ウォーク・オン・バイ」(1968)
"Do You Know the Way to San Jose" by Dionne Warwick  ” ” 「サンホセへの道」(1968)
"I Say a Little Prayer" by Dionne Warwick  ” ” 「小さな願い」(1967)

"I Say a Little Prayer" by Aretha Franklin  アレサ・フランクリンの「小さな願い」(1968)

"Raindrops Keep Fallin' on My Head" by B.J. Thomas  B.J. トーマスの「雨にぬれても」(1969)
     映画『明日に向かって撃て!(="Butch Cassidy and the Sundance Kid")』の主題歌

"Close to You" by the Carpenters  ザ・カーペンターズの「遥かなる影」(1970)

"One Less Bell to Answer" by 5th Dimension   フィフス・ディメンションの「悲しみは鐘の音とともに」(1971)



また、バカラック氏の多くの曲目は、エルビス・プレスリー(Elvis Presley)、ザ・ビートルズ(the Beatles)、フランク・シナトラ(Frank Sinatra)、ナット・キング・コール(Nat King Cole)、ペリー・コモ(Perry Como)、ドリス・ディ(Doris Day)、アンディ・ウイリアムズ(Andy Williams)、ニール・ダイアモンド(Neil Diamond)など、1,000人以上の有名シンガーによってカバーされている。特筆すべきは、氏は若い頃(1958~1964の間)、映画名女優&歌手のマレーネ・ディートリヒ(Marlene Dietrich)に同行しミュージック・アーチストとしてステージに立っている。バカラック氏は4度の結婚をしており、2番目の妻は有名な女優のアンジー・ディキンソン(Angie Dickinson)。


with Angie Dickinson

これからも長く長く、バート・バカラック作曲の音楽が人々を楽しませるだろう。


■YS






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世界の新型コロナウイルス感染の現状(2023年2月8日現在)/ COVID-19 (as of 2/8/2023)

2023-02-08 | 米国事情





新型コロナウイルスの第8波が日本にあり、3年以上経ってもまだ「感染数」、「ワクチン」、「マスク」などなどのニュースで人々がウンザリしている。

3か月前と比べると世界的に見て感染者数・死亡者数もかなり落ち着てきている。ただ世界最悪の米国に至っては、死者数は3か月で5万人増え、累計112万人になっている。日米にある大都市の一つが完全に消滅したことになる数で、大変恐ろしいことである。

にもかかわらず、米国内ではこの数は全く騒がれていないし、人々の危機感もない。「何故なのか?」ーー宗教からくるものなのか、生活優先思考・経済優先思考なのか、全く分からない。客観的に述べると、米国には長年にわたり毎年、百数十万人の不法移民が流入していると言われている。そしてそれらの人々の間に生まれた子供が「アメリカ人」として米国内に定着する。なので、米連邦政府は正確な数字を全く把握出来ていない。【ただ、Social Security Number = SSN (ソーシャル・セキュリティ・ナンバー =社会保障番号)カードがないと米国社会では働けないので、ある程度の数字は推測できる。】いくら南米からの不法移移民(=貧困からの脱出、労働の機会・「富」へのあこがれ)の取り締まりを強化しても、国境線があまりにも長すぎて人々の流入を防ぎきれないのが現状だ。以前、トランプ前大統領が、無謀にもメキシコとの国境沿い全てに「壁」を設置すると強く言って建設に取りかかったことがあった事が、それを物語る。米国の年々の人口増は、ある意味では安い労働力・経済の底辺を支えるためには必要なものであるし、米政府もそれを容認せざるを得ない。また、バイデン政権・民主党の「不法移民への寛容さ」もそれに拍車をかけている。【参考ブログ: ①「米国とメキシコの国境・不法移民」(2006/2/24) ②「不法在留外国人」(2009/4/17)】 


コロナの話に戻ると、死者が多いのが下記の国々で傾向としては、米国を除き、感染拡大がほとんど止まってきている。ただ日本は3か月前と比べると、22,125人増の69,762人(2月8日現在)と米国同様、要注意!

(死者数が10万人以上/単位:10,000人)
[北アメリカ] 米国     112
        メキシコ    33
[南アメリカ] ブラジル    69
        ペルー     22
        コロンビア   14
        アルゼンチン  13
[ヨーロッパ] 英国      21
        イタリア    18
         フランス   16
        ドイツ     16
        スペイン    12
        ポーランド   12
[アジア・中東]インド     53
        ロシア     39
        ウクライナ   12
        イラン     14
        インドネシア  16
        トルコ     10
[アフリカ]  南ア      10


日本の近隣、なじみの国々・地域はコロナ対策がしっかりしていて死亡者数はかなり低い。シンガポール(1,922人)、グアム(417人)、ハワイ(1,764人)、ニュージーランド(2,502人)など。ただ、韓国、台湾、オーストラリア、マーレシア、ベトナム、タイ、フィリピンは日本同様、1~6万人で依然として予断を許さない。

中国と北朝鮮はフェイクニュース、情報操作、公表なしなどで論外(=out of question) 。 ■YS






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世界記録更新中・高梨沙羅(女子) & 日本人記録更新中・小林陵侑(男子) / FIS Ski Jumping World Cup

2023-02-06 | スポーツ

          




■2022-2023 FIS スキージャンプ・ワールドカップ(2022-23 FIS Ski Jumping World Cup) が現在行われているが、高梨沙羅(たかなし・さら 1996~ )選手は、通算表彰台回数を115回(通算優勝回数は63)に伸ばした。優勝回数&表彰台回数は世界男女合わせてもダントツの1位。【高梨沙羅オフィシャルwebサイト: https://www.saratakanashi.com 】

ちなみに、
❆伊藤有希(いとう・ゆうき 1994~ )選手は優勝7回(表彰台24回)
❆丸山希(まるやま・のぞみ 1998~ )=(表彰台2回)

★女子世界第2位は、ノルウェーのマーレン・ルンビ(Maren Lundby 1994~ )の優勝回数30 と表彰台回数62


■小林陵侑(こばやし・りょうゆう 1996~ )選手は現在、ワールドカップの通算優勝回数は30勝(表彰台51回)で、日本人男子最高記録。

ちなみに、
❆葛西紀明(かさい・のりあき 1972~ )選手は優勝17回(表彰台63回)
❆舟木和喜(ふなき・かずよし 1975~ )=優勝15回(表彰台38回)
❆原田雅彦(はらだ・まさひこ 1968~ )=優勝9回(表彰台21回)

★男子世界第1位は、優勝回数53 のオーストリアのグレゴア・シュリ―レンツァウアー(Gregor Schlierenzauer 1990~ ) と表彰台回数108 のフィンランドのヤンネ・アホネン(Janne Ahonen 1977~ )




❆参考ブログ:『日本が誇る世界最高スキージャンパー・高梨沙羅』(2021・3・31)  ■YS




          


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