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『大谷選手』、『二刀流』の話になると、いつも名前が出るのがこの『ベーブ・ルース』。現在でも、米国人の子供から大人まで、野球フアンであろうとなかろうと、100人中100人、この人の名前を知らない人はいないであろう。アメリカ文化の最も偉大なスポーツ界のヒーローとして、また球界に残した偉大な功績から『野球の神様』の異名をとる。
ピッチャー（兼）バッター、いわゆる『二刀流』は、日米問わずプロの野球界では、移動・遠征を含んだ過密なスケジュール、気の遠くなるような試合数の多さ、ローテーション、トレーニング、投球技術・打撃技術の向上、ケガに対するケアなどなどを考えると、肉体的にキープするのがほとんど不可能に近い。そして投打ともに人並み以上の輝かしい成績を残し、野球殿堂・歴史のトップに名を残す。それを現実のものにしたのが、約100年前の『ベーブ・ルース』（左投げ・左打ち）であり、現在の『大谷翔平』（右投げ・左打ち）である。
ベーブ・ルース（Geoge Herman "Babe" Ruth, 1895～1948）は、メリーランド州バルチモア市（Baltimore, Maryland）で1895年に生まれ、1948年に病気のため53才の若さで亡くなった。前にも書いたが、MLB（Major League Baseball）のボストン・レッドソックス（Boston Red Sox, 1914～1919）、ニューヨーク・ヤンキース（New York Yankees, 1920～1934）、ボストン・ブレーブス（Boston Braves, 1935）に 22年間在籍し、MLB（創設：1903年）の118年の歴史の中で様々な偉大な記録を残している。
ベーブ・ルースの顕著な記録は：
【投手として】■ 94勝46敗 （２ケタ勝利・10勝以上は４回）
■ 防御率：2.28
【打者として】■ OPS：1.1636 ［MLB歴代 第１位］
■ 打率：.342 ［ " 10位］（首位打者１回）
■ ホームラン数：714 ［ " ３位］（本塁打王12回）
■ ヒット数：2,873
■ 打点：2,213 ［ " ２位］（打点王６回）
■ 得点：2,174 ［ " ４位］
■ 四球数：2,062 ［ " ３位］
★今、世界的に注目されているのが、大谷選手の「２ケタ勝利の２ケタ・ホームラン」。103年前、ルースがレッドソックス時代の1918年に "唯一" 記録した「13勝（7敗）・ホームラン11本」である。残念ながら、大谷選手の「投手」としての出番はもうなくなり、この記録は来シーズン以降に持ち越された。
PS （追伸）：ベーブ・ルースは第二次世界大戦（1939～1945）が勃発する前の1934年（11月2日～12月1日）に全米選抜チームの一員として来日している。その時の日本プロ野球伝説の投手「沢村栄治（さわむら・えいじ 1917～1944）」との直接対決は今でも語り継がれている。
【参考ブログ】
『ベーブ・ルース／野球用語』（2018・5・15）
『大谷翔平／ショータイム』（2018・4・16）
■YS
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『大谷選手』、『二刀流』の話になると、いつも名前が出るのがこの『ベーブ・ルース』。現在でも、米国人の子供から大人まで、野球フアンであろうとなかろうと、100人中100人、この人の名前を知らない人はいないであろう。アメリカ文化の最も偉大なスポーツ界のヒーローとして、また球界に残した偉大な功績から『野球の神様』の異名をとる。
ピッチャー（兼）バッター、いわゆる『二刀流』は、日米問わずプロの野球界では、移動・遠征を含んだ過密なスケジュール、気の遠くなるような試合数の多さ、ローテーション、トレーニング、投球技術・打撃技術の向上、ケガに対するケアなどなどを考えると、肉体的にキープするのがほとんど不可能に近い。そして投打ともに人並み以上の輝かしい成績を残し、野球殿堂・歴史のトップに名を残す。それを現実のものにしたのが、約100年前の『ベーブ・ルース』（左投げ・左打ち）であり、現在の『大谷翔平』（右投げ・左打ち）である。
ベーブ・ルース（Geoge Herman "Babe" Ruth, 1895～1948）は、メリーランド州バルチモア市（Baltimore, Maryland）で1895年に生まれ、1948年に病気のため53才の若さで亡くなった。前にも書いたが、MLB（Major League Baseball）のボストン・レッドソックス（Boston Red Sox, 1914～1919）、ニューヨーク・ヤンキース（New York Yankees, 1920～1934）、ボストン・ブレーブス（Boston Braves, 1935）に 22年間在籍し、MLB（創設：1903年）の118年の歴史の中で様々な偉大な記録を残している。
ベーブ・ルースの顕著な記録は：
【投手として】■ 94勝46敗 （２ケタ勝利・10勝以上は４回）
■ 防御率：2.28
【打者として】■ OPS：1.1636 ［MLB歴代 第１位］
■ 打率：.342 ［ " 10位］（首位打者１回）
■ ホームラン数：714 ［ " ３位］（本塁打王12回）
■ ヒット数：2,873
■ 打点：2,213 ［ " ２位］（打点王６回）
■ 得点：2,174 ［ " ４位］
■ 四球数：2,062 ［ " ３位］
★今、世界的に注目されているのが、大谷選手の「２ケタ勝利の２ケタ・ホームラン」。103年前、ルースがレッドソックス時代の1918年に "唯一" 記録した「13勝（7敗）・ホームラン11本」である。残念ながら、大谷選手の「投手」としての出番はもうなくなり、この記録は来シーズン以降に持ち越された。
PS （追伸）：ベーブ・ルースは第二次世界大戦（1939～1945）が勃発する前の1934年（11月2日～12月1日）に全米選抜チームの一員として来日している。その時の日本プロ野球伝説の投手「沢村栄治（さわむら・えいじ 1917～1944）」との直接対決は今でも語り継がれている。
【参考ブログ】
『ベーブ・ルース／野球用語』（2018・5・15）
『大谷翔平／ショータイム』（2018・4・16）
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