頭が二股になっているので、ミミズではないんだろうなと思うが、そうならなんなんだろう?という所である。以前壁を這う姿も見たことがあるような…。
宛てもゴールも無いまま駆け抜けて行く、という感じで、日々を描く事がある。
日々のフィールドには、沢山の人が集まり見えない力によって、どこかへ引き付けられる。
目的地は、それぞれであっても皆一応に同じ場所へと向かって行く様な仮想なのか真実なのか解らない世界がある。
顔が見えない代わりに背中が見える。追い掛けているのか、追いつこうとしているのか、解らないが、自然的に欲求にも似た力が働き、誰より前へ行きたがる。
いつしか、目的は、どこかへたどり着くよりも「誰かの背中を追い越す」という事にすりかわり、そのまま時間と欲求のままに競われる世界が築かれる。 そんな世界で、誰かを見つけ、誰かと出会い、「その人がたどり着きたいと願う場所」へ自分も行ってみたくなる私がいる。追い掛けても追い掛けても追いつけない背中。冷静になって考えれば、追いつけなくて当たり前にもかかわらず、幻想を抱く。
背中は想うより遠い。
私が向かうべき場所は解らないまま、いくつもの顔が見えない誰かに追い越され続ける。
日々のフィールドには、沢山の人が集まり見えない力によって、どこかへ引き付けられる。
目的地は、それぞれであっても皆一応に同じ場所へと向かって行く様な仮想なのか真実なのか解らない世界がある。
顔が見えない代わりに背中が見える。追い掛けているのか、追いつこうとしているのか、解らないが、自然的に欲求にも似た力が働き、誰より前へ行きたがる。
いつしか、目的は、どこかへたどり着くよりも「誰かの背中を追い越す」という事にすりかわり、そのまま時間と欲求のままに競われる世界が築かれる。 そんな世界で、誰かを見つけ、誰かと出会い、「その人がたどり着きたいと願う場所」へ自分も行ってみたくなる私がいる。追い掛けても追い掛けても追いつけない背中。冷静になって考えれば、追いつけなくて当たり前にもかかわらず、幻想を抱く。
背中は想うより遠い。
私が向かうべき場所は解らないまま、いくつもの顔が見えない誰かに追い越され続ける。