「窓の向こうぼんやりと浮かぶ今夜は満月」 と篠原美也子の93年のナンバー『満月』が似合う夜になった。考えてみると、この曲が入った『満たされた月』というセカンドアルバムは秋に出ていて、秋の夜には月か…と今更思ってみたりする私である。
満ち足りた気持ちで毎日居られたら良いなぁ…と思うのと同時に、満ちたということは欠けるという不運さを匂わす物もあって、あまり満ちた月の美しさに惚れ込むと自らの何かも欠けてしまうんじゃないかと保身的な事を思ってしまう。
満ち足りた気持ちで毎日居られたら良いなぁ…と思うのと同時に、満ちたということは欠けるという不運さを匂わす物もあって、あまり満ちた月の美しさに惚れ込むと自らの何かも欠けてしまうんじゃないかと保身的な事を思ってしまう。