えっ、もう24時なの?と時計みてひっくり返る4月26日。そんな夜は、何故か虫のケラが、「ジィーー」や「ビィーー」と鳴いている。月末だからだろうか?
涼風鈴子「はいぃ~はよーざいますぅ~。あだしは誰ですかぁ~?」
シーバス32世「涼風鈴子だね、ドレミファソラシドレ」
涼風「と言うことは?」
シー「“Morning on”、だっぬぇえ~」
ポポロンハエンジェルリング「ヘタレ歌歌いはウィ~ズインチキDJって感じっすね。今朝もマンネリただただ朝番組。こんなん有り得ねえでさー」
涼風「有り得なくても、現実そーなっている件について、シーバス32世ちゃんはどんな風に思ってるんで?」
シー「ドレミファソラシドレェ~」
―――スタジオのライトが急に落ち、いつものBGMが流れる―――
涼風「始まったよ、始まったよ、始まったよ、お侍さんの登場だ、ドレミファソラシドレ」
―――しかし何も起きなかった―――
涼風「(カンペを読む)何に?肩透かしだ?(台本を棒読みする)出ると思った?出ると思ったイ為侍が?出ないんだなぁこれが。毎回毎回出してたらつまらないもんねぇ」
ポ「点点点汗。毎回こんなんでいんでしょうか?」
シー「それでこそ、涼風鈴子の“Morning on”だドレミファソラシドレ」
涼風「文句があるなら、楽屋裏まで来てもらおうか?」
効果音「それでは、舞台を楽屋裏に移します」
【楽屋裏】
涼風「ホントに楽屋裏に来てしまうあたりが、イ為番組ですねぇ」
ポ「毎回毎回よぉ~、何でハチャメチャマンネリなんだよ。だいだいよーどこの世界に、そーいう話は楽屋裏でしてもらおうか、で楽屋裏に来たつもりにしましょうって番組があるんだよ、ありえねーじゃねーか。やってらんねぇ~よ」
シー「ぢゃあ番組を降板するといいんぢゃない?」
涼風「そうなると、ヘタレソツネイラエキスプレスリミテッドエキスプレス名前だけ変えた同じキャラを創らないとならない。だが名前を考えるのが面倒。まぁいいやあるもんで、で冷蔵庫の残り物で夕食を造ると言う極めて易しくて難しい手段に出る括弧らしいですね。早い話、ポがいなくなろうがシーがいなくなろうが海がいなくなろうが木田がいなくなろうが関係無いって訳ね」
シー「ぢぃあぁ涼風鈴子がいなくなると~?」
涼風「“Morning on”が“Morning on”でなくなるんだドレミファラシドレ」
―――スタジオに戻って――
涼風「以上、“Morning on”でした。では、また」