涼風鈴子「はいぃ~はよ~ざいますぅ~、涼風鈴子どっすぅ~、“Morning on”どっす~。さて、昨日は、楽屋裏からの放送があると言う未聞な話をやってみましたが、どこが楽屋裏話なんすか?と言うご意見多数でごぢゃいました。作者急行特急THの脳ミソなんてこんなものよ、あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ~で茶を濁します。楽屋裏話なんていいますと、実際、何処までが嘘で何処までが本当なのかは定かでなく…ですが、何かこう面白可笑しさが出て来る訳ですな。大抵ですね、語ってる本人達しか解らないと言うヲチがついて肝心な所は、ピィーで誤魔化される訳ですね。中には本人の名誉に関わる様な話もありますからねぇ。噂話も行き過ぎるとああ怖い、になるわけですね。何だか落語家の語りのようにやっておりますが、おぉ~い、熊さんや、なんだいはっさんや。隣の家の婆様っちの孫は……んんっ?何だよこの台本、乱訂してるぢゃねーか。どーなってんだよ、こーなってんだよ、ヲチが考えられてないんだよ、いつもの話なんだよ、文句あるか~これは“Morning on”だ、誰にも邪魔させねーぜうをりゃ~(ガラスが割れる効果音)。朝から疲れる話ですね。こんなんだからイ為番組になるんだよ、ドゥユーアンダスタァン、ワットアイセド?また、知識のひけちらかし英語かよ。日本語もロクスポ理解出来ない奴に外国語が理解できるかってンだよ。さて時間になりました。涼風鈴子の“Morning on”。今朝はワンマンでお届け致しました。それでは、また明日にでもお会いしましょうか」
涼風鈴子「はいぃ~はよーざいますぅ~。あだしは誰ですかぁ~?」
シーバス32世「涼風鈴子だね、ドレミファソラシドレ」
涼風「と言うことは?」
シー「“Morning on”、だっぬぇえ~」
ポポロンハエンジェルリング「ヘタレ歌歌いはウィ~ズインチキDJって感じっすね。今朝もマンネリただただ朝番組。こんなん有り得ねえでさー」
涼風「有り得なくても、現実そーなっている件について、シーバス32世ちゃんはどんな風に思ってるんで?」
シー「ドレミファソラシドレェ~」
―――スタジオのライトが急に落ち、いつものBGMが流れる―――
涼風「始まったよ、始まったよ、始まったよ、お侍さんの登場だ、ドレミファソラシドレ」
―――しかし何も起きなかった―――
涼風「(カンペを読む)何に?肩透かしだ?(台本を棒読みする)出ると思った?出ると思ったイ為侍が?出ないんだなぁこれが。毎回毎回出してたらつまらないもんねぇ」
ポ「点点点汗。毎回こんなんでいんでしょうか?」
シー「それでこそ、涼風鈴子の“Morning on”だドレミファソラシドレ」
涼風「文句があるなら、楽屋裏まで来てもらおうか?」
効果音「それでは、舞台を楽屋裏に移します」
【楽屋裏】
涼風「ホントに楽屋裏に来てしまうあたりが、イ為番組ですねぇ」
ポ「毎回毎回よぉ~、何でハチャメチャマンネリなんだよ。だいだいよーどこの世界に、そーいう話は楽屋裏でしてもらおうか、で楽屋裏に来たつもりにしましょうって番組があるんだよ、ありえねーじゃねーか。やってらんねぇ~よ」
シー「ぢゃあ番組を降板するといいんぢゃない?」
涼風「そうなると、ヘタレソツネイラエキスプレスリミテッドエキスプレス名前だけ変えた同じキャラを創らないとならない。だが名前を考えるのが面倒。まぁいいやあるもんで、で冷蔵庫の残り物で夕食を造ると言う極めて易しくて難しい手段に出る括弧らしいですね。早い話、ポがいなくなろうがシーがいなくなろうが海がいなくなろうが木田がいなくなろうが関係無いって訳ね」
シー「ぢぃあぁ涼風鈴子がいなくなると~?」
涼風「“Morning on”が“Morning on”でなくなるんだドレミファラシドレ」
―――スタジオに戻って――
涼風「以上、“Morning on”でした。では、また」
涼風鈴子「はいぃ~はよぉ~ざいますぅ~涼風鈴子どすぅ~“Morning on”どすぅ~。さあ皆様、嫌~なブル~マンデェ~がやって参りましたよ。嫌ですね、嫌ですね、嫌ですねっ!!と声を大にして叫んでも月曜日は終わり行かないのがもっと嫌ですね。まぁ何曜日でもですね、日によっては、状況によっては来て欲しくない今日と言うのがあるのが常ですね。ダークフォースフルマックスやったぜこんちきしょう、チリリン、C―ATS120、NC、NC、NCと言う感じですね、ってなんなんすかこりゃ?」
急行特急TH「コネタ…――です」
涼風「あのハリセンで叩いていいですか?」
急行特急TH「ワンパターンなので止めた方がよいかと」
涼風「では生クリームたっぷり皿を食らわすのは?」
急行特急TH「それもマンネリなんで止めた方が良いかと」
涼風「では、八丁畷の旦那に斬られるのはいかが?」
八丁畷同心海芝浦偽左衛門「――著目著目、内緒(ウィンク)――」
急行特急TH「罰ゲームはご勘弁を」
涼風「では後で楽屋裏までお越しください。鶯饅頭とカナリア餅を用意しておきますので、はい」
急行特急TH「遠慮させて頂きたくして候」
八「それで私はどうしたら良いので?」
涼風「まぁもう番組終了時間ですので最後に挨拶だけしてご退室下さい。あっ急行特急THさんは、この後、楽屋裏で罰ゲームですので、必ずきやがれ。以上、“Morning on Monday”でした」
急行特急TH「コネタ…――です」
涼風「あのハリセンで叩いていいですか?」
急行特急TH「ワンパターンなので止めた方がよいかと」
涼風「では生クリームたっぷり皿を食らわすのは?」
急行特急TH「それもマンネリなんで止めた方が良いかと」
涼風「では、八丁畷の旦那に斬られるのはいかが?」
八丁畷同心海芝浦偽左衛門「――著目著目、内緒(ウィンク)――」
急行特急TH「罰ゲームはご勘弁を」
涼風「では後で楽屋裏までお越しください。鶯饅頭とカナリア餅を用意しておきますので、はい」
急行特急TH「遠慮させて頂きたくして候」
八「それで私はどうしたら良いので?」
涼風「まぁもう番組終了時間ですので最後に挨拶だけしてご退室下さい。あっ急行特急THさんは、この後、楽屋裏で罰ゲームですので、必ずきやがれ。以上、“Morning on Monday”でした」
希望を持ちたい、そう願う。だがしかし、その「希望」の「具体的な中身」が無い事に悩むのを「無い物ねだり」と呼ぶのだろう。
無い物ねだり。無いから人は物をねだり、望むのだろう。あれば望むことも無い。
「希望を持て」の「希望の中身」は決して語られる事はない。それは「人それぞれに異なるから」と言う事からなのだろう。
しかし抱いたからとて必ず叶うわけでもないのが「希望」とするので有れば持ってもどこか空しいだけではないか、とも思う。それが基で、何時からか「願っても叶いやしないさ」で過ごして今に至った私に、今さらそれはどうよ?と言う話である。
希望。明るく前向きさは認めるが、語られる事の無い中身と描けぬ自分自身が願いに想い。叶うはずもないさと言う失望感とこれまでの歴史。
そんな狭間をさ迷う深夜25時の終わり。
画像は『枕草子 まんがで読破』(イーストプレス 2011年)である。遠い昔にちらっと出会ったかな?と言う話で理解の難しい話であったので、こうして漫画本かされると手に取りやすくなるのが良い。
いざ読んでみると、漫画化されているとは言え、やはり難い話で、絵はあっても字ずらを追いかけていくと、かなり疲れ、読むのに時間がかかった。
しかし、この話の世界は、私のような無教養者には、大変敷居が高いなと思うばかり。何故に、今も昔も著名な詩歌を引用する或は連想させ、それを形にして楽しむなんて、敷居が高い。詰まる所は、「知ってるか知らないか」に尽きる。そして「適材適所」と言う「機転効かし」が必要とは疲れる世界でしかない。
見方によっては、「知識のひけちらかし大会」と言うたいそう嫌味な感じがしてならないと思うのは私が愚か者だからであろう。
「解る人にしか解らない良さを語りあう」と言う、口悪く言えば「マニアック」・「オタクチック」な世界はいにしえの昔から日本には存在したのか?とも言える感じがした。
それにこの話は、執筆された時代背景も解らないと原文を読み解けない部分もありそうで、古典文法の知識も加えないと読み解けない時点で、既に敷居が高い話。貴族・華人社会ってそんなもんなのか?と言う感じがした。お高く止まりたいと願えば、この話は魅力的な所があるかも知れないが、こんな日々が日常では疲れる。
いざ読んでみると、漫画化されているとは言え、やはり難い話で、絵はあっても字ずらを追いかけていくと、かなり疲れ、読むのに時間がかかった。
しかし、この話の世界は、私のような無教養者には、大変敷居が高いなと思うばかり。何故に、今も昔も著名な詩歌を引用する或は連想させ、それを形にして楽しむなんて、敷居が高い。詰まる所は、「知ってるか知らないか」に尽きる。そして「適材適所」と言う「機転効かし」が必要とは疲れる世界でしかない。
見方によっては、「知識のひけちらかし大会」と言うたいそう嫌味な感じがしてならないと思うのは私が愚か者だからであろう。
「解る人にしか解らない良さを語りあう」と言う、口悪く言えば「マニアック」・「オタクチック」な世界はいにしえの昔から日本には存在したのか?とも言える感じがした。
それにこの話は、執筆された時代背景も解らないと原文を読み解けない部分もありそうで、古典文法の知識も加えないと読み解けない時点で、既に敷居が高い話。貴族・華人社会ってそんなもんなのか?と言う感じがした。お高く止まりたいと願えば、この話は魅力的な所があるかも知れないが、こんな日々が日常では疲れる。
「ネロとパトラッシュはおじいさんやお母さんのいる遠いお国へ行きました。もうこれからは、寒い事も悲しい事もお腹のすく事もなく皆一緒に何時までも楽しく暮らす事でしょう。」
(テレビアニメ『フランダースの犬』の最終話の語りより引用)
本当にこんな事を誰もが望むだろうか?人間死して全ての厄事・災事から解放されて幸せになるなんて信じたくはないが、それも現実なんだろう。
しかし死して何になろう?誰かを犠牲にして誰かが幸せになると言う社会を世界を誰が望むだろうか?そんなあり得ないが具現化したのは、一つには人間のエゴだろう。複雑なしがらみがあると言うのも多いわかる。だが、そうであったとしても、死して幸せにたどり着くと言う美学をあらゆる手を使ってでも成り立たせてはならない。
(テレビアニメ『フランダースの犬』の最終話の語りより引用)
本当にこんな事を誰もが望むだろうか?人間死して全ての厄事・災事から解放されて幸せになるなんて信じたくはないが、それも現実なんだろう。
しかし死して何になろう?誰かを犠牲にして誰かが幸せになると言う社会を世界を誰が望むだろうか?そんなあり得ないが具現化したのは、一つには人間のエゴだろう。複雑なしがらみがあると言うのも多いわかる。だが、そうであったとしても、死して幸せにたどり着くと言う美学をあらゆる手を使ってでも成り立たせてはならない。
2164編成、“BLUE SKY TRAIN”は、まだ歌う電車として走っている。運転台の付近の化粧板が瑠璃色から2101編成で使われているクリーム色のものに変わっていた。
昨今、E501系も歌わない編成が出てきているようので、そのうち単なる2ドアクロスシート車に成り代わるのだろう。
何だか哀しいが、部品の生産中止と言う切り札には誰も勝てはしないが特徴的に造り上げられ、もてはやしていた、もてはやされていたこれまでと未来とどう向き合うか、と書けば単なる力みかかったみっともない話。しかしそれでも、歌える限り、歌う電車として走り続けるだろう。
昨今、E501系も歌わない編成が出てきているようので、そのうち単なる2ドアクロスシート車に成り代わるのだろう。
何だか哀しいが、部品の生産中止と言う切り札には誰も勝てはしないが特徴的に造り上げられ、もてはやしていた、もてはやされていたこれまでと未来とどう向き合うか、と書けば単なる力みかかったみっともない話。しかしそれでも、歌える限り、歌う電車として走り続けるだろう。