古谷三敏は好きな作家である。
きまって読んでいるのは「BARレモン・ハート」であるが、この寄席芸人伝も読んでみたいと思っていた。
丁度、小学館の「My First Big」で発売されているので、このところ見つけると同時に買っているのである。
この人の「ウンチク」はいい。
いまウンチクといえば、付け焼刃、のものが多いので疑ってかからなければならないが、古谷三敏は『深い』ので安心である。
さて、寄席芸人伝は「創作伝記」とあるように、いかにもその事実があったことのように思える話が綴られている。(といってもマンガである)
主に落語家を中心として描かれているのであるが、本書は「色物人生」ということで、落語以外の寄席に出ている芸人、例えば漫才、曲芸、講談などの芸にかける人たちを描いている。
ほのぼの、しみじみに加えて、ほろっとさせられるのが、好きなのである。
単行本で或いは文庫本でそろえようかと思っていたが、しばらくはこのコミックで読んでいこうと思う。
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丁度、小学館の「My First Big」で発売されているので、このところ見つけると同時に買っているのである。
この人の「ウンチク」はいい。
いまウンチクといえば、付け焼刃、のものが多いので疑ってかからなければならないが、古谷三敏は『深い』ので安心である。
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主に落語家を中心として描かれているのであるが、本書は「色物人生」ということで、落語以外の寄席に出ている芸人、例えば漫才、曲芸、講談などの芸にかける人たちを描いている。
ほのぼの、しみじみに加えて、ほろっとさせられるのが、好きなのである。
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