北森鴻のシリーズもので、「蓮丈那智シリーズ」と「旗師・宇佐美陶子シリーズ」は、とりあえず読んだのだが、「香菜里屋シリーズ」は第1巻というか第1弾というか『花の下にて春死なむ』しか読んでなかったのを本屋で思い出し、買ってきたのである。
この香菜里屋シリーズは、事件というか謎が「東急田園都市線三軒茶屋の駅から商店街を抜け、いくつかの路地の闇を踏みしめたところにぽってりと等身大の白い提灯が浮かぶ。」『香菜里屋(かなりや)』というビアバーで、語られる謎をそのマスター工藤が解くというのが基本形である。
第2弾である、桜宵では、5つの物語が収められている。
客が持ってくる小さな謎を、考えるうちにその陰に殺人があったりするが、基本的に現場検証もなければ、犯人探しをするわけでもない。
工藤が小さな謎を理論的に考えて結論を導き出すのである。
おしゃれ、といえばおしゃれな物語である。
今流行の警察小説はどちらかといえば武骨であるのにたい、この物語はスマートである。ゆえに現実的にはありえないと思われるのであるが、それが物語のいいところなのである。
工藤は非常に料理上手で、こんな店がちかくにあればぜひ行きたくなってしまう。
だからだと思うのだが、この店には「蓮丈那智」も「宇佐美陶子」も顔を出すのである。
つまり蓮丈那智のシリーズや宇佐美陶子のシリーズを読んでいる人にはお勧めなのである。
そして、この香菜里屋シリーズだけを読んでいる人には、蓮丈那智や宇佐美陶子のシリーズも読んでもらいたいのである。
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この香菜里屋シリーズは、事件というか謎が「東急田園都市線三軒茶屋の駅から商店街を抜け、いくつかの路地の闇を踏みしめたところにぽってりと等身大の白い提灯が浮かぶ。」『香菜里屋(かなりや)』というビアバーで、語られる謎をそのマスター工藤が解くというのが基本形である。
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客が持ってくる小さな謎を、考えるうちにその陰に殺人があったりするが、基本的に現場検証もなければ、犯人探しをするわけでもない。
工藤が小さな謎を理論的に考えて結論を導き出すのである。
おしゃれ、といえばおしゃれな物語である。
今流行の警察小説はどちらかといえば武骨であるのにたい、この物語はスマートである。ゆえに現実的にはありえないと思われるのであるが、それが物語のいいところなのである。
工藤は非常に料理上手で、こんな店がちかくにあればぜひ行きたくなってしまう。
だからだと思うのだが、この店には「蓮丈那智」も「宇佐美陶子」も顔を出すのである。
つまり蓮丈那智のシリーズや宇佐美陶子のシリーズを読んでいる人にはお勧めなのである。
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