シリーズ第3弾である。
渋谷区のバー「森へ抜ける道」が舞台。
そこにはマスター島と、常連の探偵・工藤とライターの山内がいる。
この3人は「ヤクドシトリオ」と自称している。
物語は、ワインを飲みながらこの3人のバカっ話から始まる。
本書には7つの物語が収められているが、そのバカっ話はだいたい次のとおりである。
1.ゼウスの末裔たち 給食の話。脱脂粉乳だのミルメークだの
2.アリアドネの糸 遊びの話。ゴムとび、リリアン、鉄棒、スーパーボール、じゃんけんほかほか北海道とか
3.トロイアの贈り物 モコモコアイス、わたなべのジュースの素、切手収集
4.ヘラクレスの棺 遠足、運動会、修学旅行、ダルマストーブ
5.メデューサの呪い 学研の「学習」「科学」、体育館で見た映画、ポートボール
6.スピンクスの問い 言葉遊び、なぞなぞ
7.パンドラの真実 夏祭りの型抜き、夏休み<肝油、ラジオ体操、昆虫採集>
ここに書いたのは内容を省いているが、かなりバカな話をしている。
と、客観的にみるとそう思うのだが、通常酒場ではだいたいバカな話をしているので、多分、自分が酒を飲んで話をしているのを冷静に観察すると、相当おバカさんに見えるのだと思う。
物語は最初ワインの話から始まって、次にバカっ話になり、そこから近頃起きた事件の話となる。
もちろんその事件はフィクションである。
そして、そこからこの物語の探偵役である美人大学院生・桜川東子(はるこ)が登場する。
各短編の題名がギリシャ神話にちなんだものであるが、東子は3人が語る未解決の難事件を、ギリシャ神話の大多淫な解釈で謎解きをするのである。
これもまあ冷静に考えると、そんな都合がいいようにいくか?とか突っ込みたくなるのだけれど・・・
事件のことよりバカっ話をもっと膨らませて、なんて思っているのは私だけでしょうか。
「ブログ村」というところにこのブログを登録しています。読書日記を探しているかた、下のバナーをクリックするとリンクされていますので、どうぞご覧ください。またクリックしてもらうと私の人気度が上がるということにもなります。そのへんもご考慮いただき、ひとつよろしくお願いします。
渋谷区のバー「森へ抜ける道」が舞台。
そこにはマスター島と、常連の探偵・工藤とライターの山内がいる。
この3人は「ヤクドシトリオ」と自称している。
物語は、ワインを飲みながらこの3人のバカっ話から始まる。
本書には7つの物語が収められているが、そのバカっ話はだいたい次のとおりである。
1.ゼウスの末裔たち 給食の話。脱脂粉乳だのミルメークだの
2.アリアドネの糸 遊びの話。ゴムとび、リリアン、鉄棒、スーパーボール、じゃんけんほかほか北海道とか
3.トロイアの贈り物 モコモコアイス、わたなべのジュースの素、切手収集
4.ヘラクレスの棺 遠足、運動会、修学旅行、ダルマストーブ
5.メデューサの呪い 学研の「学習」「科学」、体育館で見た映画、ポートボール
6.スピンクスの問い 言葉遊び、なぞなぞ
7.パンドラの真実 夏祭りの型抜き、夏休み<肝油、ラジオ体操、昆虫採集>
ここに書いたのは内容を省いているが、かなりバカな話をしている。
と、客観的にみるとそう思うのだが、通常酒場ではだいたいバカな話をしているので、多分、自分が酒を飲んで話をしているのを冷静に観察すると、相当おバカさんに見えるのだと思う。
物語は最初ワインの話から始まって、次にバカっ話になり、そこから近頃起きた事件の話となる。
もちろんその事件はフィクションである。
そして、そこからこの物語の探偵役である美人大学院生・桜川東子(はるこ)が登場する。
各短編の題名がギリシャ神話にちなんだものであるが、東子は3人が語る未解決の難事件を、ギリシャ神話の大多淫な解釈で謎解きをするのである。
これもまあ冷静に考えると、そんな都合がいいようにいくか?とか突っ込みたくなるのだけれど・・・
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