今年の7月に発生する第1化のサツマニシキは例年と何ら変わらない発生量でしたが、その後に発生する2化目の幼虫が大量発生してホストであるヤマモガシの全てを丸坊主にしてしまいました。
それも山にある全てのヤマモガシを丸坊主にしちやったんですよねぇ・・・
と、言うことでサツマニシキの幼虫はエサ不足に陥り、その殆どが共倒れ。
何とか成長の早い個体だけがヤマモガシを降りることができたようですが、それでも、その数は多くはなかった。
そこで2化が発生する時期に出かけてみたのですが、見かける個体の全てが♂。
そりゃ、そうですよね。
だって♂の方が早く成熟するので・・・
そんな状況だったので今日はサツマニシキの幼虫を確認に山へと出かけて見ると、ヤマモガシの葉には多くの食痕が残されていました。
いやぁ・・・
本当に良かったです。
と、なると・・・・
次は幼虫の確認です。
サツマニシキの幼虫は弱いながらも巣を作り、その中に隠れてる。
でも、越冬巣と呼んで良いのかは微妙なところ。
で、その巣を開いてみると・・・・
分かりますか?
👉で示した先に小さな幼虫が写ってるんでけど・・・
って言うか、分かり難いですよね。
そんな方のために、次の画像をどうぞ。
黄色の枠の中に2頭の幼虫が写っています。
が!
それでも、イマイチ。
と言うことで、その枠の部分を拡大してみました。
どうですか?
これだとサツマニシキの幼虫が分かるかと・・・
ホント、今の時期は幼虫が小さく営巣した巣は直ぐに見つけられても、そこにいる幼虫は老眼鏡が無いと、このCherryには難しい。
まぁ、そんな無駄話は別にして・・・
2化で共倒れをしかけたサツマニシキでしたが、今日、その状況を確認してみると例年と変わらない幼虫の数でした。
と言うことで・・・・
来年もサツマニシキの乱舞が見られそうです。